「だ い す き」シラノ・ド・ベルジュラックに会いたい! bloodtrailさんの映画レビュー(感想・評価)
だ い す き
19世期末から20世期に掛かる時代を題材にしたフランスコメディ。もう、これだけで個人的にはウハウハ。「英雄は嘘がお好き」系統ですか。伝統芸だすね。
テンポ早いです。ガンガン飛ばします。キャラ立てもひと台詞で終わらす一瞬芸。お見事としか言いようが無いです。軽い詩劇の言葉廻しが楽しいw
シラノの5幕が実写になる反則技が、これまた好き。此処だけは、すけべ根性出して泣かしに来てますもん。
名作でも、傑作でも、大作でも、感動作でも無い。そもそも、そんな大それたものは狙ってない力の抜け具合が、最高に大好き。
ジーン・ミシェル・マルシャル扮する店主の演説場面みたいに、燃える場面あり。マリアが消えたシーンみたいな吹いちゃう場面あり。年末恒例作品としての、お茶の間娯楽性を追求しました!な映画ですが、フランス人が作ると、何でこんなに楽しくなるん?
良かった。楽しかった。だいすきだす。
とっても!
bloodtrailさん、こんばんは。ジャン=ポール・ベルモンド祭りやっててご無沙汰してました。ベルモンドもシラノの舞台で来日したようで(残念ながら知りませんでした)この映画、見ようかなと思ってました。見ます!車に詳しいbloodtrailさん、ベルモンドの映画、多分、凄く楽しいと思います!
今晩は
私は今作は、題名通り”シラノ・ド・ベルジュラックさん”の話なのかなあ、良く知らない実在の人だから面白そうだなあ・・と思っていたら(フライヤーをちゃんと読め!)
戯曲”シラノ・ド・ベルジュラック”の創作過程を描いた作品だった!!という事で、鑑賞後5-10分ほどは、エドモンの周囲の人々との関係性を把握するのに、脳内フル回転。
幸い、戯曲の粗筋を辛うじて覚えていたので、鑑賞後5分過ぎからテンポ良い”おフランス喜劇”を楽しく鑑賞しました。
原題は”Edmond”だったのですね・・。ふう、危ない、危ない。(おバカさんです・・)
では、又。