実りゆくのレビュー・感想・評価
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クライマックスの漫才ではポロリ
世継ぎと夢の狭間で悩む若者の物語。
ありがちなストーリーラインでバタバタした流れではありますが、タイトルにある「実る」に繋げたのは良かったです。
それとなんと言ってもボバがたくさん出てて嬉しかったですね。
ただ、脚本が少し気になったりもしました。
吃音いる?とか、祭り事バックれたのにもう一回?とか、松葉杖持ち方逆じゃ?とか、流石に二足の草鞋は?とか色々思うところもあったりもしましたが、クライマックスの漫才ではポロリとしてしまいました。
荒さはあるものの、エンドロールの歌とりんご農家が凄く良かったです。
それと「百姓」が美しい言葉だった事を知りました。
共感できる部分がある
個人的に共感できる部分があった。
筆者も同じ長野県出身で実家がリンゴを作っていた。
行動範囲が狭く相互監視に近い感じも似ているし、行事になるとかり出されるのも分かる。
外の世界を知った実が才能を開花させていく。
筆者もイベントで東京に行って東京を知ってから、長野に居ることに満足できなくなり東京の大学に行った。
実の父が周りの思いを実に押し付けるのも、父からではないが親族からされた経験がある。
今でも親交のある中学時代の友人たちの多くは長野に残り、同じく東京に出た者の多くも挫折や就職で長野に帰って行った。
筆者はやりたいことがあったため、ある程度一本道の人生で現在に至る。
長野に居ることは悪い事ではない、実際故郷を守っているのは彼らである。
ただ言いたいことは、故郷に残るなら外の世界を知った上で残って欲しい。
故郷にいる甥っ子の純真で外の世界を知らない姿を思い出し、ふと思った。
“百姓”は美しい言葉なんだに
2年前には鉄拳のパラパラ漫画を元にした『家族のはなし』という映画もあったが、それも長野のりんご農家。同じようなストーリーかと思っていたら、展開がかなり違っていた。家族の想いもそうだし、バンドと漫才という違いも・・・
最も気に入ったのはハイゼットのオープンカー。りんごはたしかに美味しくなさそうに感じたし、農業としてなら『奇跡のリンゴ』のほうが真に迫ってる。それよりも奇抜なオチも予想つかなかったし、将来を考えると“二足の草鞋”になりはしないかと心配にもなった。調べてみて、実話じゃないことがわかってホッとしました・・・
ゲーム「天穂のサクナヒメ」が大人気になっているほど、今農業が注目されていますが、コロナ禍にあっては芸人の道よりリンゴ農園を選びそうな気もします。
ちなみに松川町出身の芸人にはタイタン所属の松尾アトム前派出所がいるようだ。しかも、今年結婚した相手が日本エレキテル連合橋本小雪の相方・中野聡子というのも偶然なのか否か・・・
あるある2
143本目。
メッチャ並んでる。
今まで行った映画館は、鬼滅の刃を公開してなかったから焦ったけど、2列対応でスムーズに流れる。
でも、片方は検温、片方は検温なしっておかしい。
観る前から思ってたけど、岡田将生、成海璃子出演で確か長野のリンゴ農家の映画があったよな、デジャブ?
でまた長野?
まあ、それはいいけど脚本、演出の鉄板感、分かりやすくはあるけど、もうね田舎あるあるで、複雑な気分。
ありえないけど、親とは一緒には観れない。
結末もそっち?とは思ったけど自分の中で、煮え切らない感がある。
案の定と言うか観賞してたのが4人だけだけど、オッサンの中に小学中学年位の女の子1人。
鬼滅の刃じゃないのに感心。
出来上がりすぎてない映画
そんなに映画を見る人ではありません。ただすごく良くできた映画、大人気の映画とは違う良さがあった様な気がしたんです。俳優ではない芸人さん達の演技は素人目には新鮮で刺さったし、予告編を見れば概ねストーリーが読める中でも、伝わってくるものは確かにあるな。
と感じたのでした。
よくできてる、でもただ話題性だけ、興奮したりビックリするだけですぐ忘れる映画より、ずっと良かったです。
↑偉そうな事書くな! 失礼しましたm(__)m
イマイチ
りんご農家で後継者を期待されてる息子はお笑い芸人になりたくて週末は東京で舞台に立ってる。
吃音、いるかなぁ?・・・子供の頃からいじめられてた原因の為には必要かもしれないけど・・・。
田中要次は名演。山本学は歳取ったなぁ。エレキテルはいてもいい程度。小野真弓は可愛かった。
あと、爆笑問題の田中の腕時計がデカかった。
色々とドタバタで面白くもなくイマイチだった。
薄い、薄すぎる。
町興しムービーならこれぐらいで
よいのでしょう、、、って感じが滲み出てる。
町興しムービーかどうか?は定かじゃありませんが。
脚本が薄すぎる。
父子の絆を描くというわりに、
何故今のような関係になったのか?
