劇場版 きのう何食べた?のレビュー・感想・評価
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よかったホッコリ、泣けました。
原作からファンで、公開初日がレディースデーということですかさず見に行きました。お客様でいっぱい!そして私と同じお一人様多し^ ^でも始まると大画面に、いつものワールドが展開。画面は綺麗だしシロさんケンジ2人の気持ちになってキュンキュンしたり。2人の周りの人達も大人だから皆まで言うなな感じの優しさもあったり。大好きな人達だけが次々に登場する、安定の素敵な世界をこころゆくまで堪能できました。でも泣いた、笑った、劇場の皆さんと共に。恋人同士の切なさ、2人だから特に、時折感じる切実な感覚、劇場版はよりリアルに感じられる気がしました。ごはんも、もちろん美味しそう!マネしたい!パンフレット買えばよかったです^ ^
これからもずっと、冬を乗り越え、春が来る
相方と2人で見に行ってきました。
言葉と、言葉にならないものと
お腹も、心もいっぱい、ホッコリ💛
オッサンズ・ラブをテーマにした、人気ドラマの映画化。
オジサンと言っては失礼な、シロさんとケンジのカッコいい男2人の同棲生活。随所に笑いを交えながら、決して厭らしさは無く、性別を超えて、心から大切に想い合う2人の様子が、作品の端々から伝わり、観る人をホッコリと包んでくれる。
また、題名の通り、この作品のもう一つの楽しみは、シロさんが作る、美味しそうな料理の数々。次々と紹介され、食事シーンは、思わず唾を呑み込んでしまう。出汁が染み込んだブリ大根やリンゴの甘露煮のトーストは、ホント美味しそうだった。
そして、何といっても、ケンジ役の内野聖陽の演技が光る。歩き方、座り方、食べ方、何気ない仕草が、女性以上の女性らしさを醸し出している。シロさんを思う乙女心が、よく伝わる名演技。
そして、シロさん役の西島秀俊も、堅物な男であり、ケンジを包み込む温かさが、何とも言えず頼もしく見える。でも、内野に迫られた時に、西島が避けるシーンは、演技ではなかったような気がします(笑)。
最近まで、2人とも朝ドラで、全く違う役柄で、そのギャップもまた見もの。また、脇を固める山本耕史やマキタスポーツ、田中美佐子もいい味出して、笑いを誘ってくれる。
ケンジの母親や姉妹が、ケンジのトランスジェンダーを理解し、ガールズトークに花を咲かせるシーンは、観ている自分も心が癒され、救われるシーンであった。
トランス・ジェンダーの問題については、世間でも随分と理解が広まってきたが、きっと、まだまだ超えられないハードルも多いのだろう。しかし、そうした負な部分も、シロさんとケンジのように、互いに信じ合うことで、堂々と乗り切っていく2人の姿に、エールを送りたくなり、お腹も心もいっぱいになる作品だ。
どのベクトルで観たらよいか若干微妙な部分もあるが、基本的には高評価。
今年160本目(合計224本目)。
今日、文化の日はこの映画の公開日で、大阪市ではtohoシネマズ系でしかなく、ほとんど埋まりの状況をなんとか抑えてみました。
この映画ですが、色々な要素があって、どの視点で見るのか難しいかな…とは正直思えます。
タイトルの通り、「料理映画」と観ることも可能だし、ギャグ映画と見ることもできるし(実際、笑い声は絶えなかった)、あるいは、主人公の1人が弁護士の方なので、その方が受け持っている刑事事件に関すること、と見ることもできるし、あるいは、もちろん、「同性カップルの受容・考え方」という視点もあるでしょうし、いずれのみかたも可能です。
それらをこの時間帯に入れて、全部が等分して登場するので、どの軸で見るのかを決めないと、大混乱しそうな気がします。
とはいえ、おそらくは、「料理映画」と見るか、「ギャグ映画」として見るかのどちらかだろうとは思え(主人公の1人が弁護士役という事情もあるので、同性カップルに関する色々な事情に関しても、憲法等を踏まえても妥当な描写がされています)、そのどちらかで見るのが妥当だと思います。そうするとどちらの軸でみても「関係のない描写」は色々出ますが(上記通り、ほぼ均等に出るため)、そこはもう無視するしかないのだと思います。色々、人権問題になりやすい同性カップルの議論など含むと、とてもではないですが収まりきりませんし、それまで考慮して視聴すると、本当に「軸が不明」になってしまうからです。
