青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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思い込み
まず、予告で勝手にストーリー思い描く。
変な団体にはまって死んでしまった彼女の為に、復讐を決意する彼!って感じの映画かな?
映画が始まって、?なんか痛い感じの彼女じゃないか?みんなに引かれてるし…
前半部分、それは楓から見えた物語だった。
その人の感情を通しての話は、別の人から見れば別物になりうるということ。
自分の思い通りにならなかった現実を、『挫折』として受け入れて人は成長していく。でも、『今まで守ってきたものを壊された上に、酷い目にあった』と感じれば、これは憎しみ、恨みの塊となる。そこには、『正義』があるかも知れない。が、正義は人それぞれ、同じでは無い…と思った方が良い。
しかも、今時のSNSを使って、自分は表に出ないで他人の力を使って懲らしめようとする、姑息な反撃。心の非力を感じる。
秋吉は、自己肯定感があり、社交的で、やりたいことのために進める強い女の子だ。
楓にも何度もちゃんと聞いていた。それに圧倒されて拗ねていたんだね、楓。その気持ちもよくわかる。
『間に合わせ』ですれ違ったとしても共有した時間は人生において『必要』だったから起きたと思いたい。
そう思えれば、全ての幸せにつながる気がする。
長く生きてくればこそこそわかることですが…。
心に突き刺さる
心に突き刺さりいつまでも忘れられない映画になりました。
大学生のお話で青春サスペンスと宣伝されていたのでいい大人年齢のわたしには合わないかな、と思いつつ鑑賞。
見事に号泣しました。
特に最後のパラパラ漫画のシーンは胸に突き刺さり、全てが楽しく自然で、なぜ主人公はそちら側を選ばなかったのだろう…と思った時、自分も同じなのではないか、そちら側をいつも選ばなかった人間なんじゃないかと、衝撃を受けました。
涙が止まらなかったです。
吉沢亮さんの笑顔の後の腫れ上がった泣き顔との対比といい、素晴らしい演技力にも泣かされました。
忘れられない映画になりました。
また見たい映画です。
モアイからMOAIへ…
・モアイの急発展ぶりや、クオリティの高さにビックリしました。
・人は誰かを間に合わせにして生きて来ている…。このセリフは心に刺さりました。
・最終的に楓は人として成長出来たので、良かったと思いますが、とてつもない暴走ぶりで、復讐の内容もよろしくないので、ちょっとヒイテしまいました。
・森さんの迫真な演技素晴らしかったです。
青くて痛いけど、脆くなくて良かった
原作未読の為、予告編のイメージで誰か死ぬんじゃないかと心配しながら鑑賞していたんだけど、違っていてよかったです。
あと、住野さん『キミスイ』のイメージが有るから、どこかで話を捻ってくるかと思ったけど意外とストレートでした。
それでですね、結論から先に言うとこの映画、良かったと思うんです。
それは何故か。青くて痛かったけど、最後脆く崩れる直前で踏み止まったから。
私は最後の終わり方、好き。
青くて痛かったけど、ちゃんと自分のした行為に向き合って、覚悟を持って謝る行動に移したから。
許してもらえるかなんて後の問題、もしかしたら姿の似ている別人かも、でもとにかくそういう気持ちになれた事が重要だと思うんです。
そういう気持ちになれた事こそが成長で、この映画を成長物語と考えたら良い終わり方なんじゃないかと。
もう少し楓の事を考えてみましょうか。
中盤の彼、確かにキモかったですね。
ただ、彼がキモいだけの男なのだとしたら、あれだけ秋好以外にも迷惑を掛けたのだし、後輩の川原から見捨てられてもおかしくないと思うんです。
でも、川原は連絡をくれた。きっと楓の中の良い部分を見てくれていたんだと思います。
モアイ立ち上げの頃の楓は、単純に秋好との時間が楽しかったのかもしれません。
そんな中で見せたフリースクールで瑞希と接する時の彼の姿、積極的に手を差し伸べるわけではないが、押し付けがましくなく気持ちに寄り添う。
