僕たちの嘘と真実 Documentary of 欅坂46のレビュー・感想・評価
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彼女達には嘘も何もない
欅坂46のテレビやライブでは観れなかった顔が観れたことと、欅坂46には星5つ。
ただ、タイトルに疑問を持ったため、星4つにした。
嘘と真実だなんて分けられない。
もちろん大人によってだったり、ファンに対して嘘をつくことはあっただろう。
しかし彼女達はパフォーマンスに全力を注ぎ、多くの人々の心に曲のメッセージを伝えることを1番に考えていた。それがこの映画から伝わってきた。
これは嘘ではない。事実だ。
1ファンから言うと、ある意味この映画は1つのライブ。2000円未満のお金で観れたというのはラッキーでしかない。現ファンはもちろん、過去ファンも観るべき。「欅坂?あー、名前は知ってるよ」くらいの人にはオススメはしない。
平手、グループやめるってよ
総勢22人で活動をスタートした欅坂46。その中でひときわ特別な存在となってしまった平手友梨奈。このグループの熱烈なファンでない私は彼女がどれほどの存在なのかを知らずに鑑賞したが、本作を観ても彼女が何者なのかは分からない。しかし、そのミステリアスさこそがリアルな『桐島、部活やめるってよ』として映画の面白さを担保する。
平手というカリスマ的存在と彼女がグループ内からいなくなった時のメンバーの動揺。言わずもがな、彼女たちはアイドルだ。歌って、踊って、ファンを喜ばせたいという気持ちは誰もが持っていることだろう。だからこそ、グループとしてベストなものを作りたい、届けたい、今までにはないアイドルグループになりたいという目標は誰もが持っていた。だが、そのベクトルがいつしか異なる方向を向きだす。わがままにも思える平手の行動は欅坂というグループを繋ぐ鎖にもなれば、亀裂を生む刃にもなる。雪崩のようにグループは崩壊しないものの、どこかで起こったボタンの掛け違いが“不協和音”を生み出していく。
アイドルだ、芸能人だと言っても、個々には10代後半〜20代前半の女の子だ。ライブ前のステージ裏で聞こえる音楽やファンの声援はプレッシャーとなってその背中に押しかかってくる。逃げ出す子もいる、泣き出す子もいる。悲鳴にも似た叫び声がパフォーマンス中の音楽に混じって聞こえてくる。序盤に石森虹花が言う「みんなで手を繋いで崖の上に立っている感じ」というのが彼女たちの危うさを見事に表現している。
しかし、メンバーが平手を頼っていた反面、東京ドームでのソロダンスを見ると、彼女が背負っていたものがどれほど重たいものだったのかが見えてくる。メンバーの脱退や新曲リリースの延期、幾度となく囁かれる活動休止や解散などのネガティブな声。そして、決断する改名という選択。1曲、1曲を命を削りながら歌うような彼女たちの姿には、恐怖にも似た感動を覚えるが、最後に流れる「誰がその鐘を鳴らすのか?」は有終の美を飾るのに最適な1曲。1つのグループの栄光と終焉の物語として、見応えのある一作だった。
『みんなは今、欅坂をやってて・・楽しいですか?』
正直見てて辛かった。
毎回平手センターのLIVE映像が流れる度に涙が止まらなかった。彼女は最初から変わってないんだなと思った、曲に対してこういう風にしたいなど自分の理想があってそれがだんだん強くなりすぎてしまっただけなんだなとこの映画を見て分かった。正直、齋藤冬優花脱走シーンの『センターがいないなら意味無い。』など、やはり平手がいないなら皆でその分、頑張ろうという気持ちが感じ取れなかったのが残念だった。けど、それは他の1期生が悪い訳ではなくて 信頼関係、グループ全体の指揮ができる前に大きくなりすぎて、原田葵の 落ちるのが怖かった。その通りだと思う。そして見てて1つ思ったのが今回の映画でのファンの歓声がすごく怖いものに感じた、多くの人の期待がすごく怖く感じるシーンだった。最後に、、今回の映画で1番大事だと思った平手が言った『みんなは今、欅坂をやってて・・・楽しいですか?』その言葉が全てかなと思いました。1人1人が輝く為にこのアイドルに入った。けど、センターのパフォーマンスを越えられないとだめだ何かに縛られている感じが人一倍平手友梨奈は感じたのかなと思います。
人によってこの映画は色々な感情意見を持つと思う。しかしこれからの欅坂のメンバー を応援したいという気持ちは一つになれば良いかなと自分は思ってます。
「これからを応援したい」と思う。
欅坂のメンバーは平手しか知らないぐらい、欅坂のこと知らなくて観たけど、平手がいなくなって、新生○○坂として頑張って欲しいし、応援して行って思える作品でした。
とりま、「欅って、書けない?」を見ようとおまうw
