「タイトルなし」護られなかった者たちへ ともさんの映画レビュー(感想・評価)
タイトルなし
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面白いとは言えない。考えてしまう、悲しい話だった。出てくるみんなが何か悲しい事を経験していて、悲しみから事件を起こす人がいて。
どうしようもない悲しさが架空ではない、日本で起きている現実なんだな、と観る方も悲しくなった。
伏線が見事に回収されていき、時間を忘れてのめりこんだ。1番はトイレに捨てられた子供(佐藤健)が、水が怖くて海に飛び込めなかった、見捨てたんだって時。
「水音が聞こえるようになった」ってすぐに浮かんできたもの。
黄色の上着も2つの伏線が見事回収。最後の告白につながる。
阿部寛も素敵な役者さんだな。佐藤健はまた別人になって、悲しさが背中からにじんでる、姿勢から箸の持ち方から違う人になる、恐ろしい俳優さんだ。
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