東京リベンジャーズのレビュー・感想・評価
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がんばれタケミチ!
原作未読ながらテレビアニメでファンになり、本作公開を楽しみにして鑑賞してきました。キービジュアルだけ見るとクローズ系のヤンキーものと思いがちですが、全く違います。主人公タケミチが、後悔だらけの人生をやり直す中で、自分を見つめ直し、前を向いて力強く歩み出すまでを描いた成長物語です。
本作のおもしろさは、主人公のタケミチがかつて恋人だった橘日向の死を回避するため、10年前へのタイムリープを繰り返し、少しずつ未来を修正していくという構図にあります。とはいえ、10年前に戻っても、やることはひたすら喧嘩と抗争です。流血を伴う暴力シーンは好きではないのですが、その一つ一つのシーンに大きな意味があり、ボコボコにされながらも何度も立ち上がるタケミチを心から応援したくなります。
また、タケミチやアッくんら溝高メンバーをはじめ、マイキー、ドラケン、三ツ谷といったトウマン幹部まで、適材適所のキャスティングに加えて、ビジュアルもかなり寄せていて、原作やアニメファンならすぐに世界観に浸れるのもナイスです。加えて、主要キャラの見せ場がきちんと用意されているのもポイント高いです。特に、ドラケンとマイキーの関係は泣かせます。病院でドラケンが、マイキーとともに頭を下げるシーン、終盤でマイキーがドラケンを思って一人涙するシーンは、胸熱です。
主演の北村匠海くんは、過去での行動が現在に変化をもたらすことで、少しずつ自信を取り戻していくタケミチを熱演しています。吉沢亮くんは、あなた以外は考えられないと思えるほどマイキーだったし、やや不安を感じた山田裕貴くんも見事にドラケンでした。
今回は舞台挨拶ライブビューイング付きで、主要キャストの話が聞けたのも楽しかったです。コロナ禍で何度も撮影が中断されながらも、キャストやスタッフのチームワークでそれを乗り越えてきたことが伝わってきました。そんな中、間宮翔太郎くんや清水尋也くんが漏らしていましたが、回収されてない伏線の行方が気になります。タケミチのリベンジはまだまだ途中なので、是非とも続編をお願いしたい!
日和ってるやついる? いねーよな!?
7月10日のLV1回目を観てきました。
マイキーの名台詞が映画版では「日和ってるやついるか? んな奴いねえよなあ?!」に変わっていたので、そこだけがちょっとだけ残念というか、語尾のリズム感の好みによりますけど、賛否が分かれるところですね。私は「いる?」の方が好きですけど、まあこの程度の改変は許容範囲かな。
ただそれ以外は特に気になる改変はなく、むしろイイアレンジを入れてきたなと思う場面もありました。(マイキーの口に咥えたどら焼き落としたところは笑ったw)
映画の為にキャストを減らしてエピソードのカットをしたのは英断だったと思いますが、次回作の事を考えると、あのカットした伏線をどうするんだろう?とも思うので、続編がどうなるか非常に気になる作品です。
役者陣は次回作にノリノリのようでしたので、是非とも続きを撮って頂きたいですね!
負けなきゃ勝ち
キャストも監督も今までに観た他作品でも
観た人だったし原作は未読でしたが観賞
ヤンキー映画+SF(ちょっと)というありそうで
なかった作品
英勉監督は「映像研」や「ぐらんぶる」など
漫画の実写化作品でよく名前を聞く監督ですが
スマッシュヒットとまではいかないものの
結構しっかりまとめてあって映画として
ちゃんと観れる印象がありました
感想としては
この手の映画化によくある「原作未完」の
問題点を上手に捌きつつ
「クソな人生をやり直す」というテーマを
ぶれることなく描けており面白かったと思います
タイムリープというからくりを使いながらも
結局はヤンキー漫画らしくど根性で切り開く
ポイントもつかめていたんじゃないでしょうか
ダメニート花垣武道は10年前の高校時代は
仲間と好き放題やっていたのですが
今は完全に「クソな人生」を生きる日々
しかしある日その高校時代に付き合っていた
彼女の日向が弟と一緒に抗争に巻き込まれて
死んだというニュースを知り
