「題名通り若さ故の青さが痛々しい」青くて痛くて脆い ゆうすいさんの映画レビュー(感想・評価)
題名通り若さ故の青さが痛々しい
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杉咲花さんは本当に可愛いらしかった。
この世から居なくなる前は。
この役を上手く演じてました。
最初の脇目もふらず理想に近づこうと走っていた時の
舞台で発声しているような高く良く通る声と
ラストシーンでのあのやり取りのシーンでは声の出し方が違ってました。
秋好さんは世界平和という理念は変わっていなくても、
モアイにどんどんメンバーが増えて、
共同で運営していくにあたり、
少しずつスレていってしまったんですかね。
対して楓くんは、いつまでも少年のようで青いまま。
こうゆう話、現実にも良くあって、
傍らで見ているだけで、痛いなあと。
何かを作ろうと志を一緒にする仲間達で、
仲間割れとか喧嘩とか。
心のすれ違いで。
ラストの二人の真正面からのぶつかり合いは、
見ていて疲れる程、生々しかった。
いやあ、あの演技をするのも相当にエネルギーを使うんだろうなと思います。
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