青くて痛くて脆いのレビュー・感想・評価
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こうやって大人になっていくんだなぁ。
青い!それがいい!
あれぐらいの年齢の時って、正直に相手に伝えられなかったり、大人に振り回されたり、理想を語ったり、逆にめちゃくちゃ現実的になったり、いろんな感情を味わいながら、大人に成長していくんだなぁと思います。
その事がとても表現されていて、美しい映画だと思いました。
映画を見ると、主人公の人生が体感できるという人もいます。同じ年齢の人がこの作品を見た時に、自分と重ね合わせて1歩足が踏み出せる、そんな映画になっているのではないかと思います。
面白かったです。
若い頃はみんなあんなもんだ
コミュ障状態で、楽しそうな人たちに嫉妬して、疎外感を感じる。
若い頃はみんなあんなもんだ。
なんならそこそこ大人になってもそんなもんだ。
映画では立場によって正義が入れ替わっていく。
原作だと、またイメージが違うんだろうな。
この年頃にある想いは複雑で。
大学生。
子供でもなく大人でもない。
それでいて自分がこれからどうなるのか、どうなっていくのかという想いに苛まれていくところをうまく見せた作品。
他人を傷つけたくない、悪く思われたくないとポリシーを強く持っている楓。
大学生活において様々な事が起こり、誤解からこの真逆行動をして取ってしまう。
その失敗に気づくも時すでに遅し。
ま、そんなもんよね。
この時の経験はこれから生きてくるんだよと、メッセージを感じられたらいいのかなと思う作品でした。
面白味には欠けるけど。
最後に一言。
こういう予告編の見せ方は作品の本質を曲げてしまう。
キャッチコピーは酷すぎる。
違うでしょ。
47点
杉咲花に救われた作品。
ストーリーはどこか掴みどころが難しくて、演技もそれなり。(あまり起伏がないので判断が難しいですが)
まあ大学内での淡い繊細な表現は伝わるし、主演二人の気持ちもわかる。
日本アカデミー賞新人賞から翌年すぐさま助演男優賞を獲得し勢いに乗っていましたが、役所や作品に恵まれなかったなあと思いました。
昨今は顔が綺麗でスタイルもいい若手俳優が多い中、こ綺麗にまとまらずに化ける様を楽しみにこれからも鑑賞していきたいです。
私は大学に行っていないので、サークル活動というものがよくわからな...
私は大学に行っていないので、サークル活動というものがよくわからない。たった2人で創ったサークル、しかもちょっと変わり者扱いされて見向きもされなかったサークルがたった3年であんなに巨大な、社会人も認めるようなサークルを創れるものなのか?とちょっと入り込めなかった。
結局はみんなの仲間に入りたかったけど、踏み出すことが出来ず、嫉妬からモアイを解散に追い込んでしまった楓が後悔する、なりたい自分を探す青春物語。青春物語と思えば楽しめる。
なりたい自分、○○歳になった今でもまだなっていないなあ🥴
杉咲花はやっぱりかわいい😍
佐野よるって感じ。
感想
人とのすれ違いを細かく描いていました。サスペンス調のスリリングなものを期待していたので肩透かしを受けました。
演者さんの演技は皆さん上手かったです。
それにしても、短期であそこまで急成長を遂げたモアイとはどの様な組織なのかもっと観てみたかったです。
大学1年生の時に2人で秘密結社を立ち上げたのに、3年後には男は活動...
大学1年生の時に2人で秘密結社を立ち上げたのに、3年後には男は活動を離れ、女の子は死んでしまったという。
一体この3年間で何があったのか、気になって物語に引き込まれる。
しかし、何のことはない。
男は彼女にふられて嫉妬してふてくされていただけか(笑)
女の子が実は生きていることが判明してからはちょっと安っぽい内容になってしまったかな。
僻んで妬んで嫉妬して
【戦争を失くそう】って話を難しい方向に持っていったら、結果戦争を起こす人やね?
ガンダムで言ったらシャアやね?
『シャアは純粋過ぎる人よ』って事ね?
『気高い革命の志だって、大衆に呑み込まれて…』って話ね?
【世界中の人に牛乳を1日一本飲ませる活動】のがまだ世界平和に繋がるのかもよ?
って映画でもねーのか?ww
っつか楓君に【炎上】という名の革命を引き起こされてる時点で青いし脆いな…
読みきれてないな…と
あの【かまってちゃん】を上手く掌で転がさないとダメよww
いや…でもなんとなく楓君の気持ちも分からんでもない。
輪の中心に居たはずなのに、いつの間にか蚊帳の外…うん、経験あるよ。
リアルに感情移入出来たわww
まぁ…だとしても自分だったらああいう行動は起こさんし、起こしたとしても楓君のように、改心して傷つこうとはせん。
改心はしてるけど、自分に都合のいい言い訳こさえて、傷つこうとしない人間が大多数だから戦争はなくならんのだろーな。
結果牛乳飲もうって(←え)
色々考えさせられて、面白く観れた。
最初の居酒屋で、ササッと店変えときゃ良かったのに…ww(←傷つきたくない自分の妥協点ココ)
よかった
胡散臭いモアイだが、テンさんが(バカだけど)イイ人って分かりだした頃から、雲行きが変わる。
名簿流出させたのもたぶんテンなんだろうが、私利私欲はなくて、ただただ善意から出た考えの足りない行為なんだろうな。
あと、田端くんメチャメチャ反省してるけど、秋好さんのバイタリティーがあるなら、彼女はまた別の事業で成功するだろうから、そんなにヘコまなくていいと思うよ(笑)
死んだ友人の復讐劇だと思ってたが違かった!
