劇場公開日 2020年6月5日

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「小さな事が大きな事になる不安」ルース・エドガー はむちんさんの映画レビュー(感想・評価)

2.0小さな事が大きな事になる不安

2022年3月1日
PCから投稿
鑑賞方法:DVD/BD

これだけわかってればいい。
「アフリカの黒人が養子としてアメリカ人の夫婦と住み、学校でも家でも模範となるような生活を送っているのだが、ロッカーに怪しい花火を保管していたことから周りが疑問を持ち始める。」 以上

あとは駆け引き・心理戦とでも言えばいいのかな。親・教師等と少しずつズレを感じ、今までと同じコミュニケーションができなくなる流れ。

自分だったら溜め込んでないで普通に聞いちゃうけどなぁ。「違法な花火持ってるって聞いたんだけど、お前のものなのか?」てね。本当だとしてもドラッグや銃ほど重みを感じないので軽く聞けると思うんだけどな。。。
 優秀だから将来いい人生を送れる可能性が高い、台無しにしてはいけない…と周りが慎重すぎるよ。社会に出たら色々と揉まれるから成績優秀=成功するわけではないので。

 話題が小さい。

 しかし、人生を充実させたい人・既に充実してる人にとっては、些細なことでも周りに与える影響で、もし大きな出来事に発展したら...と不安が生まれるだろう。私の場合、特に仕事してる時なんか些細なことでも気になったりするから「どれだけ影響を及ぼす展開になるのかな」そう思って観てました。
 映画ではマイナスに進む流れですが、プラスになることも世の中は多いと信じたい。出会う人との相性、置かれている立場...個人的には主人公より、全裸になり仕事に影響を及ぼす黒人親子の方がわかりやすかった。もちろん他にも話題はありますが、全体的に静かに進む展開なので退屈だったというのが本音。シリアスな話だしナレーションあった方がわかりやすかったかな。

 最後は何だかストレス発散に走ってるだけに思え、問題解決には見えなかったけど「それが人生」てことなんですかね。

 成功してる人は闇を抱えてるもの。そういうことなのかな…

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はむちん