「おしん」瞽女 GOZE kossyさんの映画レビュー(感想・評価)
おしん
まるで「おしん」!そんなに厳しい修行ってのは知らなかったぞ。少女時代に厳しいフジ親方の弟子になったハル。単なるイジメやん・・・だけど、本物のハルさんはそれがいい体験になったと思い出してるんでしょうね。盲目というハンディを背負った者の世を生き抜く力を与えてくれたんでしょう。
母親も夫が死んでからは鬼になったかのように躾をする。裁縫だって自分でやらなければならない。「みずとおし」?水通しでネット検索しても出てこないところからすると、「見ず通し」の意味なのかな・・・わからん。
そんなこんなで16歳のときに休養して新たなサワ親方についたハル。このサワさんがいい人過ぎて泣けてくる。小林綾子だったというサプライズもあり、やっぱりおしん時代に得た優しさから来てるんでしょうか。
全体的にはセミドキュメンタリーみたいな雰囲気で小林ハルの一生を描いていたけど、演技の面ではあまり魅力を感じられず、ノンフィクションであることを頭に描きながら見てしまいました。もっとえげつない親方に酷い仕打ちをされたシーンが大木の裏だったこともあり、声だけの演出!どこをいたぶってるんだろう・・・というのは後の医師との会話でわかる。おぞましい。声だけでも痛い・・・
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