意見の相違。間違った方向性。
でも、見応えはあったり。
予告に騙された〜いい意味で👍
人との繋がりを怖かったからこそ、裏切られたと感じ間違った方向性にいってしまったことは勘違いだったとわかったのはよしとして、今の時代って同じような感情を抱いている人っているんだろうなって思った。
想像と違った。かなりよかった
失礼だが観るまでは、吉沢亮さん主演ということで、勝手に「若手俳優をかき集めただけのよくある恋愛映画だろ」と思っていた。
全く違った。恋愛映画ですらなかった。しかも吉沢亮さんの演技が想像以上にうまかった。
理解できる人にとってはかなり心を掴まれる、理解できない人にとっては信じられないほどつまらない映画だと思う。
気持ち悪い、と言いたい秋好の気持ちも分かるが、気持ち悪くなってしまった楓の気持ちも痛いほど分かる。嫌味ではなく、この映画を観て「つまらない」「主人公に共感できない」と思った人は、幸せな人だと思う。私もそうなのだが、他人に妬み嫉みの感情を抱きやすい人はかなり主人公の楓に共感できると思う。
自分しか頼るものがなかったはずの秋好が、どんどん遠くへ行ってしまう。自分が居なくても、支えてくれる人間に囲まれている人になってしまう。しかしそれは、楓以外の人間が見ると、「秋好は成長している」というわけで、良いことである。その、秋好の成長に対する楓と楓以外の人間の感じ方のギャップが難しいところだ。
楓は、その「モアイをぶっ壊したい」という思いが嫉妬からくるものであることに気がつけず、よくわからない虚しさの理由を「秋好が俺を利用したから」ということにして、あくまでも自分は被害者であるフリをした。そして、何もかも壊してしまった後、自分が子供だったのだと気づく。分かる。悲しい。全部自分が招いたことなのが、また悲しい。
秋好が楓に「気持ち悪い」と言ったところは、自分も楓と同じ表情で「ガーン」となってしまった…
ラスト、目の前に楓が現れた後の秋好の反応を映さなかったのが、また想像力を掻き立ててよかった…
残念な点を挙げるとすれば、もう少し秋好と楓がキャッキャしているシーンが多くてもよかったと思う。この2人がずっと一緒にいた、2人だけでいた、という印象が、少しだけ足りない気がした。
捕まるよマジで!
確かに気持ち悪い、イケメンでも普通の恋愛が出来ないからと言って、ストーカー行為は許されないよ
根暗で人と関わりたくない根暗くん、ある日、友達の輪で世界平和を実現出来ると、タモリってる女ん子に最初に仲間にさせられた!根暗くん、たちまち彼女のペースにハマり・・・好きな子のスカートをめくってしまう的な行為、もしかして身に覚えなる人と居る?友達の輪を広げ、シケメンの彼氏まで作くられ、勘違い嫉妬ストーカー男は、執拗に彼女(サークル)の欠陥を探し、友達の輪に広めて、彼女から「気持ち悪い」と罵られても懲りずに、ストーカーに走るのだ!まるでその行為が、青春かのように・・・ストーカー行為は犯罪です!捕まるよマジで!
『君の膵臓をたべたい』のような青春ラブストーリーかな……え、違う……
住野よるさんの小説を映画化した作品。
佐野さんといえば『君の膵臓をたべたい』などを書いた小説家さんです。
自分は何も情報を調べないまま観たので、
また青春ラブストーリーかなっと思っていました。
しかしその予想を裏切られました。
ホント気持ちの良い、裏切られ方でした!
主人公は自分が傷つかないために人と距離を置く性格です。
自分にもそういう所があるので、主人公の気持ちに共感してしまいました。
序盤はラブストーリー。
中盤は巨悪を潰そうとする勧善懲悪。
そして終盤は今までをひっくり返す超展開(ネタバレなので詳しくは書きません)。
ハラハラドキドキでした。
ラストは等身大の終わり方で、自分は好きです。
しかし少し不満というか、消化不良があります。
それは『別にいてもいなくてもみたいなキャラクター』がいたことです。
例えば、トウスケの狙ってる女の子、ポンちゃん。
色々と意味深なことをしますが、行動を起こした理由がよくわからなかったです。
ポンちゃん『人が多面的ということを象徴したキャラクター』なのかもしれません。
ですが「あの子は何がしたかったんだろうか? 物語に必要だったのか」
と思ってしまいました。
と、少し思うところはありますが、面白い映画でした!
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