個人的には「料理映画とギャグ映画を足して2で割った」感じで観ました。他の部分(同性カップルの在り方、弁護士としての活動に関してなど)は「それらのおまけ」として見ました(同性カップルの在り方、という見方ももちろん可能。それを否定するのではなく、どの軸で見るか決めないと、本映画はタイトルからも混乱を招きます)。
採点は下記を考慮はしましたが、満点にしています。
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(減点0.2) 主人公の1人は弁護士役です。この方はとある刑事事件の弁護士としても登場します。その刑事事件は第一審(地裁/裁判員制度)まで描かれます。
ただ、どこまで考慮するかは微妙にせよ、やや量刑相場を逸脱しているかな(さらに、その加害者の「属性」を考慮したとき、そのような判決が妥当かどうかという議論)という点は強く思いました。この点に関してはフォローがなく(第二審以降の話は一切出てこない)、この観点で見ると、裁判員制度自体は「だれしも関わりうるもの」であり(司法書士以上の資格を持っていると、なれない。行政書士合格者だと対象にされうる)、その点のフォローがやや抜けていたのは残念でした。
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涙があふれるくらいしあわせな映画
映画館の予告でなんとなく興味が湧いたので、NetflixでTVドラマ版を一気観して、ハマってしまった。公開が楽しみで公開初日に鑑賞。
満席だった。コレ…なんかひさびさの映画館の光景。コロナ禍になってから。
みんなこんなしあわせな生活を、輪郭くっきり表現した映画を見たいんだなぁ〜。
上映中は何度も泣いてしまった。嬉しくって、愛おしくって、大切にしたいしあわせがひしひしと伝わる。
観客のノリがよくって、劇場ならではのハイテンションをすっかり満喫した。
オッサンが主演なのに、女性客が多かった。
性別いやジェンダーを越えた、しあわせが女性の方が受け止めやすいのかな。
おそらくリピーター客が増えそうなので、劇場で鑑賞することをお勧めしたい。
ほのぼのワールド全開
共に生きるという事
「おかえりモネ」がラストまでモヤモヤしていたのですが、安達奈緒子さん、原作に少しのエピソードを加えながら、ジンワリさせてくれる作品に仕上げてくれました。
コロナ以来、席が埋め尽くされる中で鑑賞したなんて本当に久しぶり。
笑い声あり、心に響くシーンでは無音になり皆さんが見入っている空気が伝わり、映画っていいなと再認識できました。
漫画も素晴らしいですが、そのイメージを崩さないで映像化している演者さんたちも本当に良かったです。
またいつかこのメンバーで続編があればと思いました。
(中村屋がニュータカラヤに屋号変更、ジルベールのTシャツデザインにニヤリなど、細かいところにイロイロ探せばありそうです)
ほのぼの楽しい
何食べ最高!
幸せな気持ちにさせてくれる
ドラマも観ていました。多くの人にとって特別な存在かもしれない同性カップルですが、なんら特別ではない同じ日常を生きる生活者として、あたたかく描かれています。このドラマすごく好きでした。
西島さんと内野さん、アドリブが多いのかな?と思うくらい、シロさんとケンジのやりとりが今回さらに面白い。見てて幸せな気持ちになります。小日向さんとわたる君のカップルも相変わらずで好きです。
同性カップルが抱える固有の葛藤、悩みの一端も繊細に描かれてます。しかし、それすら誰にでも共通項がある悩みや葛藤のように思えます。やはり生きるというのは皆等しく苦労がある。そんな人生の見方を明るくしてくれ、希望を感じさせてくれる作品だと思います。
また、初登場の松村北斗さんも好感を持てました。このメンバーの中に入っていくのはすごくプレッシャーがあったと思います。ですが、だんだんと馴染んでいくお芝居を見て、すごく温かい現場なんだなと伝わりました。
好きって素敵です
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