劇場公開日 2021年10月1日

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護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価

全344件中、241~260件目を表示

3.0まさかこの人が!でもやりすぎ!

2021年10月5日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

久々の邦画本格ミステリーというか、サスペンスを期待して鑑賞。震災と生活保護という重い
テーマが物語の本筋。その中で起こる猟奇的殺人に隠された強い家族愛がラストで泣かせると思いきや、いくらなんでもやりすぎ感があり。殺し方が半端ない。しかも2人も。死刑確実。
原作は読んでないけど、脚本に無理があったのかなあ?役者さんは良かったですよ。佐藤健の
刑務所上がりの表情の凄み。鉄板の刑事役阿部寛。やっぱり完璧な清原果耶ちゃん。市役所職員がメインだが、高校生のシーンでは一瞬でそう見えるところが凄い❗️自転車の2人乗りのシーンの笑顔が印象的。阿部寛のバディ林遣都は
少し演技がうるさくて相性が悪かったように思う。結局誰が誰を護りたくて、誰が護られなかったのか?自分的には真犯人は自らを犠牲にしてまで、社会全体に生活保護の実態を伝えたかったのだと思う。あと、最近よく使われるコンテンポラリーダンス。意味ありげで特に何もない。大体。😅

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アロー

5.0人生捨てたもんじゃない〜カンちゃん〜

2021年10月5日
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鑑賞方法:映画館

見応えありました。

生活保護申請……。
そっかぁ、本人の意思決定がないと申請できないのか…。

それを逆手に取る職員。

これからの、日本のあるべき姿を考えさせられる作品でした。

演技に引き込まれ、見たあとに少し心が“ズーン”ときました。

違った意味で泥臭い、あんな佐藤健さん初めてみました。

とても、素晴らしい作品で出会えて感謝です。

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minbk

4.0#ただいま

2021年10月5日
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3.11 あの日の震災は色々な人の人生を変えてしまったモンスターだったんだ。

生活保護の必要な人や護るための制度、それを逆手にとった不正受給者達。
上からの闇の圧力とそこに所属している職員の葛藤は知られざる問題。
本当に護られ無いとならない人々の何割助けてもらえたんだろうか・・
震災、生活保護を題材としていてとても考えさせられるメッセージ性の強い作品でした。

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結

3.0清原果耶は前髪を下ろした方がいい

2021年10月5日
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ラストの阿部寛と佐藤健の関係を無理矢理繋げる辺りは本当にいらない‼️

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ムーラン

4.0護りたくても護れなかったモノ

2021年10月5日
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鑑賞方法:映画館

東日本大震災をきっかけに、知り合った3人(利根、カンちゃん、ケイさん)を中心に話は進みます。

震災による被害者
生活保護を受ける人
生活保護を受けたくても受けられない人
生活保護の担当を担う福祉関係者
それぞれ護りたいモノ、護れなかったモノがあり、葛藤しながら生きている。

今は、普通に看取られて死にたいと思っても、出来ない。
死ぬときは1人だから。
みたいなセリフがあり、確かに孤独死も増えている現状。

結末は「まさか……」と予想外でしたが、3人(佐藤、倍賞、清原)の演技力に魅了され、感動し涙しました。
清原果耶さんは、ココ最近注目している女優さん。表情が表現力が、素晴らしいです。益々成長が楽しみです。

最後の海辺のシーン
瀬々監督らしく、最後の感動シーンでも涙……

「震災は猛獣」
全てを破壊する
色々な意味で、自分の事しか考えていない人も、今の社会に生きる猛獣達ではないでしょうか?

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くろすけ

4.5表情が語る

2021年10月5日
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震災と生活保護をテーマとしたサスペンス。
最後まで油断できない秀逸な映画でした。
阿部寛さん、佐藤健さん、清原果耶さん、倍賞美津子さんのそれぞれの表情を映す描写が多いのですが、全てが緻密なストーリーが含まれていて引き込まれました。
汚名を挽回しちゃダメですね、どんな意味で使われた台詞なのだろう。。

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oracle

3.0感動巨編ではなかったが・・・

2021年10月5日
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鑑賞方法:映画館

意図的なミスリードなのかそういった方向性なのか、予告から感じた感動大作の印象からはやや外れ、どちらかというとまっとうなサスペンス映画であった

震災の被害から現在に至る中で浮き彫りとなった、生活保護や身寄りのない弱者に目を向けた部分はまさに今の時代に見るべき内容、知っておくべき知識なのではないか、たとえそれが脚色された内容だとしてもだ。

前半の導入部が長く物語が動き出すのが遅い、サスペンス部分にひねりが無く展開が読めてしまう、時系列が(混乱するほど複雑ではないが)わかりにくい、劇場用作品としては展開が大人しすぎる点は残念であるが、そこに重きを置いて鑑賞したわけではないので落胆は薄い

主演の二人の演技もさることながら、倍賞美津子の演技と存在感は見事としか言いようがなく、ただ居るだけで目頭が熱くなってしまうのはおばあちゃん子だった自分だけではないはずだ

野外劇場のダンサー、あれは・・・何だったんですかね?

