「はるばるインドから日本にやってくる映画にハズレなし」きっと、またあえる お抹茶さんの映画レビュー(感想・評価)
はるばるインドから日本にやってくる映画にハズレなし
はるばるインドから日本にやってくる映画にハズレなしというか、あまた製作されるインド映画のなかで日本でも受けそうなものを選んで配給するのでしょう。
名門大学の寮生活(特に寮対抗戦)で苦楽を共にした仲間が、20~30年の時を超えて苦境にたつ主人公(とその息子)を励ますために再会するお話。
話のストーリーとしてそれほど目新しいものではないけど、ガバティとかクリケットとかインドの異国風情がふんだんに描かれていてそれだけで楽しいし、実力に劣るチームが権謀術数つかって勝利を目指す姿を観客に嫌悪感いだかせないギリギリのところでコミカルに描くのは上手いと思った。
危篤に陥った主人公の息子が最後には〇〇〇となるのも、うまく話をまとめたという感じがする。
むしろ、古い仲間を仕事おっぽり出して何日にもわたって励まし続けるか?という点にリアリティさはないけど、それは言わないのがお約束。
主人公と恋人役のいずれも美男美女で前途洋洋かと思って調べてみると、主人公の方が亡くなっているとか。
映画の題名と違って、あえなくなってしまったのは残念に思いました。
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うにさんさんのコメント
2020年9月4日
日本ではインド映画の人気が大してないから、日本の配給会社が作品公開後に内容を確認してから買い付けることができているのでしょう。
一時たいへん人気があった韓国映画は、完成前の青田買いで、劣悪な作品が数多く公開されていましたから。