「凄まじいアクション経て、ヒロインが結局最後に自由を掴む脚本は良く練られていてgood」ANNA アナ Kazu Annさんの映画レビュー(感想・評価)
凄まじいアクション経て、ヒロインが結局最後に自由を掴む脚本は良く練られていてgood
クリックして本文を読む
リュック・ベッソン監督(フランスの監督・脚本家・プロデューサー、レオン等)による2019年製作の米仏合作映画。
原題Anna、配給キノフィルムズ
リュック・ベッソン監督作品は初体験。ヒロインのサッシャ・ルスによる凄まじい殺陣アクションに圧倒された。彼女、体を張ったアクションで動きに違和感もなくスピード感満載で随分と頑張ったなとも。但し、いくらKGBの殺し屋役とは言え、殺しすぎだろうとも。
モデルだけに種々の衣装や髪型・メークに変化をつけて、色々な姿が見えたのはとても良かったが、何分自分的にはあまり美しいと思えなかったので少々マイナス。
ストーリー上、個々のエピソードの都度、時間を巻き戻して、謎あかしをしていくのは独特と思ったが、まあ分かりやすくてgood。
肉体関係も有るKGBとCIAのおじさん2人を手玉に取り、ヘレン・ミラン演ずるKGB上官と組んでの一芝居はお見事で、ヒロインが結局最後に自由を掴む脚本は良く練られていると思った。
製作マーク・シュミューガー、リュック・ベッソン、脚本リュック・ベッソン。
撮影ティエリー・アルボガスト、美術ユーグ・ティサンディエ、衣装オリビエ・ベリオ、
編集ジュリアン・レイ、音楽エリック・セラ。
出演はサッシャ・ルス(ロシア出身のモデル)、ルーク・エバンス(ミッドウエイ等)、キリアン・マーフィ(バットマンシリーズのスケアクロウ役等)、ヘレン・ミレン(クイーンでアカデミー主演女優賞)、アレクサンドル・ペトロフ(T-34 レジェンド・オブ・ウォー等)、レラ・アボヴァ(主人公に恋するモデル女性役)。
コメントする