何故主人公の夢はそれになったのか?
背景が全く描かれないから、
なんでそーいう行動するかなー?って
イライラしながら観てしまう状態に
なってしまった。
また、祭の開催、非開催のあたりの話は
祭りの実施規模みたら、
「ありえんわ!」と、引いてしまったし、
あの結末、都合のよいドラマの最骨頂
でした。
感動させるための強引な展開とイベントの数々、
それに途中入るしょーもないネタ。
緩急ってそーいうのじゃないから!
(橋本さんが不憫)
事務所タイタン色強いなぁと思ってたら、
エンドロールの一行目で納得。
はー、この事実知っていたら観なかったかも?
監督と主演が、お笑い芸人とそのマネージャーという異色の作品。しかも...
監督と主演が、お笑い芸人とそのマネージャーという異色の作品。しかも監督の方ががマネージャーというのが面白い 笑
「夢追う者と夢破れた者たちが、家族や故郷との絆を深めながら不器用ながらも成長していく」という内容。
よくある類のストーリーではあるけれど、クライマックスへの流れは良く寝られているなぁと感心した。
主な役所で、本来俳優が本業ではない芸人さん達が配置されているので、所々「ん?」という箇所もあったけれど、それが不器用な生き方を引き立てているようにも感じられて、かえって良かったのかも知れない。
追分
長野で親父と二人林檎農園を営む主人公が、お笑い芸人になりたいという自分の夢と、跡を継がせたい親父の夢との間で藻掻く話。
毎週末東京に通い舞台に立つ、吃音を抱えているけれど、ネタを話す時だけは吃音が出ないという主人公。
親父はそんなことはつゆ知らず、次の週末は息子が主役の一人前の林檎農家として認められる為の奉納祭と息巻く始まり。
親父だけではなく、林檎農家を継ぐべくプレッシャーをかけまくる周囲の中で、東京での擦った揉んだがあり、連れ帰られた実家でのやり取りは、生け贄思想の親父にも、煮え切らず優柔不断が過ぎる主人公にもみていて苛立ちが募る。
生まれ育った地域も家庭環境も性格も自分とは違い過ぎるからかねぇ。
それでも尚、で傷口を拡げる様な展開に、これが現実世界ならあり得ないだろう大団円。
サブキャラとはいえエーマの切っ掛けも弱いし、彼女は知らなかった?
話は悪くないけど、潰すものがデカ過ぎませんか?その前に動けよ!と引っ掛かり、素直に受け入れられなかった。
エレキテル連合は出オチで後はいらなかったね。
どんなリンゴが育っても、自分が育てたリンゴは世界一の宝物だ
吃音を苦にすることなく、人を笑わせる夢を追うか。父を助けてリンゴ農家を継ぐか。
さすが漫才師だけにお笑いシーンが上手い。夢と現実のはざまでもがく辛さも、彼を助けようとする周りの人たちも、だれも悪者にならずにハッピーエンド。予定調和の範疇。
長野出身者が多数、島田秀平、GLIM SPANKY、田中要次、、。タイタン所属タレント多数、当然主役のまんじゅう大帝国、日本エレキテル連合、瞬間メタル、キュウ、、、。ご当地と芸能事務所タイアップ映画は悪くないけど、若干演技の拙い方も見受けられるのが残念。
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