(半グレと読み上げるアナウンサー初めて見た)
その後武道は地下鉄でホームに突き飛ばされて
轢かれて死ぬところでしたがふと10年前に
タイムリープしそもそも自分がクソな人生を
歩むキッカケになった原因から
日向の運命を変えるために奔走する事になります
そのタイムリープによって知った未来から
武道は今までは関わることもなかった東京卍会の
総長の万次郎や堅と知り合いになったりしますが
別に未来を知ってるからという事だけでなく
ケンカは全然ダメだが人生を変えたいという
武道の根性が事態を変えていくところが
ヤンキー漫画としてちゃんと成立していて
面白いところ
しいて言えば
原作が未完なせいで詳しく描写できない
キャラが多少おりそこにあまり触れようと
しないため未来で佐野の抹殺にこだわり
稀咲に感心を持たない日向の弟に
こいつひょっとして黒幕かと思うなど
誤解しかねない部分はありましたが
まあ些細なところ
吉沢亮は陰キャから陽キャはたまた
こんなヤンキーまでなんでもこなしますし
大河効果か客席も結構様々な年齢層がいました
今日から俺は50億いきましたが
この作品もそれくらいいくんじゃないかと
思いました
良実写化では
原作ファン、かつ原作から一切の改変が受け付けられない人はアニメ版の視聴をお勧めする。こちらは原作通り、かつ1クール目で既に映画版の少し先の展開までカバーされている。
どうしても設定や脚本が原作と一部異なってしまうのはある程度仕方無いとして、近年の漫画実写化映画の中では良質な部類に入るのではないだろうか。あまり期待せずに鑑賞したが、主要キャストが本当に漫画からそのまま出てきたような再現度で驚いた。特に北村匠海のたけみっちの情けなさが上手く表現出来ているのは非常に素晴らしい。マイキー、ドラケンも原作のカッコ良さ、カリスマ性がしっかり再現されていて漫画実写化特有の「やらされてる感」はあまり感じなかった。また、原作の序盤はマイキーが出てくれば水戸黄門の様な安定感があったものの、映画版ではチームの人数の差が目に見えてわかる分、衝突シーンも緊張感を持って見ることが出来た。
終盤の展開は恐らく続編ありきの終わり方だと思うが、何も知らない人には唐突に終わった感が否めないので星4としました。原作は最終章に突入しているので、続編に期待です。
満を持しての公開!
ケンカシーンが生々しかった
無敵のツートップ
いや〜よかった。吉沢亮のマイキーは決まってたよね。ドラケンとの友情を超えた男の絆には胸が熱くなる。山田裕貴も『ヒノマルソウル』から一転してど迫力のヤンキーぶりで、このツートップがいたら無敵だわ。
原作を読んでなくて、クソな人生をリトライする話かと思ったら、現在と過去をタイムリープしながら進んでいくからミステリー要素もあって面白い。しかも過去と現在の時間は同時に進んでいくから、やり直すタイミングは一度限り。この縛りは、物語がタイトになってすごくいい。
ヤンキーマンガ『カメレオン』みたくハッタリで成り上がってくんじゃなくて、武道が自分の弱さに向き合って、彼女や仲間のために命をかけるところが熱い。ダチを死なせないために勝ち目がないタイマンを張るシーンは、グッときた。
メビウスとの対決では、トーマンは数的に劣勢。王道の設定で、血が騒いでしまう。マイキーのキック技がスクリーンに映えているし、ドラケンの体を生かしたダイナミックな動きも見応えがある。
喧嘩とか乱闘だけじゃなくて、自然と笑ってしまうシーンがところどころに散りばめられていて、そのバランスが非常にいい。続編を見たいな。
タイムリープとヤンキー、両立させている。ただ、ヤンキーなのに真っ直ぐ過ぎなのは現実離れすぎ。
ヤンキー映画の殿堂「クローズ」をもっと、白黒つまり善悪を明白にして、今月封切りされている「夏への扉」と全く同じ展開を取り入れた映画。要するに過去の塗り替えと現在の変化。申し訳ない。原作漫画知らないのですが、うまく融合している。確かに今時の不良は「ハニーレモンソーダ」のラウールだかみたいに華奢でだらしなくて、昔のタイプの暴走族、不良の方が同じワルでも骨太で共感できる。今はスマホ代金でバイク買うどころじゃないからなぁ。
