劇場版 きのう何食べた?のレビュー・感想・評価
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誰かと暮らすこと…
漫画は未読。テレビドラマはみてました。
シロさんとケンジ、小日向さんとジルベール
悩みもありますが、仲良く過ごして欲しいと思います。
佳代子さんの孫の誕生に、過敏になるジルベールの気持ちも
わかります。
シロさんの母親の気持ちもわかなくはないです。
でも、遠い土地で一人暮らししている息子がいる身としては、
側に支え合う人がいるって、安心だなって思いました。
男であれ女であれ、ルームシェアみたいな形でもいいな〜なんて
思ったりしました。
誰と暮らしたって、思いやりがなければ上手くいきませんよね。
美しい物をみて、「きれいだね」って言える人が側にいることは
幸せなんですよね。
法律に携わる人の言う事ではない!
両親の為に土下座するのは現実的では無い。キャラクターの設定なんだろうが、メガネ掛けたキャラクターが一方的に差別されていると感じた。
林檎のキャラメル煮が美味そうだけど、僕の世代は糖質制限を考えねばね。
新小◯駅のアーケードにある近所のスーパー(中◯屋)には良く行っていた。その関係でこのドラマを見るに至る。でも、残念ながら、廃業したようだ。
性的なマイノリティに付いては不問だが髭は剃って貰いたい。
また、この年代だった頃の自分の経験から、両親に対する気の使い方はやっぱり可笑しいと感じる。両親が差別的にそう感じるのは仕方ないが、愛する者の為には、当該当事者の四郎さんは話すべきではない。愛する者がいれば、両親なんかどうでも良いと感じるが。普通はそうだと思うが。違うかなぁ?
黒豆の煮物って時間だけなのかなぁ。8時間を時短出来る方法があると思うが。
母親を『おかあさん』って言う言い方がマザコンに見える。勿論、キャラクター設定であるとは思うが、だから、そんな事を話すのかなぁ?なんか違うよな。デフォルメだよね。でも、新◯岩の住宅街って正月はつまらない所だよ。
『悲しくない葬式ってイイね』本当に良いよ♥
生物学的に考えると、同じ同性愛であっても、染色体の事や男性には生殖能力がない事を考えると、物理的な男どうしはいづれ淘汰されるかもしれない。残念な事だが、いずれ、物理的な男性がこの世から消える時が来るように感じる。残念な事たが。つまり、少女終末旅行はあっても、少年終末旅行は無いと思う。
『これからは貴方の家族を大事にしてね。』つまり、自身を大事にすると言う事だ。
劇場版 きのう何食べた?
ドラマは未鑑賞、テレビで本作を観ました。
シロさんとケンジの日常が、お互いを自然と思い合っていてとてもあたたかくて、また周囲の人も同じようにあたたかくて、とても癒やされる作品でした。
こんなに素敵な2人なんだから、私としては、2人がしたいと思ったときに、ツーショットも撮っていいし、指輪も付けていたらいいと思うけど…2人にとって、自分たちのために決めてることなんだろうな。
今どき、好きな人がいて、その人と思いが通じ合って、ずっと一緒にいたいと思い合えること、それが続いていくことは本当に尊いことだから、性別も年齢も国籍も何にも関係ないと思うけど、この作品のシロさんのお母さんを見て、そんな感覚も今の世代だからなのかなと思うと、ありがたい環境で育ったのかもと思いました。
ドラマシーズン2が楽しみです!
