青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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共感でも不快感でもいいから感じてほしい
この映画は共感する人もいれば不快感・嫌悪感を感じる人もいると思うが、そこが大事なんだと思う。感じて考えて少し自分の行動を見つめ直してみる。そういう作品なんだと思う。例え出演者や作者に興味がなくても、人との距離感や情報の流れ方に疲れている人は是非観て誰かと感想を言い合ってほしい。
赤くて痒くて硬い!❓
小説未読で良かったかな?
舞台挨拶を劇場で見てから鑑賞。キャストの方たちのお話しも楽しく、主役の二人が盛り上げていました。地方組なので、このような機会を設けてくれて嬉しかったです。
鑑賞後の感想。楓を嫌いになれませんでした。どの登場人物も、それぞれの思いに多少共感できる…それだけにちょっとした言葉、行動での展開の違い。絵空事ではなく、自分たちに投げ掛けている想いを感じました。
吉沢さん、笑顔から泣き顔、本当にいろいろな表情を見せてくれました。特に後半は…引き込まれました。小説を購入しましたが、読まずに鑑賞して良かったと思いました。読後に鑑賞したら、また違った感想になるかもしれませんが。吉沢さん好きな方はぜひとも見て欲しい❗そうじゃない方もキャストの方皆さん魅力的な方ばかり。自分の過去を思い返したり考えさせられるので、若い人だけではなく、大人の人にも見て欲しい映画だと思いました。
まさに、青くて痛くて脆い
住野よるさんの原作小説はまだ未読ですが、早く読みたいと思いました。予告映像から、かなりのサスペンスと思い込んでいたのですが、青春ヒューマンドラマの部分が強く感じました。実際に自分の近くでも起こりそうな問題がいくつかあったり、登場人物一人ひとりの心情が深く表現されていて、面白くて引き込まれる映画ではなく、心にベターッと残る映画でした。なんとなく経験あるような、ないような、2人の主人公の気持ちがわかるような気がします。出演者の皆さん全員の演技がとても上手いですね。映画が終わって家に帰った今も、杉咲花さんの可愛いくてあどけないような笑顔、吉沢亮さんの冷静になったり気が昂ぶったりする表情が忘れられないです。
タイトル通り青くて痛くて脆い
まさにタイムリーな映画。原作者のメッセージを汲んだ監督の強い思いを感じる。好みは分かれるかもしれないが、菅田将暉のドラマ3年A組を思い起こさせる、でもまた違う角度から切り込んだ考えさせられるテーマなので、まずは鑑賞することをおすすめする。人によってどの登場人物に共感するかが分かれると思うので、鑑賞後は人と意見を交わしてみると面白いかもしれない。本当にヤバい楓だけど、完全否定できるだろうか?
配役が見事!リバーズエッジで二階堂ふみが天才と称えた吉沢亮の演技は底知れない。表情はもちろん指先まで全身で演じ切っている。人によって変える態度や表情は見どころ。杉咲花の細かい表情の変化もとてもよく、間の取り方もうまい。
吉沢亮と杉咲花はこの俳優が出てる作品は観たいリストに入る二人。
エンディング曲のユメミグサも作品の一部を担っていてとてもよかった。
夏に公開された作品の中では一番よかった。
大号泣😭
原作読まずに行きましたが、こんなに号泣するとは思いませんでした。
お涙頂戴ものではないのに、色んな感情が揺さぶられました。これぞ映画の醍醐味だなぁ
楓の心情が、青くて痛くて切なくて…
でもとても共感できました😭
誰もが抱く青くて痛い部分や、そこと向き合う過程が、とても繊細なタッチで描かれています
癒されずにいた感情が、楓の最後の小さな勇気で浄化された気がします…
きっと、こうした小さな勇気や行動で、世界はがらりと変わって見えてくるんだなと痛感しました。
とても深い普遍的なテ―マを持った映画です
そして俳優さん達の演技も、素晴らしい❗
吉沢亮君の、美しい色んな表情が見れるのも最高です😃⤴️⤴️涙が本当に美しくて愛しい💕
残念ながら満足度は低かった感じ。
原作は知りません。
なかなか気持ちの悪い気分になった
正解はMOAI
大学で知り合った、何かと世界平和を唱え浮いている女の子と二人でつくったサークル「モアイ」から巻き起こる話。
世界を変える為に、なりたい自分になる為にと言って立ち上げたけど、その為に何をするのかが良くわからないサークルだなぁと思っていたら、話は3年後に。
就活支援サークルという名の意識高い系の人向けの飲みサークルとなった現在のモアイと、主人公がモアイを離れるに至る出来事を交えてみせて行く。
BBQのシーンでそれまでの主人公の印象がガラッと変わり、えっ!?
