劇場版 きのう何食べた?のレビュー・感想・評価
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料理番組なのかなんなのか。
まぁアドリブ入りの芸にたけた役者ばかりの映画なのでそれなりには楽しめたかな。
ただ、120分は少しばかり長すぎた。
料理番組か、ヒューマンドラマか、どちらかに振り切っていればよかったと思う。
朝ドラ・大河ドラマのデジャブ感はあったけど。
ドラマの映画化のお手本みたい
やたらと壮大にしたり豪華なロケ地にしたりせずドラマ版より尺が長いから少し深い内容に踏み込んで、でもドラマの雰囲気のまま、最後はきれいにまとめるって感じ。
ドラマの内容は薄ぼんやり覚えてる程度なのでどうだったかなんだけど、ケンジとシロさんの意見や考え方の相違とかあった時、シロさんあんまり言葉で表さずじゃあケンジの好きなもんでも作ってやるか!みたいないや言葉にせえやってとこあったんだけど、映画版は本当にこじれた糸をほぐすように丁寧にお互いが向き合っててすごく良かったなって思った。
何か2回くらい泣いちゃったよ…
相変わらずお料理も美味しそうなこと。トーストのザクッて音やばいな〜わさビーフ食べたくなっちゃった。
アドリブっぽい会話もかわいくて良かった。
ジルベール似てる!
原作読了ずみ、ドラマ未視聴。小日向さんと航くん(ジルベール)がイメージぴったりだったので笑った、シロさんとケンジもまあまあ。主に原作に沿った内容で、ほのぼのとした日常や老いとかがテーマだったので、話としては少し盛り上がりにかけるのは否めない。原作ものとしては良作だと思う。
忘れた。記憶力が低下している。
料理とBLを取り合わせたユニークな作品。
一般人が食あたりを起こさないようにBLは極力無毒化されている。
ほんわかした、安心して見れる作品である。
良い点
とくになし
悪い点
・3人が満腹になる量には見えない
オレンジケンジ
原作も新刊が出ると買い、最近19巻が発売されたので購入。もう15年近くも連載してるんだ。うわー、歳月を感じる。どちらかと言えば地味な内容なので、まさかドラマ化され、さらに劇場版になるなんて、想像できなかった。
最初、ドラマの宣伝でケンジ役が内野聖陽と聞いて、正直ピンと来なかった。けど、オンエア見て、あたりだった。いまや、ケンジがかわいくてたまらない。内野さん、あなた以外にケンジはありえません! あと、ワタルくんも、衝撃の再現度。磯村勇斗を配役したのはマジ成功です! 小日向さんはちょっとかっこ良すぎだけど。
料理シーンは、お腹空いてる時に見たらやばい。あさり入りアクアパッツァ食べたい。厚揚げを切るところは、アドリブかな。シロさん、素で笑ってたっぽい。
脚本の安達奈緒子、「透明なゆりかご」、「G線上のあなたと私」、「おかえりモネ」の人だったんだ。これくらいしか見てないけど。どれもゆったりとした、優しい作品。原作ありのものは、世界観を活かしつつ、うまく構成してるなぁ、と感じた。
エンディングのスピッツがとてもあたたかい。オープニングもドラマと同じく、「帰り道」が流れ、スマホの自撮りスタイルで、変化球にしないところが好感↑。あー、またドラマ復活して欲しい。
この作品らしい劇場版
特に新キャラが暴れ回る訳でもなく(登場はするけど)、大事件が起こる訳でもない(京都旅行はケンジには大事件かもしれないが)、この作品らしい劇場版。
映画らしい尺の中で、人生や家族のあり方についてキチンと考えさせるストーリーテリングはたいしたものだが、さて本当に劇場でやる必然性はあったのか…?
内野聖陽の芝居はやはりスゴいが、劇場の大画面で見るとオーバーアクトな気がしないでもない。そういう意味でも、「『劇場版』とは…?」と考えさせられる。
シリーズ見ていれば安心して観れる
テレビシリーズの拡大スペシャル版のようだけど、シリーズを見ていたので安心にキャラクターに入り込めて楽しかった。相変わらず内野聖陽がすごいうまい
しかしごはんが美味しそうだったなあ‥ハラへった
すごく好きな作品
ドラマ、本当にすきで、公開日に観に行きましたが、ちょっとざんねん。
映画だから京都旅行はいいけれど、後半今までの問題を無理やりおおごとにしてる感じがあって
これならスペシャルドラマで年末にでよかったと思う。
今まであんな塩対応なシローさんが病気を疑い涙するシーンも、なんか映画用って感じでしっくりこなかった。
弁護士事務所の誰かとケンジが出会って、その人が二人の仲に気が付くけど見守る、とか
もう少し場面に変化が欲しかった。
面白かったけど?
