「京都は序盤だけ(笑)」劇場版 きのう何食べた? 蜷川吝塀さんの映画レビュー(感想・評価)
京都は序盤だけ(笑)
3回に分けて昨夜ようやく観終わりました。
ドラマクィーン(笑)のシロさんとケンジの日常を描いた、コメディタッチの作品です。
ジルベールもさることながら、ケンジの働く美容室に入社した今時の若い兄ちゃんや、オープンマインドになりきれないシロさんの両親らに軽くイラつきを覚えますが、この作品の登場人物はそんな彼らに対しても寛大に接します。彼らを見習って大らかな気持ちで観ましょう😇
京都旅行端折り過ぎ!とか、シロさんの実家の台所広すぎだろ!とか、ツッコミたいポイントは勿論ありますが、この作品に感銘を受けた点はシロさんとケンジがお互いの感情をぶつけ合う場面。一般的な映画であれば、感傷的なBGMを流すでしょうが、本作では一切ありません。ふたりの対話のみで魅せてくれます。燃え上がる役者魂を見ました👀✨
とはいえいわゆる邦画あるあるな場面(肩を掴んで感情的に声を荒げる等)が複数見られたのが、少し残念でした。
家族で観られる映画だと思います。視聴後色々意見を交換するのもアリだと思いますよ🐜
少しだけ考えさせられる内容でオススメです🤔
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