「君はいつも急にくるね」東京リベンジャーズ 唐揚げさんの映画レビュー(感想・評価)
君はいつも急にくるね
まず、これだけは言っておきます。
原作は未読、アニメも見てません。
正直予告とかも少し見ただけでほぼ情報ゼロ、そもそも存在を知っていたくらいでした。
ということで、東リベ初心者として書きます。
ダサヤンキーの武道がタイムリープして自分の恋人を救う。
と、簡単にまとめてしまうとよくあるやつかと思ってしまう。
実際自分も当たり外れ大きい英監督だし、どう転ぶかと様子見だった。
しかし、初日から高評価が多め。
これは!と思い見に行きました。アタリでした。最高。
このあらすじからは想像もつかないほど濃い内容と情報量。
それでいて120分にしっかりまとまっている。
そして、もうこれで終わりというほどのテンポの良さ。
当たり外れあるものの実写映画は英監督で間違いないです。
やはりテンションが上がったのが、漢たちの戦い、そして友情。
演技派イケメン俳優がこれほど集結し、暴れ回るんだから血が騒がないはずがない。
その中でも特に主人公の武道とマイキーとドラケンのトリオは最高だった。
男の自分でも脳内でかっこいい連呼してたから。
武道はダサいけどかっこいい漢の中の漢。
タイムリープを繰り返すなかでしっかりと成長している。
キャストも概ね原作通りなんだと思う。
原作を知らない自分でも、確かに北村匠海、吉沢亮、山田裕貴はナイスキャスティングなんだろうなと。
だってめちゃくちゃ上手いもん。
紅一点の今田美桜もいつもとはまた違った雰囲気でバカかわええ。
ただ、評判通り清水尋也の無駄遣い感は否めないし、よく出てきた割には間宮祥太朗の良さが写しきれてない。
堀家一希もキーパーソンなのに、ポスターに出してもらえないのが可哀想すぎる。
テンポ良く進んだし、しっかりまとまっていたけれど、ラストは詰め込みすぎたかな。
いきなりアッくんが美容師になっていたり、日向が生きていたり。
直人と握手して戻ってきたはずなのに、ドア開いて「直人!」と言ったのも?と思ってしまった。
この件にしろキャストにしろ続編があるということですよね。きっと。
また、映画で見るのが初めてという私みたいな東リベ童◯の皆様には、あんまり前情報いれずに見ることをお勧めします。