護られなかった者たちへのレビュー・感想・評価
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アイ・アクティング
殺人事件にはちょっと無理があるかなぁ
あっという間に
まさかこの人が!でもやりすぎ!
久々の邦画本格ミステリーというか、サスペンスを期待して鑑賞。震災と生活保護という重い
テーマが物語の本筋。その中で起こる猟奇的殺人に隠された強い家族愛がラストで泣かせると思いきや、いくらなんでもやりすぎ感があり。殺し方が半端ない。しかも2人も。死刑確実。
原作は読んでないけど、脚本に無理があったのかなあ?役者さんは良かったですよ。佐藤健の
刑務所上がりの表情の凄み。鉄板の刑事役阿部寛。やっぱり完璧な清原果耶ちゃん。市役所職員がメインだが、高校生のシーンでは一瞬でそう見えるところが凄い❗️自転車の2人乗りのシーンの笑顔が印象的。阿部寛のバディ林遣都は
少し演技がうるさくて相性が悪かったように思う。結局誰が誰を護りたくて、誰が護られなかったのか?自分的には真犯人は自らを犠牲にしてまで、社会全体に生活保護の実態を伝えたかったのだと思う。あと、最近よく使われるコンテンポラリーダンス。意味ありげで特に何もない。大体。😅
人生捨てたもんじゃない〜カンちゃん〜
#ただいま
護りたくても護れなかったモノ
東日本大震災をきっかけに、知り合った3人(利根、カンちゃん、ケイさん)を中心に話は進みます。
震災による被害者
生活保護を受ける人
生活保護を受けたくても受けられない人
生活保護の担当を担う福祉関係者
それぞれ護りたいモノ、護れなかったモノがあり、葛藤しながら生きている。
今は、普通に看取られて死にたいと思っても、出来ない。
死ぬときは1人だから。
みたいなセリフがあり、確かに孤独死も増えている現状。
結末は「まさか……」と予想外でしたが、3人(佐藤、倍賞、清原)の演技力に魅了され、感動し涙しました。
清原果耶さんは、ココ最近注目している女優さん。表情が表現力が、素晴らしいです。益々成長が楽しみです。
最後の海辺のシーン
瀬々監督らしく、最後の感動シーンでも涙……
「震災は猛獣」
全てを破壊する
色々な意味で、自分の事しか考えていない人も、今の社会に生きる猛獣達ではないでしょうか?
表情が語る
感動巨編ではなかったが・・・
意図的なミスリードなのかそういった方向性なのか、予告から感じた感動大作の印象からはやや外れ、どちらかというとまっとうなサスペンス映画であった
震災の被害から現在に至る中で浮き彫りとなった、生活保護や身寄りのない弱者に目を向けた部分はまさに今の時代に見るべき内容、知っておくべき知識なのではないか、たとえそれが脚色された内容だとしてもだ。
前半の導入部が長く物語が動き出すのが遅い、サスペンス部分にひねりが無く展開が読めてしまう、時系列が(混乱するほど複雑ではないが)わかりにくい、劇場用作品としては展開が大人しすぎる点は残念であるが、そこに重きを置いて鑑賞したわけではないので落胆は薄い
主演の二人の演技もさることながら、倍賞美津子の演技と存在感は見事としか言いようがなく、ただ居るだけで目頭が熱くなってしまうのはおばあちゃん子だった自分だけではないはずだ
野外劇場のダンサー、あれは・・・何だったんですかね?
令和版『砂の器』
切ない
原作よし、俳優陣よし、そして考えさせられます。
うん、予想以上に深いテーマです。
怖がらずに正直に
特にここ数年の作品について評価が高い瀬々監督、今作についても「PRO」がお三方揃って4.5と満点に近い評価ですが、怖がらずに正直に書くと、私は瀬々監督の作品が少々苦手です。
社会派寄りの作品が多く、特に弱者を題材に「きちんと目を向けなければ知らないままにされてしまうそうな、小さいけど根深い問題」を丁寧に取り扱う部分は素晴らしいと思いますし、だからこそ毎回鑑賞するのですが、、
どうも作品としてはエンターテインメント性が強く、社会的な問題部分はあくまで感動のための「ネタ」になってしまっているように見えるし、さらに「悪(側)」の描き方に必要以上の悪意を感じ、反って白けてしまいます。なんなら、もっと淡々とした感じの方がリアリティがあっていいような気がするのですが、、それじゃ「殺人」事件にまでの動機づけに弱すぎるんでしょうね。
まぁ、映画っぽいと言えばそうなのだと思いますし、同様の感じの監督は他にも思い当たりますし、否定を前提にするつもりはないのですが、観終わって「ああ、やはり今回もこんな感じか」と思ってしまうのです。
社会派ドラマとしてなら見れます。
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