「新作映画の公開再開はめでたいが・・・」ブラッドショット お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
新作映画の公開再開はめでたいが・・・
コロナの流行のため中断されていた新作映画の公開が、流行の鎮静化にともないめでたく再開された(厳密には宗教映画が先だけど)。
マイナーなアメコミ原作(非マーベル、非DC)とのことだけど、いまひとつスケール感というか世界観が乏しい。
はっきり言って悪の組織も開発者もショボい。
また、アメコミ映画作品でリアリティ(仮想技術の実現可能性)を語っても仕方がないけど、少なくとも実現できてもおかしくないと思わせる程度の水準は確保して欲しかった。
ストーリー的にはひねりが入っているけど、記憶操作はこれまでの作品にもあり特別目新しくもない。
ついでに言えば、マッチョの主人公と美人の白人、それを引き立てる黒人って、アメコミ原作といえポリコレ的に大丈夫なのかな(ちょうど今、白人警官が無実の黒人一般市民を殺して騒ぎになってる)
きつい言い方すれば、本国では3月第2週公開のためコロナの直撃を受けて興行収入は惨憺たる結果に終わったけど、仮にコロナがなくても興行収入は期待できなかったと思う。
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かせさんさんのコメント
2023年8月16日
これだけお金をかけて、敵も味方もアイデアやガジェットいっぱい盛り込んで、アクションに次ぐアクションで見せてきたのに、ああいつものヴィン・ディーゼル映画ね、という安心感。
まあ深夜にテレビで見る映画としては、割と好きです。