劇場版かぁ
原作はレンタルコミック、雑誌のサブスクで既読。テレビシリーズも済み。
BLというか、元祖おっさんずラブとも言える作品。
でっ、劇場版・・・・うーん、テレビシリーズは40分枠、CM入れればもっと短い。それ故の気軽さで見られたけど、流石に2時間は長いかなぁ。だって、冒頭の京都旅行以外はテレビシリーズのままのノリ。
まぁ、かといって途中で出て来た刑事裁判をメインに、真相を追う西島秀俊、目撃者か何かで事件に関わる内野聖陽ってなったら、それはそれで違うしw
まぁ、正直な感想。スペシャルドラマで良いんじゃね?って内容。流石に劇場でレシピを語るシーンを想像すると「うーん」。
お話的には、ドラマを見てた人なら星3.5。ただ、劇場で料金出してって思うと星2ってところか。
変わらぬ二人
テレビドラマのみ視聴、原作は知りません。
ドラマスペシャルでも良かった気はするけど好きな作品なのでどんな形でもまた二人に会えたのは嬉しかったですね。
シロさんとケンジのやり取りも良かったけど、小日向とジルベールも良かったな。
相変わらず役者さんそれぞれの芝居が見事だったと思います。
少し不満を挙げるなら料理もまた主役の一つなんだけど、部分的に3分クッキングの様な料理番組を映画サイズで見せられてもなぁというのはありましたね。
そこが「きのう何食べた?」だからこそのシーンではあるけども、料理の作り方は少し端折って作る所もレシピ紹介というよりは作ってる風景をドラマとして描いて欲しかったかな。
まぁでもドラマ版と変わらず、コメディな部分がありつつ、ゲイとしての悩みがあったりと、今回はお互いの勘違いも面白かったな、全体としてほっこり観られ楽しめました。
また続きをやって欲しいですね!
誰といるのが大切なのかを考えさせられる
ドラマのテイストのまま劇場版になった感じですね。価値観の違い、世代間ギャップなど、改めて考えさせられます。しろさんがケンジを実家に連れて行ったことでケンジとギクシャクしてしまうけど、もし、しろさんが連れて行ったのがしろさんよりずっと年上の女性だったら?外国人だったら?あのお母さんは何と言うのでしょうか?凝り固まった価値観は人を不幸にしてしまうのかもしれないですね。大切なのは世間体や血の繋がりばかりを気にするのではなく、誰と一緒にいるのが一番に考えるかを改めて思い出させてくれる作品でした。コミカルな要素はテレビ版そのままにシリアスな部分もちょうど良いボリュームで入ってたので、肩の力を抜きながら見ることができました。年齢が近いせいか、しろさんとケンジにとても感情移入しやすかったです。原作・テレビ版を知らない方にも観て頂きたい一作です。
“誰かのうれしいはやっぱりうれしいじゃん”
恋愛映画はこうあるべきだよね、といいたいくらい
本当に純粋でリアルな美しい愛がみえた。
LGBTQ +などジェンダーに対する多様性は少しずつ広まってはいるが、まだまだ本当の意味での理解は薄く、どこか他人事として捉える人や普通じゃないとカテゴライズする人も多い。
それでも、好きなものは好きで、好きがゆえにうれしいこともあれば不安に感じることもある。
人が人を好きになることに、性別は関係ない。
だからこそ、同性愛だからできないことや公にできないことがあることが悲しいのでもあるが…
たとえ自分が普通じゃないと言われても、
“誰かのうれしいはやっぱりうれしいじゃん”
と言える賢ニの強さは尊敬する。
私も、誰かのうれしいを同じようにうれしいとかんじられる人間でありたいと思う。
イチャイチャは、たまにでいい。
お話自体はとても面白かった。
相変わらず役者さんの演技、空気感、アドリブ感、原作未見ドラマ版オンリーの自分でもスッと入れる世界が映画でも作られていた。
ケンジやシロさんがお互いを心配するあまり激昂するシーン。目の潤みや手の震えが大きなスクリーンで大写しになって、上手いなーと思った。
お料理も美味しそうだった。
とはいえ、アクアパッツァとか教わるところ、狭い台所で3人で手分けして料理って無理あるだろ、とも思ったけど。
私の好みの問題だと思うが、