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ナッコー

4.0とても辛い作品

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

悲しい

怖い

難しい

天災と人災と犯罪が襲ってくる
胸が痛い、とても苦しい、救いは有るのか?果たして担当者は悪いのか?
俳優陣の名演が素晴らしかった

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daikokumai

4.5令和版『砂の器』

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

泣ける

佐藤健の迫真の演技、阿部寛の抑えた表現がぶつかり合う。周りを固める脇役たちも作品の質を高めていると思う。
個人的には、宮園真琴(西田尚美)の勤務する学習塾で、阿部寛演ずる笘篠刑事が別れ際に言ったセリフに涙腺が崩壊した。話の大筋にはあまり関係ないところなのだけれど。

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ROKUx

4.0切ない

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

たまたま時間が合ったという理由で、予備知識なく鑑賞。
重厚でサスペンス要素もありながら、東日本大震災の後の、大切な人を亡くした人たちの悲しみを軸に描かれる。
佐藤健の演技が素晴らしくて、悲しみを讃えた無表情の中に、数度だけ見せた笑顔が、この映画の光だったように思う。

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ちちち

3.5原作よし、俳優陣よし、そして考えさせられます。

2021年10月4日
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震災が起こした人々の心の問題、生活保護の社会的問題、そして家族を思う気持ちや、色々な事を考えさせられました。
俳優陣も最高で、演技派揃い!
桑田さんのエンディング映画にピッタリ。
あっという間にの2時間でした。
3.5にしたのは、真犯人が誰かがかなり早い時点でわかってしまう演出かな。
きっと中山七里さんの原作だと、この辺の演出はもっと面白いんだろうな。
ただ、最後の結末は、やっぱり中山七里さんぽくて、個人的には好きです。

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寅

4.0うん、予想以上に深いテーマです。

2021年10月4日
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流石は、瀬々監督です♪この映像がどう繋がるのか?って毎回、監督の映像の積み上げ方に感服します。単なる、ミステリーに留まらない。皆が目を背ける社会の影を浮き彫りにしながら、事件の関係者の心を救う内容に涙します。

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酒呑童滋

3.0怖がらずに正直に

2021年10月4日
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鑑賞方法:映画館

特にここ数年の作品について評価が高い瀬々監督、今作についても「PRO」がお三方揃って4.5と満点に近い評価ですが、怖がらずに正直に書くと、私は瀬々監督の作品が少々苦手です。
社会派寄りの作品が多く、特に弱者を題材に「きちんと目を向けなければ知らないままにされてしまうそうな、小さいけど根深い問題」を丁寧に取り扱う部分は素晴らしいと思いますし、だからこそ毎回鑑賞するのですが、、
どうも作品としてはエンターテインメント性が強く、社会的な問題部分はあくまで感動のための「ネタ」になってしまっているように見えるし、さらに「悪(側)」の描き方に必要以上の悪意を感じ、反って白けてしまいます。なんなら、もっと淡々とした感じの方がリアリティがあっていいような気がするのですが、、それじゃ「殺人」事件にまでの動機づけに弱すぎるんでしょうね。
まぁ、映画っぽいと言えばそうなのだと思いますし、同様の感じの監督は他にも思い当たりますし、否定を前提にするつもりはないのですが、観終わって「ああ、やはり今回もこんな感じか」と思ってしまうのです。

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TWDera

4.0正義と悪は、表裏一体

2021年10月4日
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人は、立場によって 正義が 違う 護りたくても守れない ジレンマ ただ間違った方法では、解決はしない!

