「良質なコメディ」シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい! コージィ日本犬さんの映画レビュー(感想・評価)
良質なコメディ
個人的な好みに、ど真ん中ストライク。
次々と悲惨で、あり得ないトラブルが起きては、それが困難突破のヒントになって & 笑いになっての繰り返しがノンストップ!
調べたら、どうやら元々この劇自体がコメディ舞台として作られたもので、その映画化らしい。
だからちっとも「本当にあった話」ではなくて、これ自体が作り話のようです。
邦画でいえば、三谷幸喜の『ラヂオの時間』や『清須会議』に、(別の監督作品ですが)『前田建設ファンタジー営業部』を足したようなノリですな。
映画ならではの、衣装やCGで再現された19世紀のパリの街など見どころも多数。
観にきてよかった一本であります。
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