映画なのでエピソード、イベントたくさん盛り込んだからだと思うけど、
すれ違い→仲直り→イチャ
このイチャが、私には多すぎた、見てて恥ずかしかった。
大画面がそれを一層強く感じさせた。
決してベタベタしたイチャではなかったので、単に一個人の趣向の話だろうと思う。
個人的には、この話を薄めて特番2時間枠✕2回分くらいにして、それぞれのエピソードをもっと丁寧に時間割いてくれるくらいが私にはちょうどいいと思った。
脚本の改悪がひどい
■脚本
多方面に差別飛ばしてる感じの内容がひどすぎた
1 佳代子さんが孫を産まれたことを伝えたシーン
ジルベールが「気に食わない」「意味わかんない」と。
いや、原作、あのシーン、ジルベールは自分の買い物に行ってかよこさんが来てこれ幸いとばかりにいなくなったし、そのあと、帰宅した時
「あれあのおばさん帰っちゃったの?ケーキ買ってきたのに」とおちゃめな場面がある。
ジルベールは、こんな、人を傷つけるようなこと言わんだろ、と。
子供を産んで幸せな人に対して失礼な発言だと思う。
2小日向さんが「3日もジルベールが帰ってない!」的発言をするも、その日のうちに、「見つかりました。」と言った発言をシロさんにLINEで通告。
原作だと小日向さんの「1ヶ月帰ってこない」「前も確かにあったけど長すぎる…」「ジルベールとの関係を見直そうかと思ってる」シロさんの手を握る、シロさん「!?」みたいなシーンだった。
1ヶ月は確かにまずいし、そのことに対するシロさんの「警察は家族の届けでしか動かない」と言ったまともな発言や、ジルベールが家族から勘当されてるシーンなどがながれ
それでも心配してるんだな!?でも何回もやられてさすがに小日向さん疲れちゃったか…って場面だったのに
映画の小日向さん、ただの迷惑なバカだろ。ジルベールの性格悪すぎる描写にしろ、改悪も大概にしろよ。
3シロさん「俺はこの家帰らない」だけって…それ、ガキじゃないんだからさ
原作だとそのあと「俺が正月に帰るようになったのはケンジに言われたからなんだよ」という発言があって、シロさんのケンジに対する思いやりと、シロさんの母親がハッとする心境の変化が重要なんだよ
あとケンジに「世間から見ると普通じゃない」なんてケンジが口が裂けても言わないようなセリフいわせんなよ!
この安達って人はヘテロセクシュアルへの差別助長しかねない発言してること分かれよ。
原作のシロさん一切、こんな差別発言してないだろ いい加減にしろ
3ケンジの姉妹や母親が押し付けるように田舎に帰ってこい発言する。
なにこの、サッパリからは程遠いネチネチした田舎民のセリフ。昭和かよ。
お母さんこんなこと言わないだろ。もっと原作だと品があるし、ケンジ困らせてるどうしようもない親戚みたいな描写になってるよ!!
あと、最後のレストランでケンジがシロさんに「殺すぞ」発言。
穏やかなケンジがこんなこと言うわけないだろ、しかもレストランでナイフを相手に向けるって、この表現をする人は育ちが悪いだろ。
店側から出禁にされるレベルだぞ。
全然面白くないし、マナー違反だし、素敵なレストランシーンだったのにガッカリしたよ。
4他にも、ケンジがシロさんに「痩せてた方がいいでしょ」発言
これはまあ、ちょっと気にしすぎたかもしれないが一応書いとく
原作のシロさんが好みなのはガチムチ系だ。
5あとなあ…シロさんの俳優なあ…
真面目すぎて性格悪くなってる系のキャラを他の映画でやりすぎてるせいか、原作より1.5倍 性格悪くみえる 脚本の改悪も相まって残念すぎる
シロさん役の人「クリーピー」の時は最高に良かったよ 融通きかないおかしい真面目人間がよく演じられてた。あと、人に対する思いやりがない感じも良く出てた。
6美容院の若造
これは演技指導の問題かな
とりあえずもの食べたまま口開けて話すな、肘を着くな
マナー違反満載 原作こんな表現ないだろ ただの気持ち悪い人間でしかない
うん こいつはタブチくんではない。
■良かった点(ここがあるから評価は3!正直、脚本だけなら0でもおかしくないと思った。少なくとも自分は終始不快な思いをしてた。せっかく楽しみにしてたのに!)