ヤンキーは性悪だと「半グレ」の社会の悪となるが、逆にヘタレだと成人して落ちていく一方なのは、現実に則していてリアル。だから共感得るのだろう。
「クローズ」がこぶしの喧嘩ばかりで殺伐としていて、現実離れしていた点を、かなり軌道修正した作品。
ただ、それ故か北村匠海演じる「タケミチ」、山田裕貴演じる「ドラケン」吉沢亮演じる、東京卍會のボス的な万次郎「マイキー」。それぞれ登場時は不気味な凶悪なヤンキーのはずなのに、敵対する同じヤンキーの「メビウス(漢字表記ものすごい、めんどくさいので省略)」と好対照に「根はまじめ、真っ直ぐvs 性根の腐った極悪」。
ちょっとそこまで違わないだろうとは思うが、ここはファンタジーの世界。そもそも喧嘩だって、この映画のように本気でやり通せば、死者の5、6人は出そうな非現実的描写。っていうか主人公、肩車してないで、携帯で119番しろよ・・・ドラケン死にかかっているんだから。
吉沢亮が大河ドラマと180度違った好演が光る。確かに「ビーパップ」以来のヤンキー映画のある意味「清々しさ」と鉄道で轢死寸前からタイムリープの不思議感。タケミチの自己回復への闘い、恋人を自分の立ち位置とは関係なく将来を救いたいという思いは共感できる。
ただ土曜とはいえだねぇ、原作漫画の後ろ盾あるとはいえ、大スクリーンで95%の大入りはなんだかなぁ。今日見た他の2本が30人未満と違いすぎて話にならない。女性客が多いの驚いた。邦画は漫画が原作のわかりやすいのに観客集中しすぎ。この映画が面白いのなら、2週前に見た「夏への扉」。今日見た「唐人街探偵」も面白いはずなのに、全然客入りが違う。っーか、映画館側がひと席ごとに席開けないからコロナもへったくれもない。レイトショーなんて無制限でやっていい。ただ席間隔は空けろやと思った。営業時間の問題ではなくて感覚の問題。それはそうとこの映画が人気あるのはいいが、他が不人気すぎを憂えるねぇ。まあ小難しい「芸術映画」よりは遥かにマシなのは相違ないが。
君はいつも急にくるね
まず、これだけは言っておきます。
原作は未読、アニメも見てません。
正直予告とかも少し見ただけでほぼ情報ゼロ、そもそも存在を知っていたくらいでした。
ということで、東リベ初心者として書きます。
ダサヤンキーの武道がタイムリープして自分の恋人を救う。
と、簡単にまとめてしまうとよくあるやつかと思ってしまう。
実際自分も当たり外れ大きい英監督だし、どう転ぶかと様子見だった。
しかし、初日から高評価が多め。
これは!と思い見に行きました。アタリでした。最高。
このあらすじからは想像もつかないほど濃い内容と情報量。
それでいて120分にしっかりまとまっている。
そして、もうこれで終わりというほどのテンポの良さ。
当たり外れあるものの実写映画は英監督で間違いないです。
やはりテンションが上がったのが、漢たちの戦い、そして友情。
演技派イケメン俳優がこれほど集結し、暴れ回るんだから血が騒がないはずがない。
その中でも特に主人公の武道とマイキーとドラケンのトリオは最高だった。
男の自分でも脳内でかっこいい連呼してたから。
武道はダサいけどかっこいい漢の中の漢。
タイムリープを繰り返すなかでしっかりと成長している。
キャストも概ね原作通りなんだと思う。
原作を知らない自分でも、確かに北村匠海、吉沢亮、山田裕貴はナイスキャスティングなんだろうなと。
だってめちゃくちゃ上手いもん。
紅一点の今田美桜もいつもとはまた違った雰囲気でバカかわええ。
ただ、評判通り清水尋也の無駄遣い感は否めないし、よく出てきた割には間宮祥太朗の良さが写しきれてない。
堀家一希もキーパーソンなのに、ポスターに出してもらえないのが可哀想すぎる。
テンポ良く進んだし、しっかりまとまっていたけれど、ラストは詰め込みすぎたかな。
いきなりアッくんが美容師になっていたり、日向が生きていたり。
直人と握手して戻ってきたはずなのに、ドア開いて「直人!」と言ったのも?と思ってしまった。
この件にしろキャストにしろ続編があるということですよね。きっと。
また、映画で見るのが初めてという私みたいな東リベ童◯の皆様には、あんまり前情報いれずに見ることをお勧めします。
スキ!
面白かったー!!