人に自然と寄り添えるのって、凄い事じゃないですか。これ、秋好と会う前から持っていた彼の資質だと思うんです。
川原も彼のそういう所に惹かれていたんだと思う。
そしてその良さを、騒ぎを起こした後に自分を見つめ直し、取り戻す事が出来た。
そんな彼だから、川原も連絡してきたんだと思うんですよ。
一方の秋好。彼女は楓の目線でしか描かれてないんですよね。
だから想像になっちゃうけど、楓が思っているより繊細で、楓が思い込んでる程変わってない気がするんだけど、どうなんでしょう。
もっとも、秋好がどんな人物かっていうのは、実はこの映画にとって重要じゃないのかもしれませんが。
この映画、想像していたより面白い成長物語でした。
吉沢亮の芝居だけが救い
何でこんなに皆が評価高いのか分からない、、、
吉沢亮演じる楓はそのままでええやん。
見てて楓側についてしまう。
秋好が悪いよ。【世界を変える】って大義名分出してるけど、1番近くに居てくれた楓の気持ちすら分からん奴がイキんじゃねーよ。って思った。
きもちわる。じゃねーよ。お前が気持ち悪いわ。観ててしんどくなったわ。
多分、少数派の意見だけど。
何を伝えたかったのか分からんかったわ。
吉沢亮の芝居の巧さだけが救いでした。
大学生として共感できるところが多かった
予備知識なしで映画を観てみた。
楓の復讐心が、中盤から秋好に向けた復讐心だと分かり、一気に心がザワザワした。あのゾクッと感を味わえただけでもう満足笑。
大学入学当初、誰でも仲良くなろう、といった雰囲気があるのは自分も数年前に感じた。嫌ではなかったけど、変に距離が近く、楓と同じく自分も一歩引いてあまり関わらないようにしてたのを思い出す。
関わらないとその分、関わる人とのつながりはより大切にしたいと思うので、その大切な人から『裏切られた』時の気持ちは余計にでも悔しく、悲しく、怒りが込み上げてくる。
秋好は飲みサーみたいになったモアイの中でも、自分の意思はしっかりと貫こうとしていて、咎めるべきところが見当たらない。それだけに楓の気持ちはより腹立たしいと思う。
責めたいけど、責めるべきところが見当たらず、結局自分が秋好にはじめに気持ちを寄せてしまったがための復讐心だと気づいた時のやるせない気持ちはなんとなくわかる。
自分は少しでも楓と同じような気持ちを抱いたことがある分、この映画に共感できるところは多かった。
刺さるものがあった
私は、映画を見終わった後、単純にもやもやした。自身も大学生であるため、大学での人間関係、主人公が持つ意志、意思を成し遂げようと行動すること、大学生であるからこそできることについて、共感しながら鑑賞した。
復讐劇と言われているが、それだけでこの作品を理解するのはもったいない気がして、2時間ぐらい映画を自身の頭の中で振り返った。
この作品は、人によって感じ方が本当にそれぞれ分かれると思う。ただ、一個人の見解としては、楓と秋吉お互いに不足していたものがあったと感じる。これは、私自身にも通ずるものであり、欠如しているものがあるからこそ、思いが通じあったり、通じ合わなかったりして、現実は様々な展開へ進み、一回一回の決断が今を導いているということだと思う。
また、この作品をみて共感が出来たところは自然に相手に対しての理想像を通して見ていることがあるということである。自身の理想としてた相手と違っていたとしても、受け入れられる強さも必要である。
そのため、この作品を通して得た『伝えたいことはきちんと伝える』『出会いを大切にする』そして、一度起こってしまったことに対して復讐をしようとしても何も変わらない、だからこそ『今を大切に生きる』ということが大切であると考え、感想をまとめたい。
主題歌は作品にピッタリの曲であり、映画の理解を助けるものでもあり、作品を見たあとに歌詞の中での『僕』と『君』の感じ方が変わると感じたというのが個人的な意見である。
日本人に多いかも
