「そしてレイはアベンジャーズになったとさ(嘘)」ブラッドショット じきょうさんの映画レビュー(感想・評価)
そしてレイはアベンジャーズになったとさ(嘘)
2020年の映画らしいが、ロードショー公開を多分コロナのせいで観ていないので、今頃になってprimeで鑑賞。
ビンディーゼル親分はついに無敵の力を手に入れた。しかし、その力は記憶を改ざんされ復讐心をあやつられた結果だったというのが、このストーリーのキモ。
最近のCG技術は画面の中にだったらどんなものも創ることが出来る。景色も人間も記憶も偽造されてしまうようだ。まさにディック。何も信じることは出来ない。目の前で見ていることさえも。
さて、体の中に特殊なナノロボットを注入することで、再生能力やネットに繋がる能力、怪力等々スーパーなマンになっちゃうわけです。空は飛べませんが(笑)
さすがに無理がありすぎる。親分は別にそんなもの入れなくても既に情に厚いスーパーなマンです。初めは「600万ドルの男」かなあ?と思ったけど見た目には何ら変更がない。アイアンマンの方がまだマシってモノ。
何も教えられなくても、自分の車や自家用ジェットの在処を知り運転もできちゃう。撃たれたら怯みそうだけど最初から無視。暴れるだけ暴れて、ストップは回収部隊になにやら刺されるだけ。そりゃあ尻拭いばかりさせられるスタッフのメンバーもいい気はしないわなあ。このスタッフは「600万ドルの男」を分割されてスーパーな力を持ってますケド。でも、最後のアクションであそこまで命懸けで戦うモチベはどこから出てくるの?
謎の組織と言っても軽い。技術屋同士の覇権争いのために同等の技術を持った元社員をBANするらしいけど、ゲスだなあ。アイアンマンの方がまだマシ。
それでもエンディングでスカウト来るかと思たよ(笑)
お二人のヒロインはどちらも美しく、金髪のジニーならぬジーナ姉さん(タルラ・ライリー)は特に美しく、素敵なお体をしていると思いました。眼福。