「往路のバスなら駅でしょう。」かくも長き道のり Bacchusさんの映画レビュー(感想・評価)
往路のバスなら駅でしょう。
連ドラへの出演が決まった25歳の駆け出し女優が、群馬県は中之条町にとある事情で帰郷して巻き起こる話。
中之条町といわれても良くわからなかったけれど、四万温泉のあるところなんですね。
バス停で1時間に1本の路線バスを待つところからコミカルに始まって行くけれど、祭で?となり、なぜ一度断る?花屋なんかある?そもそも知ってるだろ?もう祭のこと忘れた?と、疑問が浮かぶ。
ただ設定とか台詞とか、本が雑なだけなんだろうって程なく理解し始めたけれど、導入部分の会話は大切だからねー。ホント細かいところかも知れないけれど。
ちょっと粗暴な片鱗の見え隠れする主人公の帰郷理由と、25歳年上の元代打ち師の恋人との話に、ストーカーが絡む物語で、話自体もありがちだし、何か薄~く上っ面をなぞっただけの様に感じてしまって盛り上がらなかった。
そして、キレイに終わった風になっているけれど、結局松もどこ行った?でマネージャーは仕事半分しかしていませんよ。
この規模の映画じゃ仕方ないと受け入れろってことですかね…。
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