文明に慣れすぎて人との距離を置いてしまっているのを上手に表現している、他の作品見て無いのですが、自分がどうしたいかを言い合わないSNS上で自分を守っている今を象徴しているのだろう。現代人は自分のした事にSNS上で自白出来るのだろうか?習って無い事に対してはモラルが無い無法地帯化している、そこに参加するなら自分の行動/言動に責任持って欲しいと感じました。
青くて痛くて脆い
この映画は単なるラブコメではなく、青春とは何かというメッセージを詰め込んだシリアスな内容も含まれており、加えてオリジナルストーリーが多く含まれているので小説とは違った「青くて、痛くて、脆い」が感じられるので、映画、小説どちらも見ることをおすすめします。
まず、映画の内容ですが吉沢亮さんの演技が、普段とは違ういい痛さを出していて、でもどこか否定できない自分との共通点があり楓というキャラクターと自分を重ねている場面がいくつもありました。学生はもちろん大人にも刺さるところがあると感じました。
主役以外の役者も素晴らしく、特に森七菜さんのリアリティーのある演技には息を呑みました。
この作品では、楓の自分の感情をコントロールできない青さであったり、楓が思い立った計画、秋好に対する思いの痛さ、そして自分がなにをしたのかを気付いた時の脆さがアップテンポで構成されており見ていて飽きない内容です。その青くて痛くて脆いという感情
から、得られる何かが少なくともあると私は思います
一度見ていい作品だと言えると思います。
予告編で抱くイメージと違う物語でした。
想像していた物語ではありませんでしたので、どうしてめ評価が低めになってしまいます。
予告編で完全にミスリードしています。
「あなたはこのウソが見破れるか?」
そう言う話ではないですよね。
しかし、自分の作ったサークルが3年でその存在を忘れられてしまいますかね?まだ大学在籍中ですよね?
脱会にまつわるエピソードも全カットですが、これこそ大事なシーンでは?
一番分からんのは、先生?が引きこもり?の子と絡むシーン。あんなに大立ち回りする意味がよく分かりません。
最初は、変わり者の子に振り回される展開で面白かったんですけどね。
確かに、自分の作りあげたものが組織で肥大化して自分の意に反するものになっていくことはありますわな。
これもまた青春
青春と言えば、部活動で友と共に汗を流し目標に向かって切磋琢磨したり、好きな人と恋愛するような王道の青春を思い浮かべるが、若いがゆえに失敗をする、そんな苦い青春も他と変わらず価値のある同じ青春であることは間違いない。
勝手に好きになり、勝手に裏切られたと思い、心のどこかでは間違ってるのではないかと思いながらも復讐に走り、すべて終わってしまった後に悔やむ。もしかしたらありえたかもしれない未来を妄想し、さらに悔やむ。
小説版も読んだが、映画では映像ならではの表現の仕方で、パラパラ漫画や、秋吉との幻の未来を想像しながら泣く場面が特に良かった。
苦い苦い青春を悔やみながらも前へ進もうとする主人公の成長に感動した。
傷付いたっていい
この物語の趣旨とは、主人公の楓が「傷付きたくない」から「傷ついたっていい」に変化する過程を描いたものです。僕がこの物語を考える上で、着目した点は下記の3つです。いづれも脇役の何気ない一言と漫画示す意味についてです。
◎「人はその時々の間に合わせで人と付き合っているじゃない?」~脇坂さんの言葉~
◎「お前一度、秋好と真剣に話をしてみた方がいい」 ~董介の言葉~
◎ 憎しみは自分に跳ね返ってくること ~パラパラ漫画の示すもの~
◎「人はその時々の間に合わせに人と付き合っているじゃない?」~脇坂さんの言葉~
楓の「秋好は自分を間に合わせに使った」という言葉に対して、脇坂さんが楓に返した言葉です。
続けて脇坂さんは「人は寂しさや悲しさを抱き、その時にたまたま近くにいた人を、間に合わせ人として使い付き合っていくのではないか?人間関係とはその繰り返しなのではないか?」という発言をします。脇坂さんの言う「間に合わせ」とは僕の解釈では、「縁」という言葉に置き換えられるのではないかと感じます。楓が大学でたまたま秋好と出会ったのも何かの縁。楓がその時に抱いた感情と秋好がその時抱いていた感情が二人を引き合わせた。そう考えると楓が秋好の元を去り、モアイを脱退したのも一つの縁であったと思います。この「間に合わせ」という言葉に、人間関係を考える上での核心があると感じました。
