「痛くて痛くてつらい」青くて痛くて脆い kenshuchuさんの映画レビュー(感想・評価)
痛くて痛くてつらい
原作は読了済。
大学で出会った女友達と2人で結成した秘密結社モアイ。理想とはかけ離れたモアイを元に戻すためぶち壊そうと画策する男の話。
観終わった後、周りから聞こえてくる「思っていたのと違う」という声。原作を読んだ時点でそう思っていたので密かにめっちゃ共感してしまった。
原作と違う点が結構よかったのでまだ観れた感じはする。特にラスト。コミュ障的な主人公が、コミュニケーション不足から勘違いし逆恨みし暴走するという基本構図は同じだけど、映画の方がまだ救いがある。いや、それでも十分痛くてつらいけど。
それにしても吉沢亮がこの役をやることにかなりの違和感。演技がだめとかではなく、あの顔で目立たないようにおとなしく生活するってできるのかな?と思ってしまう。オーラがありすぎるのも困りものだ。
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