視点を変えてみるとこんなにも話は変わるのかという面白さと、気色悪さはあったし、報告会前の件はどちらの言い分もわかる良い件だったんだけどね。
そこからの流れは妄想部分は良かったけど、急に良い子ちゃんだし、名簿の問題は棚上げの思想だしで釈然とせず。
まあ、タイトルからしたらこれこそが本題なんだろうけど、だとしたら凄い遠回りな作品だなという印象だし、なんか取って付けた感が否めず、イマイチハマらなかった。
2回目鑑賞しました!
タイトルそのものを役者吉沢亮が体現
公開初日の初回を初めて観に行きました。
冒頭は楓のモノローグでつづられる。吉沢さんって声もいい。
入学直後の楓から、就職が決まった3年生の楓、その1年後の楓まで時間が経過したものが、ストーリーの中で交差する。
その時々で楓は違っていて、ストーリーを追いながら、観客は吉沢さんの視線やしぐさ、ありとあらゆる部分から楓の変化を感じる。
傷つかないように人との関わりを避ける楓の目。復讐の灯を浮かべ狂気に輝く楓の目。
目で演技する吉沢亮の本領発揮。
(1回目なので全体のストーリーを追うことに集中したので、2回目は楓の視線の動きに注目してみたい。)
そして、自分の居場所を奪われた(受動的にあえて書くけど)、怒り・悲しさ・寂しさ、何に該当するんだろうか楓の気持ちにすごく共感を覚えてしまった。
楓の行動はただの自己中ですべて身勝手な暴走。
自分でどんどん闇に落ちたのかもしれないけど、私は楓に嫌悪感を全く感じなかった。
楓の本心は冒頭のモノローグでしか語られないんだけど、場面場面で伝わってヒリヒリした。
青くて痛くて脆い
を体現し、作中で田端楓そのものだった吉沢亮さんの演技力には脱帽です。
組織にありがちな問題と。
大人が刺さる映画
タイトル通り「青くて痛くて脆かった」2人の話
ひとりぼっち同士の大学一年生の2人がサークル「モアイ」を立ち上げるが、3年でモアイが様変わりし、創設者の1人である田端楓がモアイを潰そうとする話。
全体的に田端楓の物語で、中盤まではピースの抜けた彼の心パズルの様。
話が進むに連れ隙間へ秋好ピース(現実)が埋まって行く様。(ピースを隠していたのは田端自身)
作りかけのパズルは、、、、。
良くも悪くも人間心理を突いたユニークな構造である。
(ラストシーンも実世界では無く、《秋好の心はさておき》田端が追加した妄想・個人的希望とも感じ取れてしまった。)
最初から最後まで「若い(青い)」考え。
行動の「イタイ(痛い)」展開。
結果と反省は付き物ですね的「脆さ(脆い)」終末。
ハハハ😅と田端は人間ならではの掛け違い、見失いがちな事、嫉妬や後悔を作品で観せつけてくれた。
秋好の方もまぁ、序盤の横断歩道の白い所ばかり歩きたがる時点で二面性の性質を捉える事が出来ない人間の例えなんだと察すれば面白味が湧いたと思いますし、全人間平和主義を唱えてる割には、田端に「気持ち悪い」を言った時点でジ・エンドです。
(そんなささいな事でも争いが始まる訳ですから)
しかし、モアイ・サークルが発足後約3年で創設者が分からなくなるくらいの規模拡大とサークル活動内容に「んな馬鹿な」と思っちゃう訳で。
また、現在飛ぶ鳥を落とす勢い吉沢亮目当てで行くと残念かな。役柄であるグズる人間性が彼には合っていない様な気がしました。
あと、杉咲花の声はカン高いw
傷付けて傷付いて、気付けて成長出来たじゃん。
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