わたしが発芽する日のレビュー・感想・評価
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空気が読めないでは済まされないレベルのアホな妹
監督と脚本は『はじめてのうみ』『私は渦の底から』『次は何に生まれましょうか』の野本梢
粗筋
紗耶は彼氏にプロポーズされた
嬉しいが気がかりなのは同居している妹の優子
丸出ダメ子な優子が心配で結婚に踏み切ることができなかった
レズで高く評価された監督だが今回はレズの話ではない
配役
姉の紗耶に藤原麻希
妹の優子に堀春菜
紗耶の彼氏に本間淳志
ホームセンターの従業員に松本卓也
紗耶優子姉妹の父に松木大輔
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心の成長を描いた作品
姉妹愛を描いたショートムービー。
ずっと一緒だった二人が、結婚を機に暮らしを別つ物語。
「別々に暮らそう…」「うん!」
この件がやたら切なかったです。
不安もあるし、寂しさもある。
でもずっとはいられない事も本当は分かっていて。
いつだって互いを思いやる、そんな二人の心の成長を描いた作品でした。
【”普通に生きるって、何?”変化する姉妹の関係及び妹の人間としての成長を、植物の生長する姿に暗喩して描いた作品。】
■結婚を控えた姉・紗耶。
彼女は空気を読むのが苦手な妹の優子と共に、2人で何ごともない普通の日常を過ごしていた。
しかし、紗耶は恋人との結婚を機に、ある決断を迫られる。
そして、姉妹2人の生活は変わり、2人の関係も次第に変わっていく。
<紗耶は恋人との結婚を、優子を独りに出来ないと思い、断るが優子が恋人に紗耶との結婚をお願いした事を聞き、少し変わってはいるが、一人の真っ当な人間として観るようになっていく過程が上手く描かれている作品である。>
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