・ケンジ
ほんとに癒される 可愛らしさにますます磨きがかかった演技
金髪も素敵だし良かった
レストランのナイフ事件は黙殺した。
・佳代子さん
美人だよなあ。可愛いよなあ。すこ。可愛い。
・ジルベール
嫌味な感じが最高。脚本のせいでろくでもないことになってたけど、演技が本当に素晴らしい。(つーか小日向さんがガチムチ感足りなすぎる分、ジルベールは脚本以外の演技は本当に原作に忠実だと思う)
手をバタバタさせるの可愛かった。
以上を踏まえて3にした。はあ…。なんか、とりあえず原作読んでイメージ直します。
親の反応がリアル
友達にもゲイの子がいるので家族のリアルな反応は聞いてきたけど、ドラマ版だと賢二を受け入れたように見えた史郎さんのお母様が劇場版では……な感じなの、リアルだなぁと思いました。
親からの拒絶とか否定、それを自分ではなく大切な人にされると感情が100%読めない分不安だし怖いし、史郎さんも賢二も辛そうで…。だいたいほのぼのしているこの作品にしてはなかなか突っ込んでんな…とびっくり。
でも噛み砕いて、最終喉に引っかかっていても飲み込まないといけないのがオトナなんですかね…時間と言う薬も、この問題に関してはなかなかに無力。
自分で落とし所見つけるしかないけど…今回史郎さんがお母様にちょっとキツい言い方をされて、前置きはあったけど今までのドラマだと絶対入れないよなぁとヒヤヒヤしながら鑑賞。
賢二のお母様お姉様はなんだか優しい雰囲気で良かったなぁ、あぁ否定されず受け入れられてた賢二にとって、今回の史郎さんのお母様の言葉はなかなかに辛い…
ノーマルの私ても、だいぶ年上の方と話していると男とか女とか嫁だとか孫だとか、昔の人が作ったレールにみんなが皆乗れないよ…個性大事にしてこうよ…って伝えたくなる、でも届かないから伝えられない…だからって怒る訳にも行かない。
難しいーーー!
ドラマシリーズが好きで見に行きました。 いつも通りのくすっ笑えて、...
ドラマシリーズが好きで見に行きました。
いつも通りのくすっ笑えて、食事が美味しそうでした。
映画でなくても良かったかな。
途中の義実家問題で色々思い出してしまって、凹んだまま映画見終わってしまった…
笑えた!でも、笑えるだけじゃない
SixTONESファンなので松村北斗くん目当てで観に。ドラマ版をNetflixで予習済み
ドラマのときから評判になっているのは知りつつ、なんとなく観ないで来たけど、観てみたら面白くて、映画も期待して行ったけど、期待どおり面白かった
※北斗くんがシロさんケンジの関係を揺るがすとの触れ込みだったけど、揺るがしはほんの一瞬で、シロさんケンジメインのストーリーでした
ジルベールと小日向さんのヘンな上下関係、
すきすき全開のケンジとさりげなくかわしつつ嬉しそうなシロさん、
近所のとみながさんのストレートな物言いだけどなんか憎めないとキャラ、
随所に笑いポイントがあった
他の人も結構笑っていた。根強いファンもいるのかな。
終始ネタが散りばめられてて笑うポイント多めだけど、ケンジがシロさんの親から来ないでといわれてショックを受けたり、ケンジが病気かと思ってシロさんが本気で心配したり、真剣に見入ってしまうシーンもあり。テンポ良く話が進んでいって退屈しなかった
シロさんはいつも冷静で常識人、間違ったことはそうじゃないと言える人だけど、世間の「普通」から外れていると(本人は)思っていることや親から許容してもらえない経験から、
少しの困難にぶつかった時に簡単にやっぱ辞めた!って引き返して気持ちに蓋をしてしまう。ホームレスの弁護を引き受けた裁判で「自分なんかが言うことは信じてもらえない」というホームレスの言葉に自分を投影して生きづらさを感じ、その後チャンカワイの言葉で前向きさを取り戻す。
日常で起こる出来事によって左に右に揺れ動きやすい心情に、気持ちのか弱さを感じて、なんだか応援したくなってしまう
最後お母さんが「今度ケンジ連れて来なさい」とか言わなくてよかった。そんなポップでハッピーな話にはせず、それぞれ生きていくけれども少し気にかけてあげる、思いやる、それが少し生きづらさを和らげるんだなと感じた。。
内野聖陽さんがすごいケンジで良かった
ドラマは観てないんだけど、内野聖陽さんがいいよとかよくないよとか色々聞いて観に行った。
内野聖陽さんの演技すごい良かった。
わかんない。この演技が計算の上でなされてるのか、内野聖陽さんの自然な演技がこうなってるのか分からないけど、
ケンジの、「普段はちょっとウザイくらいなんだけど、実はすごい魅力的な人物」だっていうのが、
すごい作品の中で表されてて…。
すごい。
DVD欲しい。
家に置いて、時々見返したい…。
いや、ほんと、劇場行って、思い返して、ケンジの魅力に思いを馳せて欲しいから、感想として言うの、すげー野暮だな、と、思うんですが、
「シロさんだってそっちの方がいいでしょ」
の、
破壊力!!!!!!!!!
