劇場公開日 2020年6月5日

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ANNA アナのレビュー・感想・評価

全166件中、161~166件目を表示

3.0あ、弾がない!

2020年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

 両親が亡くなり、辛い過去を背負ってしまったアナはやがてKGBの諜報員として活躍するが、アメリカCIAも彼女を利用するというストーリー。訓練を受けた後の試用期間でKGBナンバー2のオルガが命令を下す・・・いきなり弾の入ってない銃で要人を暗殺って・・・終わってみると、序盤のここが一番凄かったな。試用期間の給料と保険は?などと考えてると、即刻置いてきぼり=“死”なのだ。

 何度も過去に戻って「実は裏があったんだよ」という繰り返しシーンは、今ではコンゲーム作品でいやというほど使われているが、この使い方があまりスタイリッシュではないのです。ベッソンどうした?と思えるくらい、時代に取り残されてる気もします。

 そんなスパイを演ずるサッシャ・ルスの魅力。髪型や髪の色もコロコロ変えてりして、いい感じではあるのですが、泣きを見せたり、手首を切ったりで、弱々しい一面も見せてくれる。「あ、弾がない!」という表情も良かったりします。苦労して苦労して、自由を勝ち取りたい!男だって手段の一つにすぎないのです・・・多少ビッチ。

 1985年から始まるわけですが、1991年にはKGBも解体するので、社会情勢としてはギリギリのところ。ソ連崩壊にしたって、諜報活動してたらわかってる気もするのですが、東西冷戦の美しいスパイを回顧的に描きたかったのでしょう。そして、美味しい部分は他の者が持っていくというもの。ただ、トップに立つのはほんのわずかなんですよね・・・多分。

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kossy

5.0久しぶりの映画館、それだけで無条件に満点です❗️

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館
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グレシャムの法則

4.5上から読んでも下から読んでもANNA

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館

興奮

知的

萌える

本日5日から首都圏のTOHOシネマズが映画再開となりましたので早速TOHO 錦糸町へ。
リュック・ベッソン監督やりましたね!個人的にですが「レオン」以来のヒット作です。
リュック・ベッソン監督といえば美女をカッコよく撮る監督というイメージですが、今作はただカッコいいだけでなく脚本もなかなか見応えあり面白かったです。
時間軸が幾度となくカットバックしますがストーリーはわかりやすくて観やすいですし、完璧な美貌で凄腕なスパイだけどけっこう人間味のあるヒロインのキャラクターが好きです。
チェスがキーワードになっていて、先の先を読んだ結末が爽快でした。

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光陽

2.5美しいアクション映画

2020年6月5日
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鑑賞方法:映画館

楽しい

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J24

4.0感慨深い

2020年6月5日
iPhoneアプリから投稿
鑑賞方法:映画館

実に、実に久しぶりのスクリーン。とにかく最初は大きなスクリーン観たくて最大スクリーンでやっていたこちらを選択。実に感慨深い…
作品はリュック・ベッソンらしく、「こういうのカッコいいでしょ〜!」のオンパレード。アクションに多少見るべきものはあるものの、ちょっとセンスが古いかな〜。
まあでもそういうところも含めて映画館で映画を観た、という想い。長かった…

ヘレン・ミレンが良かったね…

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ぱんちょ

4.0【哀しきロシアンクールビューティー、自由を求めて、米ソの諜報機関を相手に見事なチェックメイト!リュック・ベッソン監督の得意分野、金髪美人のアクション炸裂作品。】

2020年6月5日
PCから投稿
鑑賞方法:映画館

悲しい

興奮

幸せ

 序盤はやや凡庸。

 アナ(サッシャ・ルス)も”荒んだ、死んだような”生活を送っているし・・。
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 アナの恋人は、”あ、君は戦車操縦が超絶上手い、イヴシュキンじゃないか!どうしたんだ、そのタトゥは・・”
 すいません・・。超絶面白いロシア戦車映画を一瞬思い出してしまいました・・。(アレクサンダー・ペトロフ:あの映画のヒットで脚光が当たったんだね。嬉しい・・。)
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―冒頭、旧KGBによる”ウワワ・・”なシーンあり・・。その背景には、KGB長官ワシリコフの対米強硬路線があった・・。そして、その問題解決がこの作品の根底にある・・。-

 序盤のトーンから、KGB高官のしたたかなオルガ(ヘレン・ミレン:当然、良い。)がアナに仕掛けた”KGBテスト”のモスクワ高級レストランでの”アドレナリンが体内から吹き上がる大殺戮シーン”から物語は一気に面白さを増していく。
 ”アナ、フォークで刺すのは止めて!。痛そうだよ・・”
-このシーンも含め、今作品で、何人殺したんですか!アナ?-

 ・KGBにアナを導き、彼女を支えるアレクセイ(ルーク・エヴァンス)と
 CIAのアナを抱き込もうとしながらもアナの魅力に引き込まれるレナード捜査官(キリアン・マーフィー:この人が出ると作品が締まります・・。)
 とアナとの三角関係も面白い。
-これが、ラストに効いて来ます。-

 だが、今作品の一番の面白さは観客が観せられる映像が、絶妙に計算された時間差で提示される部分にある。
 あの脚本の”技”が実に上手く効いている。

 アナを演じたサッシャ・ルスのアクションの切れも宜しい。(相当、トレーニングしたのだろうなあ・・。)

 さあ、今作品はシリーズ化されるかな?

〈今作品のKGBの辣腕の殺し屋、アナを演じたサッシャ・ルスはロシアのスーパーモデル。
「ヴァレリアン」のヒロイン戦士ローレリースを演じたのは、フランスのトップモデルのカーラ・デルヴィーニュ。
「LUCY/ルーシー」のヒロインはスカヨハ。
うーん、貴方の好みは分かり易いぞ!リュック・ベッソン監督。〉

■蛇足
サッシャ・ルスは「ヴァレリアン」で映画デビューとあるのだが、資料を見ても見つからない・・。パンド・デシネの生物に扮装していたんだろうか?

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NOBU