ちょいちょい理解不能な台詞に変な考え方だな?と首を傾げる。例えば、
「孫って必要?」て台詞、
個人の自由と楽しければいいんじゃね?て自分の存在自体を否定してんのと同じ。それから、
返した言葉も「誰かの嬉しい事は、なんか嬉しいじゃない?」て、一見よさげに聞こえるけどそんな事じゃないと思うんだよね。子孫増やさんと生物は成り立ちません。ていうか、
ようあんだけ些細な事で面白おかしく妄想出きんな?てアホらしなるほど妄想の嵐で自分が当事者ならウンザリするやろね、この映画の脚本書いた人はLGBTQをバカにしているかもしれない、大体ヒョウ柄の上着?旅行すんのに嫌われたくなくて相方に気を使う人が着ないと思うし、観光地で相方を彼氏だと大声は出さんやろ。
LGBTQを気持ち悪いと思う人(内野さんがそんな事TVの番宣で言ってた。)がいる以上、差別は無くならない。みんな虐めてる時ホンマ愉しそうやもんね。
現実とのギャップは抜きにして、先入観なく観ることが出来れば面白いと思いますが。
失礼しました
ドラマも全部見てまして大好きだったので、映画も観たいなぁと思ってはいたのですが、そのうちテレビで放送するだろうからとスルーしてたのですが、映画館のそばに行く用事があり電車賃使ったんだから何か観て帰ろうと思いがけずに鑑賞。
わたしが間違ってました。
これは、一刻も早く劇場にて鑑賞すべき映画でした。
完璧です。
皆さん、映画の上映サイクルは短いです。
急ぎましょう。
真の愛情とは何なのかを再認識させられる映画
内野さんの乙女っぷりが演技とは思えないくらい自然だった。
全体的にはコミカルだけど、パートナーの誕生日や正月の過ごし方をさりげない中にも非常に重んじてる事が心に沁みた。
両親初め血縁家族は勿論大切にしながら、でも、自分のパートナーが血族の誰かに歓迎されなかったら、パートナー側に寄り添うのが真の愛情だと言う事を再認識させられた。
血の繋がらない他人同士が性愛を超越して本当に愛し合うって稀な事だと思うだけにとても心温まった。
内野聖陽の演技の幅にびっくり
内野聖陽さんは、トレンディドラマのイケメン役のイメージがあったので、こんな演技も出来るのかと終始驚きでした。
ただ、
男性同士のカップルの知り合いが幾人も居ますが、
あんなオネエ言葉を使う方は見た事が無いので、、
ちょっとどうなのかなと、、
ゲイ=オカマみたいなイメージを付けるのはいかがと思います。
日本も同性婚が認められるのを願います。
最高!
とにかく笑えて、ホロリとします。
内野さん普段はダンディでイケメンなのに、この映画では見事に可愛い役です。すごい。
西島秀俊が素で笑ってるようなシーンがいくつもあります。
山本耕史と磯村勇斗も最高だし、ケンジの実家のシーンも良い。しろうさんの実家との対比も良い。何度も見たい映画。
生きにくい世の中ですが、幸せな姿にホッコリします。
コミカルの中にも苦しく厳しい選択と優しい思いやりが。
パートナーのケンジをどうしても受け入れられず体調まで崩す母親。
ケンジとはもう会えないと伝えてきた両親に対して「これからの正月はケンジと過ごす」ときっぱり伝えるシロさん。
シロさんが折衷案を取れば両親にもケンジにも寂しさを少しだけで丸くおさまるのでは?両親が気の毒。
と、頭をかすめたがシロさんにとってケンジを否定されることは自分の生き方そのものを否定されることで譲れなかったんだろうな。
後日、何事もなかったように実家を訪れ母親と台所に立つシロさん。
シロさんの両親への繊細な思いやりと「ケンジさんを一番大事に」とシロさんに伝える母親。
親子でも、自立した大人が思いやり合うシーン。
生理的に息子とケンジの関係を受け入れられない母親でも息子シロさんの生き方を否定しない立派さ。
見守る父親。
素敵な両親だからこそシロさんも両親を信じてたんだろうと思えるシーン。
一番印象に残った。
美しい京都旅行あり。
日常も買い物や料理のシーンがリアルで大切に暮らしてる様子が微笑ましい。
シロさん役の西島はいつもどおりのイケメンで安定の演技に好感。
ゲイらしい様子は一切ないのでいつもの西島。
