「幸せな国に生まれたからこそ」青くて痛くて脆い jaikoさんの映画レビュー(感想・評価)
幸せな国に生まれたからこそ
まず思うのは今の日本ってつくづく幸せな国だなと思うこと。
飢餓状態で大人も子供もなく働かなきゃいけない国や
戦争していたら
こじらせてなんかいられない。
他人のためとか
世界の平和のために
とか、使い古された言葉に乗っかって
生きていくのは嫌だと
原作読んでないからそちらはわからないのですが
少なくとも映画は
結局はそこにたどり着いたというところなので
感動しちゃいました。
人として生まれて生きて
他のために生きることを外して生きていくことができないことを
むしろ真底そうなりたい人ほど
一度はこじらせるのかも知れないな、と
この映画観て思いました。
刑務所入っちゃったら
ほんとにその後程度によるけど
修正効かないからね。
傷つく勇気を持てるまで
こじらせるのかな、若者は。
真正面から生きて真正面から傷ついて
真正面からモノを見れるようになるまで
人生は今長いから
その時間もあるのだろうけど
とにかく一人じゃ生きれないし
たくさんの人に支えてもらってることに
気がついたら世界はそれだけで変わるのかもしれないですね。
吉沢亮くん、すごく説得力ありました。自身も学生時代こじらせてると言っていただけに
良い映画でした。
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