青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
全190件中、141~160件目を表示
学生時代のまだしっかり外を受け入れられない感情がしっかり描かれてい...
学生時代のまだしっかり外を受け入れられない感情がしっかり描かれていて、主人公の成長が心地よく感じられたら良い作品だった。吉沢くんと、杉咲さん二人のお芝居はさすがの一言で作品をかなりひっぱていたと思う。
限りなく透明に近い青さ、限りなくサイコに近い痛さ、そして、決して崩れない脆さ
原作より映画の方が格段によかった
原作は読みたくなる
映画として、作品として面白かったかと言われたらそこまでではない。地上波に出るのを待つレベルだった。
吉沢亮さんと杉咲花さんの演技はとても良かったし、感情的になるシーンはとても引き込まれた。
ただ物語に伏線などはなく、復讐劇といっても大学生が出来るレベルのものだった。若干の茶番感がある。
心理描写がされている訳でもなかった。
キミスイがそうだったが、原作がとても良かったので原作を読んでみようという気になった。ただオススメ出来るかといえば微妙だ。
監督が大した事ない人なのか、キミスイの実写と原作が良すぎたのかわからないが別に映画館で見る必要はないと思う。
人間関係で大事だなこれ、と思うセリフはいくつかあったので気になったら見に行っても全然良いと思う。勉強にもなった。
ただ、キミスイの実写を100だとしたら20いくかいかないかくらいの作品だった。
もう少し中味の濃い物かと期待したが
青くて痛くて面倒臭いけど眩しい
ボロボロの横断歩道に夢を乗せて…
不思議な作品でした。つまらないってわけではないです。「あのシーンってああだったよね」と話したくなったということは、それだけ映画を楽しんだということでしょう。とはいえ、よくわからない作品でした。
良いところ。役者。まず吉沢亮さんの高良健吾さんの雰囲気。イケメンなのにイケメンである気配を消して、横道世之介を演じた高良健吾さんのような佇まいを見事に表現していました。大学という何にでもなれるがまだ何者でもない危うさ、脆さが痛々しかったです。
そして、杉咲花さん。透明感。無自覚に人を惹き付けていく感じ。素敵でした。
さらに、松本穂香さん。「君が世界のはじまり」の時も思いましたが、"受け"の演技が最高ですね。絡んだ役者が必ず得するタイプだと思います。
演出で唸ったのは、横断歩道のシーン。横断歩道の白いところだけを大股で歩く理由が簡単に言うと「夢が叶うという言い伝えがあるから」という。そのセリフを杉咲花さんに言わせたあと、杉咲花さんを正面から捉えていたカメラが上からドローンのような視点になるんです。そこから見える横断歩道は、ヒビが入っていてボロボロです。なりたい自分や夢なんて、容易く叶うもんじゃないよっていうことを皮肉的に示唆しているのかなと思って、全く本筋とは関係ないところで唸ってしまいました。もしくは、杉咲花さん自身も結局はレールの上を歩くしかないというか、自由に見えて自ら制限をかけてしまっていることを示唆しているのかなと思いました。
ストーリー的には、予告編が1番ワクワクすると思います。どんでん返し的な展開は用意されているんですけど、まあ想像の範疇でおさまっていきます。
なりたい自分とは何か葛藤していくというのは、大学というモラトリアム期間でさまざまな映画でも提示されています。吉沢亮さん演じる主人公は、自分の思い込みや被害妄想で復讐を開始していきます。
ただ、復讐を果たすんだったらその相手方が罪を犯していなかったり、主人公には許せないけど他の人にとってはどうってことないことにすれば良かったのではないかと思います。杉咲花さんは悪いことをしているんだから、復讐には成功したけど傷付かせて後悔…っていうのにはのれないでしょ。逆に復讐万歳というか、されて当然ですよ。
あと、「なりたい自分」という言葉がよく出てくるんですけど、結局杉咲花さんのなりたい自分っていうのが見えてこない。世界平和を望むのは分かるんだけど、それに向けて"就職へのコネ作り"を"たくさんの人に押し付ける"ことが本当にしたかったのかなあと思ってしまいます。
また、森七菜さんの役柄がいまいち話の本筋に絡んでこないので、取って付けたように見えてしまったのも残念でした。初映画出演の方の演技も、これからに期待しましょう。
SNSの描写が面白く、一側面だけを見て芸能人批判をツイートしたりする人には、共感できるところが多い作品なのではないでしょうか。人を傷付けまいと生きる姿が何よりも痛々しい、青春映画でした。一見の価値はありです。
