「最後に、ちょっとだけ救いが見えた気がして良かった」空白 juncoccoさんの映画レビュー(感想・評価)
最後に、ちょっとだけ救いが見えた気がして良かった
あらすじを読んでから映画をみたので、交通事故にあうことは知っていたものの、、衝撃がすごくて、、、映画館で悲鳴をあげたのは初めてじゃないかな。
救いようのない話で、誰が被害者で誰が加害者なのかも混乱するような話で、遺族はどんな風に受け入れたらいいのか、自分の身に起きたらどうしたらいいんだろうと思いながら何度もマスクが濡れないように涙を拭きながらの鑑賞。
娘を交通事故で失って、万引犯だと言われて、まともでいられる自信がない。深い悲しみとやり場のない怒り。冷静になれたのは、野木が自分の代わりに怒ってくれたからかな。古田新太の演技はさすがだと思った。
やはり時間が解決する部分もあるんだろうけど、最後に双方に、少しだけ救いが見えた気がして、そこまでを映画にしてくれて、良かった。
安全運転で帰ります。
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