は?萌えるが。
ってなったよね。
そうなんだよ!ケンジはそーゆーのサラッと言っちゃうやつだよ!!!!!!!そんで、この誘ってるか誘ってないかのバランスがさいこう。
シロさんにもグッサグサに刺さってる事でしょう。ケンジのこと幸せにしてやってくださいシロさんたのむ。あとシロさんも幸せになってください。ケンジかわいいよね。
ってなりました。
良かった。
ラストも良くてね。
全体通して、シロさんがかっこよくて、ケンジがちょっとアレなとこもある感があってね(だからこそケンジの魅力的なシーンが光るわけだけど)、人間は完璧じゃなくてもいいんだなぁ。
という感じがして。
すごい良かったです。
特別なことはない、日常。
テレビシリーズから観ていて楽しみにしていた劇場版。
うん、ほんわか、ほっこり。
この空気感好きだなぁ。
けどね、、
シロさんが「ケンジがオレの嫁だったとして、正月に嫁を実家に連れてくるなって言われたら、どれだけ酷いことか分かるだろう」
というようなセリフを言うシーンがあったけど、あれが真理だなぁと思った。
40代ゲイで、同じくゲイのパートナーと同棲しているあたしからしたら、なんでもない普通の日常だもの。
仕事に行って買い物して、パートナーとご飯作って一緒に食べて、旅行にも行くし写真も撮る、指輪はしないけど誕生日に外食をして友達ゲイカップルと食事をする(会話はもっとひどいけどね)次の日がくれば、また仕事をする。
そんなありふれた日常。
この映画が「美味しそうなお料理がたくさん出る映画だね!」という評価を受ける日が来ることを願います!
テレビシリーズのファンで、前回のお正月スペシャルではちょこっとエキ...
テレビシリーズのファンで、前回のお正月スペシャルではちょこっとエキストラ出演しました。
それにしても、劇場映画になるとは思わなかったなぁ。
いまでは、西島秀俊といえばシロさん、内野聖陽といえばケンジですね。
いっしょに暮らす弁護士のシロさん(西島秀俊)と美容師のケンジ(内野聖陽)。
しまり屋のシロさんから、誕生日のお祝いにと、一緒に京都旅行に行くことになったケンジ。
だが、家計に厳しいシロさんがこんな豪華な旅行をプレゼントしてくれるなんて・・・と訝しんだケンジの頭には、
浮気、別れ、もしかして重病で死が近い・・・と余計な妄想が湧いて来る・・・
といったところからはじまる物語で、実はシロさんからケンジに対するお詫びだったと打ち明けられます。
そのお詫びというのは、
正月に、はじめてケンジを実家に連れて行ったシロさんだったが、その後、ひとりで実家に戻ったところ、重大なことを両親から打ち明けられる。
正月は和気藹々と過ごしたが、ふたりが帰った後、シロさんの母親(梶芽衣子)が寝込んでしまった。
頭ではわかっているつもりだったが、やはり、同性のパートナーと並んでいるところを見たことが相当ショックだったもよう。
なので、今後は、ふたりで来てくれるな、と。
大したことではないような事柄だけれど、実は厄介なこと。
頭ではわかっているつもりだったが・・・というところが厄介で、いっそのこと、同性のパートナーなんてとんでもない、と頭ごなしに否定される方が楽なような感じもする。
まぁ、価値観というか、考え方の溝というか、そういうものを埋めていくのは、頭ではわかっている・・・方がいいのかもしれないけれど。
映画は、その後も、そんな、大したことではないような事柄だけれど、実は大したこと、のような事柄が綴られていきます。
