「彼女は死んだ、僕は忘れない」青くて痛くて脆い 23さんの映画レビュー(感想・評価)
彼女は死んだ、僕は忘れない
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世界平和という高潔な願いを臆せず発信する秋好と、それを軽視しながらも巻き込まれていく楓
2人が作ったモアイは徐々に大きくなり、就活サークルのようになっている
その現状を打破するために楓がモアイをつぶしにかかる
自分を表現する事をしてこなかった楓が、自分の世界から復讐を試みて結果的に双方を傷つける
安全圏から否定的な意見をただ言う、実際に行動して理想を追う、流れに便乗して私欲を満たす
自分の世界から活動の真意を把握せずに、的を得ていない意見を出すことの青さ、痛さ、脆さを見せつけられる
軽薄な批判は議論に値せず側から見ると滑稽なものである
誰しも持つ社会の心理を多く含み、自分にも気をつけられる部分があるなと思わせる
登場人物が誰しも完璧ではなく、台詞の間も台本じみていないところがある
映画であるが身近に感じさせるようなつくり
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