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評論家レイ

3.0社会派ドラマとしてなら見れます。

2021年10月4日
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高評価レビューも多く、予告編も良さそうなので期待して見てきました。
悲惨な震災と生活保護という現実的な舞台の中での殺人ミステリーです。
社会派ドラマとしても見れますが連続殺人の動機が個人的には共感しにくかったです。
ネタバレになるので詳しくはいえませんが生活保護担当者が次々と犠牲になる理由が弱く感じました。
しかし生活保護が生活困窮者の最後の砦になる重要性、詐欺行為の実態や生活保護辞退者の現実が理解できる構成は興味深かったです。
出演者は皆さん熱演で見ごたえはあり特に佐藤健の演技はリアルで特に眼力が凄かったです。
社会派ドラマとしては見る価値はある良心的な作品ですが猟奇ミステリーとしては少し微妙でした。

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Yoji

5.0タイトルの意味が後半でわかる

2021年10月4日
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生活保護、3/11について見直しが必要であるという問題提議の作品。
思慮深く考えさせられた。

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chanta

3.0もうそろそろ

2021年10月4日
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個人的には3・11を素材にした商業映画は終わりにした方がいいのではと思っている。

確かに風化させてはならないのだろうし、今後の教訓とすべき事も多く残したのだろうが、そういったものは今後は報道やドキュメンタリーを通じてで良いと思う。

当事者達もいつまでも立ち止まっていられないだろう。

さて、本作についてだが、まず清原果耶の配役に疑問符。製作のアミューズの現在イチオシなのは分かるが、一方で朝ドラのヒロインを務めながら連続殺人犯を演じさせるというのはどうなのか? しかも、まだ19歳なんだから、まだしばらくは汚れ役はさせる必要はないのでは? 少し、焦り過ぎなのでは?

この作品、主役は佐藤健なのだが、真の主役は倍賞美津子。
実際、全ての出来事が彼女をきっかけにして展開する。
大ベテランには失礼ながら、華を打ち消して生活困窮者の役など務まるのかと思っていたがしっかりと表現出来ていた。

もう一つの作品テーマである生活保護の申請実態についての描き方は丁寧で良かったと思う。言わば、タブーの題材の実相を伝えるというのはなかなか難しいとは思うが、ありのままを伝えようという感じが見えて好評価。

サスペンスの面とヒューマンドラマの側面が今一つ上手く絡み合っていない印象があったのは、原作というより脚本の問題なのかな? という感想を抱いた一本。

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藤崎修次

4.0基本コメディ感動系が好きですど こういう考えさせられる映画も いい...

2021年10月4日
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基本コメディ感動系が好きですど
こういう考えさせられる映画も
いいですね。見応えありました。

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hirorin

3.0地域住民の訴え

2021年10月4日
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東日本大震災と生活困窮を絡めたストーリー。

生活保護世帯って結構な数がいると聞いた事があります。
その上で東日本大震災という超イレギュラー。
現在も新型コロナウイルスという脅威が行政を混乱させてますが、その当時の東北地方は忙しいという言葉では片付けられなかったのでは。

その上で地域住民一人一人に親身な対応はまず無理だが、だからといって今作の様な対応もおかしい。

母子世帯の母がケースワーカーに訴えるシーンなんかは考えさせられますね。
生活困窮者自立支援事業というものが市の必須事業でありますが、そういったものがあってもどういうものか地域住民が知ってなくちゃ意味がない。
こういう地域住民の声を聞きながら、市役所関係課と社会福祉協議会は連携し皆が必要なものを具現化していかなければいけないのです。

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ノビ

4.0宮城の過去と現在

2021年10月3日
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鑑賞方法:映画館

地元、宮城の至るところでロケを行った映画。観ていて、これは〇〇だなぁとロケ場所を考えながら、佐藤健、阿部寛、清野伽耶らの演技の上手さにスクリーンに惹きつけられた
普段善人を演じている役者達が、悪役を演じていることが物語に深みを与えている
しかし、いくつかの残念な点も…
2011年と2020年を行き来しながら物語が進んでいくが、この場面はどちらの話かが、佐藤健の髪型も服も変化があまりないのでわからない
何年かとあえて表示しないことにしたのが監督の意図かも知れないが、佐藤健の外見でわかる様に髪型や服装に変化を加えれば、もっと良い映画になっただろうに
例えば、韓国ドラマ「ジキルとハイドに恋した私」で主演がひとりで二役を演じ分けているが、佐藤健にも9年という時の流れを演じ分けて欲しかった
東日本大地震を体験し、今、生活が困窮して生活保護受給をしている方やしようと思っている人達に観てもらいたい話だが、実際には映画を観る余裕はないのだろうと考えさせられてしまった

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アップル