「宗教的シンガーソングライターをどうとらえる?」君といた108日 caduceusさんの映画レビュー(感想・評価)
宗教的シンガーソングライターをどうとらえる?
神について歌うシンガーソングライターの曲が、50万枚も売れるということは、日本ではありえないだろう。
リベラルや社会主義がはびこるアメリカだが、こうした保守的な感性は生きているのだろうか。
コロナウイルス騒動やCO2問題を見ても、科学的と称するものが幅をきかせているが、この映画のように、神の奇跡や信仰による奇跡を信じている人達はどの程度いるのだろうか。
LGBTQを許容する社会は成熟した科学的な社会というのが世の常識になろうとしているのかもしれないが、宗教はLGBTQなどというものは認めないだろう。
神は死に、科学は勝利したのか?
ジェレミー・キャンプやドナルド・トランプのような人が出てくると、アメリカには、一定の保守層がいることがはっきりとわかる。
日本は様々な許容性を失い、何も判断できない国になりつつある。
この映画は、単なるラブストーリーてはなく、信仰を題材にした映画だ。
この意味が日本で、どの程度理解されるだろうか…。
行儀よく全国民がマスクをしている日本だけが30年間経済成長していないらしい。科学はどこにいったのだろう?経済と科学は別だと言いたいのだろうか?
この映画を観ていると、信仰による奇跡を信じる者の方が崇高に見えてくる。「奇跡」を「遅れた科学」が解明できないだけのことではないのか?
ぜひ劇場でお確かめください。
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