「柔らかな空気感」逃げた女 こころさんの映画レビュー(感想・評価)
柔らかな空気感
主人公ガミを演じたキム・ミニのナチュラルな演技と透明感、スレンダーで美しい身のこなしに魅了されました。
韓国映画「はちどり」で主人公の少女ウニが慕う漢文塾の教師ヨンジを演じたキム・セビョクも出演。
作品全体を包む柔らかな空気感、耳障りの良い韓国語で交わされる何気ない会話(←韓国語は全く分かりませんが😅)が心地いい。
自ら生き方を選択し、互いに本音で思いを語り合う彼女達の姿に、心が和みました。どちらかというと女性にお薦めの作品かも知れません。
-鶏の首の後ろ
映画館での鑑賞
私も、朧にしか(感覚)ワカラナイシーンです・・。同じかも、しれません。
今作品は都会では、6月に上映されていたのですね。
佳き作品は、地方をゆっくりと廻って上映されるシステムは良いですね。
今晩は。いつもありがとうございます。
オリンピックを何だかんだ言いながら、楽しんでいるNOBUです。(選手たちは頑張っている!)
すいません・・。可なり酩酊しております・・。
今作、序盤は”私は、何を観ているのか・・”という想いで鑑賞していましたが、途中から”映画館の魔法”(と、勝手に名付けています。)に陥り、ホン・サンス監督(恥ずかしながら、初見です。)の魔法にかかり、面白く鑑賞しました。
私は、ガミはラスト、一度目ミニシアターで、アーティスティックな映画の海岸に寄せる波を観て”私は、元の生活に戻ろう・・”と思ったけれど、踵を返して、もう一度ミニシアターに戻り、同じ映画を観て”私も、彼女達と同じように自立した生活を送ろう・・”と思ったのでは、と思いました。
なので、仰る通り彼女は、”元の生活に戻るのだろう・・、けれど今までの夫とのスタンスは変わって行くのだろう”と思いながら観ていました。
一つ、キチンと観きれていなかったのは、一度目の波と、二度目の波の違いです。(不覚!)
”解”を敢えて、観客に任せる手法は、好きですね。
”-鶏の首の後ろ”が気になります・・。
こころさん、再度コメントありがとうございます。
今、渋谷ユーロスペースでホン・サンス特集上映やっていますから、監督の作品観るつもりです。本作でちょっと、いやかなり興味を持ってしまいました。
また漢文塾のヨンジ先生、大好きです。役者さん良かったですよね。
こころさん、コメントありがとうございました。
こころさんおっしゃるっ通り「自分を余り出さない(自己主張しない)タイプ」、これは僕もそうだと思います。流されやすい感じがするんです。周りに、状況に。感情的な行動や言動はするものの、あまり「こうだ!」っていう主張を持っていない気がします。旦那を決めた過程も、ある恋が終わっての感情的な決定のような気がしますし・・・。