イタタタタ〜
共感
青くて青い
本当に青くて痛くて脆かった
青春時代の、青さと痛みと脆さ。
彼女の死と彼の怒りの真相が分かったとき、自分の頭が追いつかなくてしばらく呆然としてしまった。謎が解けてスッキリするタイプかと思って観ていたら、あまりにもかけ離れてきたから…。
タイトル通りの、青くて、痛くて、脆い、今どきの若者の映画だった。
「自分は間に合わせの為だけの人間」という言葉が凄い突き刺さったなぁ。陽キャが周りに自分しか居ない時に取り敢えず声掛けてくるあの感じ、仲良くなったと思った後から誰でも良かったんだな、って気づいてしまうあの感じ。キツイよね。
確かに、最初は誰しもそういう都合から知り合いになり、友人になり、親友、恋人になっていくのだとは理解は出来る。でも私自身、「あぁ、自分じゃなくても良かったんだな。むしろ自分なんかで申し訳ない。自分じゃなければもっと上手く出来たんだろうな。」そう思ってしまって勝手に傷つき、後悔した記憶がある。
そんな学生時代の、青くて痛くて脆い自分に思いを馳せつつ、理解したくないが出来てしまう、そんな映画でした。
誰かと感想を言い合いたくて、友達と来てる人が羨ましかった。
「モ」う「ア」きよしは「イ」ないけど
ワンデーフリーパスポート三回目の3本目は「青くて痛くて脆い」で~す。
吉沢亮×杉咲花で原作者がキミスイと同じだって!?しかも特報は面白そうだし(予告はそんなに....)、見るっきゃないっしょ。星4.0ぐらいの期待で鑑賞
期待通りとはいかなかったが面白かった。
しかし、全体的に薄い。もし今後、「ワンデーフリーパスポートの三回目、何見たの??」と聞かれたら一番最後に「あ、あと青くて...見たよ」と答える。そんな感じ。
他人と距離を置き、誰も傷つかない生き方を全うする田端(吉沢亮)は、理想論を語り続けて空気が読めない秋好(杉咲花)に興味がわく。独りぼっち同士で仲良くなった二人は、世界を変えるべく「モアイ」という秘密結社サークルを立ち上げる。
やっぱり吉沢亮はすげぇや。
キングダムの時は厳格な王と笑顔を絶やさない平民の一人二役を演じ、銀魂シリーズではチャラくてゲスイのに憎めない沖田を演じ、一度死んでみたでは根暗で影が薄すぎる松岡を演じた。
どの吉沢亮も大好き。今回もまた、すんばらしいわ...。
これだけ演者としての才能があるのに、めっちゃめっちゃカッコよくてバラエティーに出た時も面白い。ハイスペック過ぎます
この時系列をバラバラに描いているのが佐野さんらしい。
どことなくキミスイに似ていて、退屈するどころかどんどんこの世界観に引き込まれていく。
映画らしい映画というか、これはドラマではマネできない魅力だね。
話の展開はすごく面白い。
騙されて驚き。まさかそういうことだったのか...
その騙しにより様々な伏線が回収され、それが中盤だったがためにそれからが楽しみで仕方なくなった。
という突然の期待がダメだったかな。
その騙されからの爽快感はまるでなくってしまい残念に思ってしまった。
私的には心理戦みたいな、「告白」のようなじわじわと突くのを見たかったのですがどうやら違ったみたい。ハードル上げ過ぎましたわ
どうも物足りなさを感じてしまう。
登場人物の言動や行動に謎が多く、疑問に思ってしまうところが多々。んなことあるかいな!ってね
いや全然話せるやないか、コミ障じゃねぇじゃん。
一気に3年後になるものだから、描けていないところが山ほどある。その間、何も無かったの?何もしてなかったの?何も知らなかったの?
テンションは上がったし、演者は文句なしだったので面白くはありました。
しかし、ほんと惜しい。惜しいなぁ....
見る人がどういう経験をしてきたかによって評価が二極化する作品
青くて痛くて・難しい
「あなたはこの嘘を見破れるか!?」じゃないよ
キャッチコピーと予告映像から、「見破ってやる」と構えて鑑賞。
結果、ちょっと残念。
映画そのものは良かったです。
主役のおふたりの、序盤の初々しい「痛い」演技から、後半の「脆い」感情爆発まで、さすがです。
ストーリーも良かったです。
「青い」青春映画ではありますが、40代のおっさんにも最近の映画で1番刺さったかも。ちょっとウルっと来ました。
そうだよね、、、うん。その通りだよ。
また、とても現実的な話で恐怖を感じた。
ただ、、、やっぱりPRが下手すぎる。
予想していた「嘘」よりも下回ってしまって残念。良い映画なので、フラットな気持ちで観たかった。
まぁ、観客動員を増やすためのPRなんで、しょうがないとは思いつつ。
さすがの住野さん作品
全190件中、141~160件目を表示







