「死に感謝することで、今を精一杯生きられる」グッバイ、リチャード! まだまだぼのぼのさんの映画レビュー(感想・評価)
死に感謝することで、今を精一杯生きられる
突然の余命宣告で、これまでと違う自由な生き方を始めるリチャード。「どうせ死ぬんだし」という自暴自棄な感じとは少し違う、でも破天荒な行動が不思議と周りに影響を与えていきます。
癌を告げられた直後は開き直っているような、死を受け止めているようなリチャードでしたが、そりゃだんだんと体もキツくなるし、精神的にも不安定になる時も出てくる。そんなときに寄り添ってくれるピーターの存在が、とてもとても羨ましかった。人生の最期が分かった時に、共に過ごしてくれる親友なんて、なかなかいない。
また、わんちゃんのさり気ない癒やしの相棒感も良かった。最期のときまでリチャードが、心健やかでいられますように。
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