劇場公開日 2020年10月9日

  • 予告編を見る

「究極の選択ならぬ究極の望み」望み 世界の尾張名古屋さんの映画レビュー(感想・評価)

4.0究極の選択ならぬ究極の望み

2020年10月9日
Androidアプリから投稿

昔、究極の選択ゲームみたいなのが流行った事があるが、これは選択はできないが、自分の息子が加害者になるか被害者になるか、どちらを望むのか、非常に見応えのある映画でした。
私が親なら「被害者を望む」、最初は当たり前のようにそう思ってみていました。でも、石田ゆり子の演じる姿を見ていて考えるものがありました。私とは全く逆に見ていて堤真一の演じる姿に考えた人もいるでしょう。また、そんなのどちらを望む事もできない人もいるでしょう。(最終的にはどちらも望む事はできないと思いましたが)
ストーリーもとても良くできていたと思います。息子が生きていて、被害者でも加害者でもなかったなんて無理矢理なエンドだったら星1つでした。(それを「望んで」観てましたけど)

世界の尾張名古屋