劇場公開日 2020年10月9日

  • 予告編を見る

「共感できる部分がある」実りゆく C・ゲバラさんの映画レビュー(感想・評価)

4.0共感できる部分がある

2022年1月14日
PCから投稿
鑑賞方法:VOD

個人的に共感できる部分があった。
筆者も同じ長野県出身で実家がリンゴを作っていた。
行動範囲が狭く相互監視に近い感じも似ているし、行事になるとかり出されるのも分かる。
外の世界を知った実が才能を開花させていく。
筆者もイベントで東京に行って東京を知ってから、長野に居ることに満足できなくなり東京の大学に行った。
実の父が周りの思いを実に押し付けるのも、父からではないが親族からされた経験がある。
今でも親交のある中学時代の友人たちの多くは長野に残り、同じく東京に出た者の多くも挫折や就職で長野に帰って行った。
筆者はやりたいことがあったため、ある程度一本道の人生で現在に至る。
長野に居ることは悪い事ではない、実際故郷を守っているのは彼らである。
ただ言いたいことは、故郷に残るなら外の世界を知った上で残って欲しい。
故郷にいる甥っ子の純真で外の世界を知らない姿を思い出し、ふと思った。

C・ゲバラ