劇場公開日 2020年8月28日

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「様々な青さと痛さ」青くて痛くて脆い まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)

3.5様々な青さと痛さ

2020年9月3日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

大学生は、まさに大人と子どもの間の時代。きっと人生の中で、一番自由で、一番危うくて、一番感情が行動に出るときだと思います。人生の選択肢や可能性が溢れているからこそ、大学という狭い世界の中で勝ち組系・負け組系みたいなカテゴライズがされる。ぜんぜんそんなことはないのに。
この作品の登場人物のそれぞれの行動は、共感できるし理解できる。でもたぶん、私はそれはしない、この人とは仲良くならない、そんな人ばかりでした。ただ、もし今この時代に自分が大学生だったら、あの場にいたら、どうだったのだろうと考えたりもしました。やっぱり青くて痛い行動を取っていたかも。
この作品を見て、何やってんだよって思えるのは、大人になったってことなのかもしれません。

まだまだぼのぼの