「乙女の憧れは楽しめる。モヤモヤも残る。」劇場版 きのう何食べた? momoさんの映画レビュー(感想・評価)
乙女の憧れは楽しめる。モヤモヤも残る。
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ドラマ版が大好きだったので鑑賞。
前半の京都旅行は、一緒に京都観光をしている気分になりとても楽しかった。ほんとに乙女の憧れがいっぱい詰まってる!
お料理のレシピは美味しそうなものばかりで帰って早速自炊したくなった。
全体的に楽しかったし、内野聖陽の演技が素晴らしく観ていて飽きない。
しかし、脚本が圧倒的に中途半端でダメだ。
ドラマの方が良かったな。
ドラマ版ではシロさんの両親はもっと理解があって正月に彼氏を連れてこいと言っていたのに、翌年は急に正月に来るなと拒否。
この終わり方はなんだ?
正月にもう二度と帰省しないがほかの時は帰る?
息子がゲイなのは受け入れているのに、何故ケンジがたまのお正月に来ることが受け入れられないのか意味がわからない。
こんな親はきっと息子がストレートで嫁をつれてきたとしても、嫁がミートボールは作らず買ってくれば良いというタイプなら来るなと言うんだろう。
スッキリしないしもやもやが残る結末だ。
更に弁護士の仕事のほうも、結局あのおじいさんはどうなったの?
9年刑務所に入ったの?入らずに済んだの?
最後まで描かないなら、中途半端に仕事のエピソード入れないで欲しかった。
田中美佐子の孫の名前が父親の名前と一緒の悟朗ということだが、そのことを母親に話す話はいるか?
余計に孫の顔が見られないことを強調するかのようでわざわざ言うのは理解し難い。
まあ、とにかくシロさんケンジ、2人の仲の良さと、身近な人を大切にすることの素晴らしさは伝わったからいいか。
あとは、内野聖陽の金髪、サングラスの登場はなかなかよかったな。
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