「見るに辛いハードな作品だった」ブレスレス エロくそチキンさんの映画レビュー(感想・評価)
見るに辛いハードな作品だった
SMを超えてしまった。プレイではなかった。危険だった。
妻と幼い娘と3人で幸せに暮らす外科医のユハ。
彼は妻の溺死により大きなトラウマを抱えた。
水中で網に絡まった妻を救えなかった。
生きる気力を失った。
一人娘と過ごした虚ろな10数年。ふと迷い込んだSMクラブでボンデージ姿のモナと出会う。
昼間はソーシャルワーカーとして働くモナ。多くを語られないが彼女もまた壊れていたのだと思う。男を辱めることでバランスを保っていたのでは。
ユハは首を絞められることを望んだ。酸欠状態になったとき死んだ嫁さんに会えた。どんどんエスカレートした。死んでも良かったんだね。きっと。
好きなジャンルだと思って観たが、許容範囲を超えていた。抜歯はダメだろう。目を覆った。娘も可哀想だった。
錯覚かも知れないが、自分はノーマルだと思った。
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