(特に原作などは知らない者ですが)
こういう作品って普段あまり惹かれないのですが
これは出演者とビジュアルと予告でなんとなく惹かれたので観ました。
結果、今年観た中でも印象に残るくらい楽しめました。
泥くさい主人公よりカリスマ性のある脇役に惹かれがちなのですが、
たけみちくん、良かったー。うんうん、良かった。
というか本当にキャラクターたちが魅力的でしたね。
被害にあった女の子の両親に謝るシーン、喧嘩は正々堂々と拳で、
(いくらジェンダーレスな時代とはいえ)女性に手をあげる恐ろしさなど、
ベタですけど本当に感心することも多く、いまの少年たちにも良い教訓になるなあと。
それにしても吉沢亮くん改めて、凄いなあ。
あそこまで最強の顔面だと逆に仕事が狭まっちゃいそうですが、
最強の顔面を封じ込めるほどの実力、これからも楽しみです。(何様)
原作気にしなければ良作
過去に遡って元恋人の死を阻止する男の話。
バタフライエフェクトかよって。
原作読んでます。
ヤンキー映画にタイムリープの設定を加えており、
面白くないわけないです。
この作品のタイムリープは過去を変えると
未来も変わることになっているので、
過去を変えたことで未来の状況も変わるし、
現在と過去をいったりきたりするので
展開が短調じゃないのも良きです。
アクションもクローズやハイローには及びませんが
それなりに迫力あります。
原作を読んでない人は普通に楽しめると思います!
キャスティングも豪華で
女性にとっては目の保養になること間違いなし。
男性も今田美桜ちゃんがいるので問題なし。
原作読んでる身としては、
やっぱり気になるところもちょこちょこあります。
特に数人の扱いが雑だったのが残念でした。
原作ファンのためにとりあえず出しとくか、、
みたいな気持ちが見えてしまい、
それなら出すなやって思っちゃいました。
吉沢亮の圧倒的な存在感!
北村匠海演じるタケミチが最高に魅力的!
原作は単行本で全て読んでますが
素晴らしい実写化!
原作は今でも続いていますが映画はきちんと完結します。長いと感じさせない上映時間の中で見せるべきキャラクターをちゃんと見せ感情移入させ興奮させてくれます。
主人公タケミチを演じた北村匠海が本当に最高でした。人間臭くて純粋に観ていて心から応援したくなりました。
出番はそんなに多くないですがヒナを演じた今田美桜も真っ直ぐな純粋さが魅力的で、タケミチが覚悟するキッカケとして説得力がありました。
原作で圧倒的な強さを誇るマイキーを演じた吉沢亮は鑑賞前からマイキーそのもと思えるほどのハマり役でした。あの蹴りのシーンも最高に気持ちよかったです。
登場人物が多いので、あまり丁寧に描写されないキャラもいますが、一本の映画として高揚感を維持させつつ原作ファンも初見さんも楽しむことが出来る絶妙なバランスではないでしょうか。
道を外した先には悲劇があることも描かれていて単純な不良美化作品ではない部分も好感。
英勉監督の漫画実写化の巧さは本当に見事です!
ところで捨てアカ大量に作ってやたらいいねして来る人って何がしたいの?
吉沢亮の存在感はさすが。ただ伏線残しすぎ!
胸熱
実力派若手俳優の豪華な共演
原作の漫画は未読。現在放送中のアニメ13話を視聴し、Wikipediaであらすじを読んで劇場で鑑賞しました。
アニメが始まる前にもWikiであらすじを読みましたが、登場人物が多過ぎて、理解不能状態に。かと言って原作漫画は多いし。読み出したら止まりそうにないし。
ホント、アニメには助けられました。予習して鑑賞すると、"120分にうまくまとめてる!"という印象でした。
もし映画しか見ていなければ、稀咲鉄太や半間修二が"何者なのか全然わからないぞ…?"と思うであろう出番の少なさ。なので、続編に期待大です。
映画は原作をリスペクトしつつの殴り合いや乱闘は実写ならではの迫力。
"普通は死ぬな"レベルの乱闘は見ていて痛過ぎましたが…。
ほぼずっと血まみれの主人公花垣武道始め、キャスト陣のからだを張った熱い演技は見どころです。
映画のマイキーとドラケンは、超カッコいい!
北村匠海、山田裕貴、吉沢亮、磯村勇斗、鈴木伸之、今田美桜の役への寄せっぷりが素晴らしい。杉野遥亮の中学生は少し無理があったかも。眞栄田郷敦の出番は少なめだけど存在感がありました。
実力派若手俳優の豪華な共演が実現した、と思いました。
また、映画のタイムリープ先を高校時代に設定したのが、いい!と感じました。
ヤンキーものが苦手な私でも、映画が面白かったので"原作の漫画も読んでみようかな?"と思える作品でした。続編希望。
タケミッチーがメッチャ熱い!
