リズム・セクションのレビュー・感想・評価
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飛行機事故で家族を失った娘
飛行機事故ではなく、運悪く暗殺に巻き込まれてしまったのだ。彼女は普通の大学生だったのに、罪悪感と寂しさから逃れる為に、売春をしている。そこまで落ちるかって?思うけど精神は病むだろうなと思う運の悪さ。その便に搭乗しなかった人がいるのなら、運悪く搭乗出来てしまった人がいる。『あなたは別の被害者』というセリフが出てくるが生き残った方は一生苦しむから本当に辛いだろう。彼女が復讐をして気持ちが晴れたかどうかは分からない。
超スローテンポの復讐劇
家族を旅客機爆破テロで殺されたステファニー(ブレイク・ライブリー)のテロリストへの復讐劇。
007の制作会社として有名な英国Eon Productions制作でジュード・ロウ出演とくれば胸のすくようなリベンジ・アクションものかと期待したが主役は女性、それも銃さえ持ったことのない素人だから花を咲かせるために種から育てるような気の長い話、そこでジュード・ロウが特訓役、別に彼でなくても良いような脇役でした。
リード・モラーノ監督は女性と言うこともあり普通の女性がそう簡単に人を殺せるようになるのは不自然と思ったのでしょう、ステファニーの葛藤や逡巡ぶりばかりを描くので湿っぽい。
それに加えて登場人物やプロットの分かりにくさ、ステファニーの動機は単純ですが登場人物の動きに必然性が伺えないので何故、どうしての疑問ばかり。タイトルはリズムセクションですが皮肉でしょうか、この映画にもっとも欠けているのがテンポでしょう。
ラストまで来てプロの殺し屋もどきの変身ぶり、去ってゆくシーンはあわよくばシリーズ化というEONプロダクションらしい下心が見え見えでした。そうか本作は序章だったのか・・。
弱々しいが。
テロの巻き添えで殺された家族を
復讐のために
ステファニーは、ジュードローに
鍛えてもらう。
現場で鈍臭いながら
場数を踏んで
ラストは
一人前になっていた。
ブレイクライヴラリーが素晴らしい!
ネトフリ映画の様なクオリティ!!
売春宿での導入部は良かったですが、テンポが悪く単調なので、映画ならもっと色々あって良いと思います。前半、先生の解説は分かり易かった(ホロー弾の説明や、尖ったもので目や耳を狙え、等)です。脚本は悪くない(「殺す事は簡単だが、その後生きるのが難しい」等)のですが、映画自体には面白みがなく、全体的にネトフリ映画の様なクオリティだと思います。
ある意味リアルな…
売春婦でヤクもやってた格闘経験も何も無い女性が数カ月の訓練で殺し屋になるのだが、やはり無理があり、結構やられるし、トドメを刺しきれなかったり、走るの遅いし、服装もタイトでスタイリッシュではない様がかえってリアルかも。ブレイク・ライブリーは体当たりで演じてるけど、やっぱり金髪を靡かせるのが似合ってる。最初誰だかわからなかった。ジュード・ロウも彼女に特訓する役なのだが、端役でもうちょい出番を増やしてほしかった。ストーリーは単純でした。続編もありそうな終わり方かな。
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