「みんなは欅坂やってて楽しいですか?」
世間のイメージは平手+その他のメンバー
自分しか目立たない事に苦しむ平手と平手の表現力を尊敬して後で頑張るメンバー
そして、楽曲に入り込み過ぎて不協和音の頃から壊れて始めて行く
悩み続ける平手と欅坂の事を考えて動く平手に良くも悪くも振り回されて平手に頼っていたメンバーが成長し、みんなで支え合う姿は見応えがありました
ただ映画スタート時は明るい平手の笑顔のシーンが無くなっていくのが辛かった
色々なアイドルのドキュメンタリーを観てきたけど一番観やすくて内容が濃い気がしました
欅坂ファンは内容はもちろん噂があった新曲のMVの話とかあり観て損はなく、欅坂のファンじゃなくてもライブシーンが多めでアイドル好きなら楽しめると思う
映画のほとんどが平手メインで進みますが、公開が延期した事で映像が入った欅坂の改名発表のシーンのおかげで最後はしっかりと欅坂の映画として終わった気がします
特殊な団体の苦悩や想い
欅坂という構造や境遇が特殊で難しい団体をうまく映画にしていると思います。あと映画館での大音量大スクリーンでライブ映像は行ってよかったです。
一定のファン層からは以下の批判が来るのかなとは…
・特定のメンバーに偏る
・卒業生やほかのエピソード
・欅坂ファンじゃないとわからない
…全部正しいと思う。
ただ、正直2時間ですら足りない、特殊なグループなので、限られた時間の中で伝えるとしたら、必要なもので作られていると思う。上記の批判点は気にならないし、一貫性があった。
実際、監督も「ライブだけで一本取れるくらい」と言っているくらい、ドラマがあったんだなと思う。
土田さんの「2時間じゃ足りない」も納得です。
…しいていうなら、予告編のセリフでカットされたところがあります。それを探してると映画いつの間にか終わってます。笑 おそらくオンラインliveのものをいれたからなんですかね
あとはお手洗いは済ましておきましょう、マジで濃い話が続き、見入るので、何分かを見逃すのはもったいないです。笑
黒い羊
欅の曲がとても好きです。
サイレントマジョリティーや不協和音をはしんどい時や気持ちが落ち込んだ時に聴いて元気をもらってました。
そんな欅坂の嘘と真実。監督の言葉を借りるならこれまで目にしてきたフィクションの答えをドキュメンタリーで見ることができます。
他のドキュメンタリー映画と異なり、ライブでの曲がやパフォーマンスが多く使われてます。
これまでの表題曲が世の中に売ろうとして考えられた曲ではなく、秋元康が欅坂のメンバー、特に平手の心情を歌詞にしたのではないかと思ってしまうほど映画にマッチしています。
欅坂は社会や現状への怒りや否定を前面に押し出して売り出すこれまでにないアイドルだと思います。
そんな大人が考えたプロジェクトに良くも悪くも平手友梨奈という圧倒的な天才が加入してしまったと実感させられます。
他の人の感情にも影響を及ぼすほどの圧倒的な才能。
普通の人達、それも若い子達だと圧倒的な才能の前では、自分とは違うと割り切ってしまい才能を引き立てる役に回ってしまいます。
平手も自身の才能に蝕まれていき、次第に才能に飲み込まれていってしまいます。
そして、最後には平手と一緒に欅坂も終わりを迎えてしまう。
それでも、前を向こうとしているメンバーをこれからも応援していきたいと思いました。
最後に、これまでは平手のエゴで欅坂が前に進めないのかと思っていましたが、それは間違いでした。
平手自身が1番グループのことを考えていたんだなと。また、周りも葛藤しながらも前に進もうとしていたんだなと。
欅ファンなら見て損はないと思います。
個人的には黒い羊が流れたシーンが1番ぐっときました。
平手友梨奈とバックダンサー?
欅坂46というグループに平手友梨奈と長濱ねるがいた事は知っていたが、その他のメンバーは全く知らず、曲もほとんど知らない状態でこの作品を観に行った。
確かキャプテンだったと思うけど、「私達はてちのバックダンサーなのかと思うことがある」って言ってたのが印象に残っている。
また、ドキュメンタリーなので事実なのだろうけど、平手友梨奈が体調崩したりドタキャンしたり、とにかく彼女に振り回されてたグループなんだと知った。
また、彼女は20年1月に抜けたけど、その2年も前(確か17年12月)に脱退する話をメンバーにしていたことに驚いた。
特に欅坂のファンでも無いし、作品全体的に暗いから面白くなかった。
最後に、今後欅坂46を改名すると言ってたけど、以前自分で言ってたようにバックダンサーズで何を売りにするのだろうか?
残ってる現メンバーが何をしたいのか最後までわからなかった。
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