予告編はイマイチだったけど、好きな監督の作品だったので鑑賞。
やっぱり胸熱映画を作るのが上手い監督と再認識。
さえないフリーターのタケミチ(北村匠海さん)が恋人だったヒナタ(今田美桜さん)の事故死を知り、ある事を切っ掛けにタイムスリップして過去を変えヒナタを救うストーリー。
とにかくタケミチがとても良かった。大切な人を守る為、自分が弱いと解っていながら強い相手に何度も立ち向かう姿がかっこ良い!
マイキー役の吉沢亮さんも強くて実は思いやりのあるキャラが良かった。
高校生の設定で、あそこまでする抗争は過激過ぎるけど迫力満点!
山田祐貴さんや間宮祥太朗さんをはじめて眞栄田郷敦さんなど若手の豪華キャストも良かった。
今田美桜さんの浴衣姿
とても美しかったです( ´∀`)
いつも突然やってくる彼はいつもそばに居れるように頑張る
フリーターが握手して過去に戻る話
原作は最初の方だけ読んだことが有る程度ですので、映画と原作のストーリーの違いは判らない。
映画作品としてはそこそこ面白かったです。
不良系の映画だと、「クローズ」とか「ハイアンドロウ」とか最近だと「地獄の花園」とかしか見たことないけれど、喧嘩シーンが迫力あって好きなのでこの系統の映画はストーリーはどうあれアクションが見れれば満足な私ですが、今作はちょっと微妙だったかな。
そこそこ喧嘩シーンは有るけれどちょっと迫力に欠け印象でした。
タイマンあり大多数の抗争ありでいっぱい喧嘩は見れたけれども…
ポスターに映ってる俳優たちはそうそうたるメンバーなんですが、主にアクションするのは山田裕貴、吉沢亮、鈴木伸之とモブ位で、間宮祥太朗、眞栄田郷敦、清水尋也とかはあんまり見せ場がなかった、キャラクターが目立つのに活躍が無いのは残念。
ストーリーの方は雑な「バタフライエフェクト」みたいなタイムスリップ物です。
死んで過去に行くとか握手でもどるとか設定がそうなんだから文句言うなって話だし、もしかすると続編などでタイムスリップの理由とかわかるのかも知れないのであまり言及はしませんが、納得しずらいタイムスリップ&過去改変だったなぁ~。
なんやかんやでヒロインを救うために奔走するんだけれども、ラストシーンでの感動は全く無かったですね。
そもそも感動させる気がないのかも知れないが、ドキドキとか焦りとか一切なくて、「あ、居たね、よかったね」位なかんじでした。ラストなんだしもう少し劇的にしてもよかったのではないだろうか?
友情、体を張る男気、暴走族としての矜持とかが主の見せ場だったのかな、ストーリーの大前提、ヒロインを救うが薄くなってしまってましたね。
本作は現在と10年前を行き来するのですが、メイクのお陰か10年前のシーンは若く見えるし現在シーンは20代後半に見える。
衣装やメイクでここまで印象変わるのは凄いと思った。特に磯村勇斗のヤンキーからクラブのオーナーの代わり様はホントに10年経ったのかと思わせてくれました。
主人公の成長物語としてはいいと思います、全てから逃げてきたヘタレフリーターから彼女や仲間のために逃げることをやめた姿はカッコよかったです。
人は自分のためより誰かのために強くなれるんですね、素直に憧れます。
自分が見た劇場には高校生とか20代ヤンキーカップルとか入れ墨入ったお兄さんとかが居て、この映画の登場人物かな?と思える環境だったのが面白かったですね。
総評としてはアクション普通、ストーリー普通、な平均点映画でしたね、なにか尖った部分も無いし原作知らない人も原作ファンもあまり満足できないのでは?
今をときめく若手俳優の不良姿が見たい人はいいと思います。吉沢亮、山田裕貴の隊服はカッコよかった!
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劇中セリフより
「変えなきゃじゃねぇ、変わらなきゃだ」
もしも自分が過去に戻れるなら、と思ったことは何度もある。
過去に戻ってやり直したい事が沢山あるけれど、変えられるかはわからない。
昔の自分より今の自分が成長してたり勇気が有ったりすれば変えられるかも知れないけれど
過去から一切成長してなかったら、戻れたとしても結果を変えられないだろう。
過去に戻る機会がいつ来てもいいように、日々成長をしていきたいものですね。
続編ありき…
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