ケンジ主導のラブシーンもシロさんがコミカルに逃げている、そういうのは一切無し。
ケンジ役の内野は武骨な役のイメージだが、臨場や大河、朝ドラなどのあの内野は一切いない、別人。
内野って達者な役者だなあと改めて思う。
ドラマの方でケンジを見た時の衝撃、「これ、内野?!」はもうない、さすがに慣れたが、連れは帰り道「ケンジって、まさか朝ドラの父親やってた人じゃないよね?」と聞いてきた。
「きのう何食べた」を見たいと私が誘い、連れは「きのう何食べたとか何でもわすれちゃう認知症とかの映画なのかな」と付いてきたので介護福祉のシーンはいつ?とトンチンカンなことになっていたようだ。
普通にほのぼのとした娯楽映画
私のお気に入りの二人、西島秀俊と内野聖陽のテレビドラマの劇場版とあって見に行った。
内容は普通にほのぼのとした娯楽映画。
特段映画館で見るほどではなく、テレビドラマの一コマのような内容。
NHK朝ドラのCome Come Everybodyに出演中の雉真稔役の松村北斗が、やんちゃな男を演じているのに驚きました。
ヒューマンドラマとして逸品
内野聖陽さんの出演作はどれも骨太が多いですが、何食べは可愛らしくも人として魅力的な人物(賢二)を演じていらっしゃるので、そのギャップに凄みを感じるとともに西島秀俊さん(四朗)とのパートナーとしての絡みが絶妙でフィーリングがマッチしていて最高でした。
とにかく真剣な演技のシチュエーションでも、時折のアドリブが自然で普段からお二人が仲の良さが伝わり、この映画の良質な部分を底上げしているように思います。
料理シーンもドラマ時同様大切に丁寧に描いていて、劇場版だからと言って背伸びしすぎていないところも好感。日常の中にコミカルさと社会の生きづらさと、色んなセンティブな部分も彼らの前ではほんわか微笑ましく表現しているのが受け手としてストレスを感じませんでした。
ドラマシーズン2も是非あれば嬉しい限り、期待したいですね。
優しい気持ちになれました
連ドラから見てました。
ゲイカップルを描いた映画はいくつか見ましたが、この映画はゲイにスポットを当てているわけではなく、ドラマの時から人として**、仲間として**、パートナーとして**という所に軸足をおき描いているように感じている。
人によっては、カップルである以上性的描写も必要であると考える人もいると思う。しかし、なにかそう言った行為を凌駕しているように思う。
ケンジの優しさとか気遣いは、劇場版でも全開だったし、シロさんの1日1日を大切に生きている姿勢も健在だった。
つまり、人間は男であれ女であれ(いや、そんなものは度外視して)、相手を思い、気遣い、日々生きることを継続することが大切なのだと受け取った。
何よりシロさんとケンジが元気で幸せそうなので、嬉しかったし、美味しそうな料理もたまらなかった。
連ドラも映画も続編が叶ったらすごく嬉しい。
見終わった後、優しい気持ちに満ち溢れたことを忘れない。
何とも暖かいシロとケンジの物語
やっと観に行けました、待望の劇場版。
ドラマのSPからどれだけ待った事か、またこの二人の物語が観れるのがとにかく嬉しい。
隙を突かれたように入ってくるオープニングの新作自撮り映像。あれだけでも胸がキュッとしました。
冒頭の下着のくだりはアドリブっぽく、二人の仲の良さがにじみ出ていました。
劇場版は何と言っても本当二人の表情がよく観て取れる事、本当良い顔してるんですよね。
物語はドラマの続き。そして原作の誕生日旅行のエピソードなので意外性のあるもので無いのですが、何故か観ていて実に心地良い。
薄毛エピソードはちゃんと描いており、あそこはびっくりしました。
それと脇の剛役の松村北斗が良い芝居で、原作風味が強い。主役の二人に続く再現度と言えるでしょう。
ゴールが見えにくい二人の関係、だけどそこに永遠のような時間を感じることができるんですよね。
何とも暖かいシロとケンジの物語、またドラマでも続編を観たいものです。とても楽しかったです。
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