「醜い汚い それでもありたい」青くて痛くて脆い ハンバーグさんの映画レビュー(感想・評価)
醜い汚い それでもありたい
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主人公の男性は、人とうまく関わる事が出来ない。
それでも誰かと繋がりたいと思ってる。
けども、それも諦めて孤独でいいとおもっていた。
そんなある日、同級生の女の子から『モアイ』のサークルを作ろうと、言われ、そこで自分達が楽しめる場所を作る事にした。
主人公は、とてもカッコ悪いです。
それは、卑怯であり、自分ばかりでありたいと顕示欲もあるのかもしれない。
だけどもそれは、この主人公に限ったことでは、無いと思う。
誰でもそうありたいと思いながらも、 「自分は、こういう人間です!』って何か枠に納めて誰かの中にいる。
みんなが理想ばかりであったら、この世の中がめちゃくちゃになってしまう。
だからこそ、誰かが少し傷ついていく世界なんだろな。
それでも僕は、僕でありたいと願うから。
もっと傷ついて、傷つけてしまう。
だからこそ、誰かの優しさが滲みるのかもしれないと感じた作品でした。
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