「後世にまで語り継げる作品の一つ。」大怪獣のあとしまつ Aoさんの映画レビュー(感想・評価)
後世にまで語り継げる作品の一つ。
怪獣モノとしての切り口良し、俳優陣のキャスティング良し、予告の魅せ方良し!
これだけ高級食材と調理設備が整っていたのに、どうしてこんなにも不味いもんが生まれてしまったのか。
あのワクワクを返せ、なんならお金も多少なり返却してもらえないかなと感じてしまいました。
シン・ゴジラのような大人の醜い責任のなすりつけあいやそれでも国のため、愛する人のためにと頑張る人間ドラマを期待していました。
この作品はどうでもいいシーン、退屈なシーンがとにかく多く長かったです。
GGはチープで、グリーンバックのシーンがやたら多く、不事前すぎて冷めました。
設定も人物の背景も支離滅裂で、質の悪いコントを観せられているような感じでした。
恐らくこのコントをネタ見せでやったら、芸人は構成作家たちに袋叩きにされるんだろうなと言うような内容です。
とにかくフィクションの中にもリアリティがあるでしょと怒りすら覚えました。
コメディ映画は大好きですが、コメディとしても、中途半端です。
そして、最も酷かったのはこの映画の肝である後始末の仕方です。まるで自分のことを面白いと思ってるアイドルが大喜利番組に出て出した答えたようなオチでした。
これなら、山田くんが最後に怪獣の体液を浴びて全身アレ姿になった方がまだ作品として伝説になれたんじゃないかと思いました。
切り口、キャスティングは文句のつけようがなかったので点数をつけて1.5。
他がダメすぎてそれ以上はつけられません。
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