「長いが、示唆に溢れている。」国葬 知徳さんの映画レビュー(感想・評価)
長いが、示唆に溢れている。
友人から教えられ、本日観ました。ソ連のプロパガンダで撮影されたフィルムを使って製作されたドキュメンタリーで、スターリンの葬儀の模様を記録したものです。監督のセルゲイ・ロズニツァはウクライナ人です。今、ロシア国民が置かれた情報統制の状況も似たようなものと考えると、歴史はまた繰り返すのかもしれない。国民に広く開かれた情報というのが、いかに大切かと言うことを改めて痛感させられます。
ちなみに、今日行った映画館は早稲田松竹という名画座で、実に37年ぶり位に来ました。高校生の時以来ですね。2本観て同じ料金と言うのも、もはやここだけかもしれません。朝10時半から夕方3時半まで見て、1300円でした。観客は、座席の3分の2ぐらい埋まっている状態で、とても盛況でした。がんばれ早稲田松竹。
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