「ニコール・キッドマン偉い!」ストレイ・ドッグ Royさんの映画レビュー(感想・評価)
ニコール・キッドマン偉い!
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他の方も書かれているように、雪のなか娘を背負って歩く回想シーンとか、ストーリーのよく分からない部分が幾つかある。更に言えば、17年前に、見るからに小規模の銀行ギャング団に潜入捜査する必要があったのか?たまたま大きなヤマに当たったようだが、そうでなければ、リスクの割に得るものが少なすぎるのでは?麻薬組織に潜り込むなら分かるけど。
そういった事は兎も角、特殊メークのハードボイルドおばさんキッドマンが、病身に鞭打ってギャング団のボスを追い詰めて殺す執念の演技に感心した。カサマ監督の演出も上手い。死の直前に汚いお腹を見せたり、犯人の居場所を探る為に性的行為を要求され応じるなど、そこまでやる女優根性に感心。
数日前に観た「ホテルローヤル」の、最後に松山ケンイチとセックスしない残念な波瑠のきれいごと演技とは大違い。さすがキッドマン、米国女優のレベルは日本とは大違い。だから日本映画はつまらないのが多いだろうな。
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