◎「お前一度秋好と真剣に話をしてみた方がいい」 ~董介の言葉~
モアイの個人情報流出をネットに晒そうとする董介が楓に、頭を冷やさせる意味で発した言葉です。楓は秋好が自分をモアイから追い出したと思い込んでいます。楓は秋好への憎しみや嫉妬心が増幅し、人や物事に真剣に向き合う姿勢から、どんどん遠ざかっていっていました。「人と向きあうこと」とはすなわち「人と話し意見を交換すること」それにより誤解を解くことだと僕は思います。誤解を生んでいる相手に対して、話し合うことで誤解が解けた、単なる自分の思い込みだったなんてことは、世の中にはたくさんあると思います。
董介は楓にそのことを分かって欲しかった。楓が抱く秋好への憎しみや嫉妬心は、楓の中の単なる思い込みであり誤解だということ。そのように私はこの言葉を解釈致しました。
◎ 憎しみは自分に跳ね返ってくること ~パラパラ漫画が示すもの~
楓がメモ帳に描いていたパラパラ漫画は、走っている人が壁にぶつかり、また走り出し岩を登っていくというものでした。「壁にぶつかる」=「傷つくことを恐れない」ということを象徴しているのではないかと感じました。楓は周囲との摩擦を恐れず「傷つくことを恐れない」秋好の姿を潜在的にまぶしく思っていたのでしょう。自分も秋好みたいになりたいと。だから楓がモアイや秋好に向けられた憎しみや嫉妬の感情は、ある意味で不器用な自分に向けられた苛立ちから来る感情でもあったのだと思います。
僕は物語を観る時に脇役の何気ないセリフなどに着目します。そこに主人公の存在以上の物語の核心が内包されているように感じるからです。一つの参考にしていただければ幸いです。
「青い」「痛い」「脆い」
原作が発売された時から気になっていたが、原作未読のまま鑑賞。主人公の勝手に勘違いして、被害妄想して、全部他人のせいにする感じ、自分もそんな経験が何度もある。そんな時って良くないってわかっていても勢いで変な方向に行動してしまうんだよなあ、、そしてすぐにこんなの間違ってたって気づくんだけど、どうすればいいかわからなくなって、、ほんとにこの点は共感した。この後、傷つくことを避けてきた主人公が傷つくことを覚悟で動き出すことができたのがすごい。自分じゃできないなと感じた。青臭い学生生活を痛いと感じながらも傷つきやすい脆い心。そんな心は若者なら誰にも、いや人間なら皆持っているのではないか。誰もが自分の意見をバンバン言えたりできるものではない。そういう人間のなんとも言えない感情をひしひしと感じた。
俳優陣も素晴らしい演技で、吉沢亮さん、杉咲花さんはもちろんだが、森七菜さんのシーンでは演者魂というか、必死さがとても伝わってきた。タイトルを見て少しでも引っかかったらぜひ見てほしい作品です。
題名通りの若気の至り
原作は単行本発行当時に既読。住野よるさんの作品は、等身大の青春像とその時代の淡さや切なさ、そして、若さに任せて突き進む姿が、若者の共感を呼ぶのでしょうね。
時の流れの中で変化していく理想…。そこに、この主人公のようについていけない若者も、世の中には多いのかもしれません。
『誰もが鳴りたい自分になって、世界平和を願う』という当初の理想像を掲げて、モアイを立ち上げた田畑と秋吉。しかし、現実と理想のはざまの中で変化していく理想論。自分が信じ、恋愛感情も芽生え始めた秋吉に裏切られたと思い込み、その腹いせに、自分が感じた傷と同じ傷を秋吉に追って欲しいと願った田畑。
しかし、その結果として残ったものは、自分自身に対する後悔と恥だけだった。大人の階段を行きつ戻りつしながら、厳しい世の中に一歩踏み込み、自分自身や人生の価値観に葛藤しながら歩んでいきます
題名通り、若さゆえに突っ走ってしまう、正に『青さと痛さと脆さ』がテーマとなるストーリー展開。あとタイトルに付け足すなら『後悔、そして成長』かな(笑)
