ANNA アナのレビュー・感想・評価
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アクションをもう少しリアルにしてくれたら、もっと良かった。
ロシアの女性スパイの活躍を描いたスパイアクション。
リュック・ベッソンが監督を務めるスパイ映画です。
女性スパイの悲哀をベースに、非情な暗殺シーン、迫力あるアクション。そして駆け引き。
流石ベッソン監督、と言える映画で楽しませてもらいました。
ただ個人的な好みとしては、アクションがもう少しだけリアルでも良かったように思えます。
ワラワラと敵が現れて、ドンドン倒していく・・・そんなシーンが続くと、ゲームを観ている感覚で興味が薄らいでいきます。
楽しめた映画でしたが、私的評価は標準点です。
坊主の彼女が可哀想。
サバイバル
ニキータの新バージョンなのかと思って見てました。いつジャンレノが出てくるんだろう?結局出なかったか。アナが冒頭部分でとても賢くなく描かれていてとても強そうに感じないのですが、大尉の娘でチェスが得意というだけでKGBに入っちゃうんですね。
すぐバチバチ殺してしまいますが、最後はまぁ生き残る人は生き残ったという事でした。チャンチャン
アナ!
解説?が丁寧で迷わない
映画を見終わったあと、解釈に迷うことはない。
劇中、要所々々で
時を遡り、なぜそうなったのか、を
解説してくれるから。
見る側としては、安心して見ることができるし、
裏を返せば、ハラハラドキドキは
あまり感じない。
一点、期待を裏切られた?のは、
主人公のガールフレンドが、
もしかしたらキーパーソンでは、、、
と予想していたが、最後まで
ただのガールフレンドだったこと。
味方が洗面所に隠したピストルで
要人を暗殺しようとするくだり。。。
ピストルは、なんと!空砲だった、
だけでなく、
部屋に隠れていたCIAに難なく確保される、
というシーンがあるが、
どこにでもカメラを仕込めるKGBが、
なぜ肝心の室内にカメラを置かないのか?
一流の殺人者がそんなにやすやすと
捕獲されるのか、
ということに引っ掛かりまくりました(笑)。
個人的には、
お色気シーンの必要性も判然としない。
二転三転…何転?
というくらい、時を戻そうが幾度もあり。やっぱりヘレン・ミレンは押さえてた。男性は利用され、女性は強し。サッシャ・ルスの身のこなし、ガンアクションもスタイリッシュで格好良く、ベッソン好きそうだなぁと。
ファッションモデルの女スパイは、最後はどっち側につくのか?
お得意様への優良商品
題材が「冷戦期でCIAだのKGBだの」の映画やったけど、単純な勧善懲悪ではなかった。この手のテーマで"米国作品"やと、大抵「米国=正義、ソ連=悪」みたいな、"結末丸分かり"のベタな公式に終始するけど、この映画はそういう「政治的しがらみ」からの解放がテーマ。ので、最後まで楽しんで観れた。
ただ、こういう筋の運び方やと、「ラストは"主人公の自立か、死ぬか"以外のオチはなくなるかな」的な部分はあり。まあ、でも全然問題なかったけど。
闘う美女の映画は、リュック・ベッソンのお家芸で「何度目やねん?」やけど、これは彼の「固定ファンを満足させるテーマ」として、しゃあない部分あるのかな感。ただ、今作は「現在の結果を観せてから、過去に遡ってタネ明かし」したりと、脚本的に凝っており、それまでの同系統のベッソン作品にはなかった、「要素」が加味されててて、単純な縮小再生産ではなかった。
ツッコミどころは、他のソ連内のシーンでは、ロシア語使ってるのに、「何でKGBの共通語が英語やねん」かな。後、まだソ連時代の話やのに、えらい最近っぽいノートPCとか、USBっぽいのが登場する点。レーニンの肖像画が壁にかかってるシーンがあったが、彼も下にある"最新の資本制商品"を見て、「なんじゃこりゃ」と、絵の中から出てきそうになったろう。
単純に面白い
リュックベッソンの女スパイ物と言えばニキータの印象が強かったので、アレックスとアナがいい感じの関係になった時は「あれ?」と既視感を感じましたが、終わってみると単純にエンターテイメントとして面白かったです。アクションがかっこよかった。
アナによるKGB長官の殺害などの、観客にとって意外な展開があった時には時間軸が数ヶ月〜数年巻き戻ってことの顛末を明かす演出も、そこそこ親切な作りをしていて、特にオルガが思わせぶりな仕草をするので特に混乱するということもなくて良かったです。
僕が最近映画を見始めてなかなか他の映画を見れてないので、他の人が言うような「使い古された展開」という感覚を抱かなかったのも楽しめた要因だと思います。
得意分野に戻り快打。
ネタバレ
実は…
ネタバレの応酬がスゴいな!
なんやかんやでおもしろかった。
吹替で良かった(何のこっちゃ分からんようなる)💧
最後…何で 『クソ女』ゆうたんやろ?
巻き戻して聞いたら…
あ! 録音してたのね!