シロさんのスーパー仲間の富永さん(田中美佐子)に孫ができることをやっかんで、「そんな孫が大切なの」とすねちゃう航くん(磯村勇斗)。
その航くんが数日、帰宅していないと慌てふためく同性パートナーの小日向さん(山本耕史)。
ケンジが同僚の若い男性スタッフと親密な関係では・・・はたまた、病院通いは重病なのか・・・と気に病むシロさん。
これらのエピソードが表わしているのは、日常のちいさな幸せ、そんな幸せはふとしたことで壊れてしまうかもしれない、ということ。
「ぼくたちが感じている幸せは、些細なことで壊れてしまうのです!」というのは、小日向さんがシロさんに向けた言葉なのだけれど、それは同性カップルに限ったことではなく、誰もが皆、ふとしたことで「幸せな日常」は消えてしまうことを、新型コロナウィルスが蔓延し、大変なことを経験したわたしたちは知っている。
それが感じられるいま、スクリーンで他の人々と一緒にこの映画が観られることが幸せなんだ、と改めて感じました。
楽しみでしたが
原作もドラマも好きで追っていたのですごく公開を楽しみにしていました。
オープニングがドラマ同様の曲で嬉しかったです。
内容は原作でも描かれていた話を映画用につなげているような形です。
京都旅行の回では原作でも珍しくカップルらしい二人のデートが描かれており好きだったので
劇場でコメディ感が足されていて楽しめました。
同姓カップルだからだけでは片づけられない内容を劇場でも変わらず相手に伝える・伝えられるのは流石だな~と思います。
ただ、映画が後半になればなっていくほど「シロさん、こんなこと言うかなぁ」という気持ちがすっごく大きくなってきてしまいました。
大きい起承転結のある物語ではないので、映画とする際に仕方がないのかとも思うのですが
ケンジは割とドラマや原作と変わらないのに、シロさんがとても感情的になっているように感じてしまったので評価としては真ん中程度にしました。
良かったー
テレビ放送時には出遅れましたが、一通り見て、最近プライムビデオで再見、からの映画でした。
ケンジがいじらしくて、かわいくて笑。
何度もハグしようとしたり、チューしようとしたりするもシロさんが逃げる。
一度も濡れ場が無いので安心して観れる!
2人のゲイカップルは、微笑ましくて好きだけど、おそらくそういうのは求めていない😅
小日向さんとジルベール、佳代子さんも、面白くて好き。
ドラマ→続編映画はだいたい裏切られるけど、ホッコリ&キュン&ホロリと涙、、、
ケンジ、良かったね!
なんだかんだシロさんはケンジが大好き。
それにいつも、料理が美味しそう。
『ケンジが好きだから、』という調理の理由が愛だなぁ。
観て良かったです。
内野聖陽さん、金髪もカッコいい〜。
追記、梶芽衣子さんはご存命とのことで⤵︎⤵︎他の女優さんと間違えて記憶したのかもしれません。
大変失礼しました。
若い時も美人でかっこよくて、好きな女優さんの1人です。
ドラマ版が好きならOK
終始内野さんの演技が上手くて、そこに目がいきっぱなしだった
ストーリーは、原作にあったエピソード(ホームレス裁判・正月帰省問題・カヨコさんに孫・ケンジの薄毛・田渕くんの恋愛観等)をあちこちにちりばめつつ、これからもお互いを大事にしようね!というところにうまく納めていたと思う。
ただ、尺の割には、ちょっと詰め込みすぎた感はあるかな。
微妙に気になるところと言えば、原作のシロさんと実写版のシロさんの別人度合いがドラマ版よりも更に進んでいたので、そこが気になる人は全体的な流れ自体に違和感を感じるかも?
全40件中、1~20件目を表示