「極端な設定が訴えるなにか」空白 にこにこどりさんの映画レビュー(感想・評価)
極端な設定が訴えるなにか
クリックして本文を読む
このような事故があったとしても「さすがにここまでにはならないだろう」という方向に寄せていることで、映画としての魅力をだしている。出演者の極端な性格付けもややイライラとさせられる部分もあるが、普通の人々の心のなかにも潜んでいるものをストレートにだしているような気にさせるギリギリのところでリアリティを担保している。秀作だと思います。
ただ敢えて一つだけ・・・娘の部屋で見つけた化粧品をあわてて捨ててしまうのは、いかがなものか。主人公が成長しようとしている流れに、水をさしているような気がするのは私だけでしょうか。
コメントする