手品のようなスパイアクション
『ANNA』鑑賞。
*主演*
サッシャ・ルス
*感想*
リュック・ベッソンの映画は、個人的に合わない作品が多くて、もう見ないと断言しちゃいましたが、噂によるとこの作品はどんでん返し系らしく、気になってしまったので鑑賞しました。
クソな人生を歩んできたアナと、CIAとKGBが絡み合い、過去と現在が交互に進行して、二転三転するので混乱しましたが、面白かった!
エロいシーンが数ヶ所あったりして、思わず苦笑いw
でも、アクションシーンのキレが良くて、アナがめちゃめちゃカッコ良かったですし、敵に対して容赦が無かったな~w
キャストはヘレン・ミレンとルーク・エヴァンスしか知りません←ごめんなさいw
どんでん返しの衝撃度は、やや驚き。
「あれ?」「あれれ?」「あらら!?」ってなりましたw
まるで手品のようなスパイアクションでした。(^^)
希薄なヒロイン
主人公をつとめる女優が、薄い気がする。モデルとしては、なんの文句もない、しなやかな銀髪美女だが、ひっかかるところがない。端正だけれど目を離すとすぐに顔を忘れる。
Sasha Lussのせいではないけれど、そのミスキャスト感をひきずられた。
雑感に過ぎないが、ベッソンは、もっとクセっぽい人を選ぶような気がしていた。
アークエットもポートマンもヨハンソンもデルヴィーニュも、クセっぽい──とはニュアンスが異なるけれど、画のなかで、しっかりとした濃さを主張できるヒロインだった。
その「濃さ」が、ANNAにはほぼない。かなりの違和だった。なぜこのひとが──という印象が、消えなかった。
とはいえ、アクションに入ると、かんぜんに観る者を掌握できる。
それを見ていたら、もしかすると薄いキャラクタライズの女性が、ギラギラの激しさでアクションをしたら、面白い絵になるかもしれない──とベッソンは踏んだんじゃなかろうか、と思った。──なっていた。
信者の多いベッソンだが、ベッソン好きには二極化がある──と個人的には思っている。
ベッソンといえばレオン、はメジャーで、おそらく大多数がそうであろうと思うが、ベッソンといえばグランブルー──のひとも少なくないと思う。わたしも後者である。
経年のあいだに、ベッソンは、アクションのじょうずな監督──という世評になっているように思われる。
韓国ノワールが台頭したこともあって、余計ごっちゃになった。
だけど先達はベッソンだったし、もともとベッソンの真価はノワールなアクションじゃなかった。
非情で釣る監督ではなくて、がんらいペーソスを描くひとだった。
ロートルがベッソンを愛する理由は、レオンやグランブルーの、やるせない哀感──だと思われる。
個人的には、すごく好きな監督というわけ──でもないのだが、ロートルがベッソンの新作に希求してやまないのは、かっこいいアクションとかではなくて、レオンやグランブルーの哀感──ではなかろうか。
けっきょく、ルーシーやアナを見て、ロートルはつぶやく。「いやだからベッソンさん、これでなくて(いや、これもわるくはないんだけれど)レオンとかグランブルーみたいなやつ見たいんですよ」と。
わたしもそうだった。が、楽しめた。
ロートル「昔からの愛好家、長い間のファン」
アクション好きだからって理由で見に行った。あとポスターに釣られて。...
アクション好きだからって理由で見に行った。あとポスターに釣られて。
とにかくギャップがよかった。
暗殺者の顔とモデルの顔、スパイだからそうみえるかもしれないが、取り調べ時の顔の表情はベリーキュート!
暗殺シーンもシリアスにじっくりいくシーンだったり、バスバスとテンポよくやってしまうシーンだったり、それに合わせた音楽のノリもとてもマッチしていると思う。
衣装も色々あり、着ている女優さんもモデルということでスタイリッシュで見応えあると思う。
KGB側なのかCIA側なのかわからなくなって、今どっちなんだろうっていう困惑ドキドキ感が良い。
オルガ(ヘレンミレン)が良き上司役で、最後にアナに投げつける台詞も強烈!(笑)
サッシャルスのアクションをもっと見てみたい。
う〜ん
待ってました、と言いたいとこですが、ヴァレリアンで見いだしたヒロイン抜擢みたいですがそれなら単純にヒロインはカーラ・デルヴィーニュにして欲しかったかな。リアルLGBTだしうってつけ、ベッソンの好みではなかったんですね...綺麗で可愛いカーラ嬢なのに笑。は、さておき物語と展開はさすがのリュック・ベッソン!飽きさせません!
ですが...各エピソード最終時に途切れて、何ヶ月前って展開使い過ぎ!!ニキータの焼き直しって言われるのを恐れた演出でしょーけど素直に物語が入って来ません!
これじゃあブツ切りでっせ😃
アナの仕事である人殺しをポップなBGMで流して描くのも今どきを考えたらどうかなですけど、敢えて挑戦してそうしたのでなくこれまで通りなひとつの演出ですって言う感じだし、衰えた..んですかね。
時間を遡るのはタランティーノのパルプフィクションやガイ・リッチーが流行らせたテクで古いし、しかも彼等は今回みたいな物語進行の辻褄合わせでなく、各エピソードの登場人物に焦点を当てたちょっと前こんなことあったのよ...あっそういうこと!
って合点がいったので違和感無かったけどこの作品は、また遡るのかよ!なんでちょっとどうかと思います、残念、次回作に期待です。
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