「ヤング向けのSF冒険ファンタジー」カオス・ウォーキング 琥珀糖さんの映画レビュー(感想・評価)
ヤング向けのSF冒険ファンタジー
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2021年(アメリカ)監督:ダグ・リーマン。
原作は「怪物はささやく」のパトリック・ネス。ネスは脚本にも参加している。
西暦2025年。
汚染した地球を捨てて、「新しい星」=(ニューワールド)に入植した人々。
結構原始的な生活をしている。
男の心の声は「ノイズ」として、丸聞こえなので、相手に何を考えてるか?を、
知られてしまう。
女は《実は訳があって》殺されて、死に絶えてしまった。
「ニューワールド」生まれの孤児のトッド(トム・ホランド)は、女性を見たことがなかった。
「ニューワールド」に偵察に来た宇宙船が墜落して、唯一の生存者ヴァイオラ(デイジー・リドリー)を
見て、たちまち恋に落ちるトッド。
原作者パトリック・ネスはヤングアダルト向けの作家です。
本格的SF映画とは、ほど遠いというか、「ニューワールド」の形態は、
西部劇で入植した荒地みたいですもんね。
西部劇みたいに首長(マッツ・ミケルセン)は馬に乗り猟銃を背負っています。
SF風なファンタジー?
ボーイ・ミーツ・ガール的な?
男の特色である「ノイズ」と、女の持たないその能力。
それがトッドの母親や女たちの「死」と深い関わりがある。
ヴァイオラの宇宙バッグ。
多少ドラえもんのポケット的でもあり、もっと楽しくなるかなぁ、と期待したけれど、
特に弾けた展開もなかった。
宗教的なセリフも違和感あるし、何が言いたかったんだろう?
SF的風味の「ボーイ・ミーツ・ガール」でしょうかね。
トム・ホランド君は、相変わらず少年ぽく、可愛かったです。
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