「少なくとも怪獣映画ではない」大怪獣のあとしまつ ytさんの映画レビュー(感想・評価)
少なくとも怪獣映画ではない
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某国ネタや下ネタなど、ネット掲示板のノリが面白いと思ってリアルで口に出して笑ってる人を見た時のような、なんとも言えないキツさが9割を占める。
一方で現場パートは真面目に話が進んでいくから、「ネットの内輪ノリ」を見せられ続けた後の温度差に困惑し、結局登場人物の誰にも感情移入できないまま話が終わる。
こんなに感情がついていかなかった映画は初めてだ。
演技力とかストーリーとか抜きに、自分にはあの全く笑えないギャグのノリがキツかった。
ただ、主人公の秘密に限って言えば序盤から伏線もあり、確かに唐突感は否めないものの筋も通っていたと思う。
(それが面白かったかは別として)そこだけは多少評価できる点かと。
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