「通常の黒社会の映画とは違う」追龍 sallyさんの映画レビュー(感想・評価)
通常の黒社会の映画とは違う
香港の暗黒時代を実話に基づいて作られた作品。
香港版「ゴットファーザー」と言いましょうか、「スカーフェイス」とも言いましょうか、私としては、香港版「スカーフェイス」と言った所ですかね。
久しぶりに、香港ノワールであり、そのれを堪能したく見に行きました。
正直、前半は、少しだらだら感がありましたらが、後半はテンポもよく、私的には、見応えが有ったな・・・
ちょっと、当時の香港の町が作りものぽくって、CGとスタジオで撮られている事がバレバレでしたが・・・・
また、アジア系に有りがちですが、ユーモアを盛り込むはいいですが、挿入次第では、映画全体がなんか軽くなってしまうかな・・・・
しかし、この手の映画って、香港には、香港の雰囲気と言うか、日本では日本の雰囲気、フランスやアメリカにも、それぞれの雰囲気がありいいですね。
特に食事をするシーンで、ひとつのタバコを囲んでいる人間で回し吸いするシーンなど香港ならではいい感じ・・・・
「男たち挽歌」を久しぶりに見たくなりました。
ドニー・イェンは、いいですね。毎回安定していますが、本作品、正直、格闘シーンなどではあまり魅力がないかな・・・・
もう少し彼を有効的に使って欲しかったな・・・・
本作品、実話に基づく作品だけ有って、「男たちの挽歌」などをイメージして見にくとちょっと肩透かしを食らいます。
あくまでも、当時の香港の黒社会の映画だと言う事です。
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