「何に「望み」をかけるのか」望み ミツバチば~やさんの映画レビュー(感想・評価)
何に「望み」をかけるのか
昨今、少年犯罪を取り上げた映画が多いなか、あ〜、そういう?と予想をたてながらも、最後、観た人に答えを託すような終わり方でしたね。
親の願いって、何なのか?
信じるって、どういうことなのか。
親は本当に、子どもの姿を見ているのか。
いろんな角度から、事件を見ることで、何が真実かが、あぶり出されていきます。
それすら、真実なのかわからない。
何を信じるのか?
真実がどうであっても、受け入れることができるのか?
非常に決断を迫られるテーマです。
加害者であっても、被害者だとしても苦しみは変わらない。
ただ、その意味を自分たちがどう解釈するのかで、その後の家族の生き方に変化が出るのでしょうね。
「今までと、同じ生活はもうできないってことでしょ」
たしかに、そうなんだろうな。
どう、形が変わるのか。
そこを問いかけているようにも感じ。
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