杉咲さんは、本のイメージにピッタリ。また、吉沢君はもう少しオタク的なイメージでしたが、青く痛く脆い青年役をスクリーンいっぱいに演じていたと思います。
モろくてアおくてイたい。。
杉咲花どうやって殺されんだろ。
気持ち悪ってどういう流れで言うんだろ。
と予告編の時点でストーリーの想像がつかなかったけど、あぁ生きてたのね、むしろ吉沢亮の心が死んだほうやねと。やっぱりほんとに死んだほうがインパクトは強いので予告より弱い方向に倒れるってのはちょっと期待ハズレ感は残るかなと思う。
人間誰しもが抱える心の弱さや、それに間違った形でしか抵抗できなくて、でも最後は少し成長して、痛々しくて気持ち悪くて青かった、、思ってたのと違ったので高評価とはいかないまでも楽しめる映画でした。
理想を掲げる杉咲花が代表でも、でかくなりすぎたサークルを制御し切れないのか、あんな風になるかなぁとちょっと違和感はありつつ、、実態がよくわからんから杉咲花目線のスピンオフでも見てみたい、笑。
俳優陣はいい感じでしたね。吉沢亮はかっこよくて気持ち悪かったし、杉咲花も安定、そしてやはり森七菜は好きだなぁ、、とてもよい。岡山天音もなんであんなにもバイプレイヤーがハマるのだろう。
なりたい自分になるって信じて頑張って生きることは大事だよな、と心に刻みながら、今日もダラダラと過ごす。
まあ、いいんですけど、、、。
予告を観て、勘違いした私が悪いんです。
彼女生きてるやん!
から、ああだから、あの予告の
気持ち悪っ!
さあ、来い。いつ言うんだ?
ああ、ここですかー。
そりゃー、そう言われるよ。
私の大好物の、いい人だけでできてる映画なのに、
一人でどんどん拗らせてしまった話だった。
結果、天野さんや脇坂さんもむしろいい人やん。
ビラ撒くのとか、貼るのとかやり過ぎてて、本当に気持ち悪い。
しかも、大学のサークルの代表が死んだら、そのこと知らないはずはないでしょう。すぐ嘘だとわかるし、一年後、モアイがMOAIになって、その活動を見に行くなんてある?
終わりもなんかスッキリしない。
えっ、そこから全力で走って、声かける?!
久しぶりに、スルーしても良かったかなと。
気持ち悪い感じで帰り道。
まあ、私には合わなかった。
予告の死んだを間に受けすぎたので、
本当気持ち悪いと思ってしまった。
この嘘を見破れ。
これもそんな大したことだった?と言う感じです。
青くて痛くて脆い。
確かに…ありゃモテないよね(・・;)
いくらイケメンでも…
ストーカーっぽいし、気持ち悪いもんね…
だけど主人公の不器用さ少しわかる。
あの時ああしていたら…って後悔することある。
杉咲花ちゃんの話し方が苦手すぎて観てる間ずっと辛かった…。
何を伝えたかったんだろう
取り敢えず、杉咲花ちゃんは可愛かった。
確かに、大学の時に憧れた世界がそこにはあって、主人公と自分が被る部分があった。そういう自分に対して、「本当になりたい自分とはなんだったのか」を訴えかけてくるものはあった。また、最初はミステリー風に見せつつ、本当は自分の妄想による影響であるところは最初の方引きつけられた。
ただ、伏線にみせている部分は回収したとは言えない完成度だし、最後の方は違和感だらけのシーンが大きく、最終的に伝えたいメッセージが今ひとつピンと来なかった。
身につまされる
内容を知らずに観に行きました。主人公の楓くんには、何十年か前の自分をみました。今で言うと痛いやつなんだって確信しました。自分の学生時代にSNSが無くて良かったと思いました。観ておいてよかったです。「人に近づき過ぎない」「人を傷つけない」「そうすれば誰かから傷つけられなくてすむ」という生き方は今でも変わってないです。さしづめ自分は還暦手前なので「青くて痛くて加齢◯」と言ったとこでしょうか。ってすみませんおちゃらけて。でもそうでもしないといたたまれないくらい自分にとってはリアルな映画です。
「人間、誰しもそういう痛いところがあるのかも」というレビューを拝見すると正直ホッとします。
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