劇場公開日 2020年9月11日

「声優さんの演技力!ド迫力のレシプロ戦闘機!圧倒的な重厚感!」荒野のコトブキ飛行隊 完全版 k kさんの映画レビュー(感想・評価)

5.0声優さんの演技力!ド迫力のレシプロ戦闘機!圧倒的な重厚感!

2021年11月1日
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鑑賞方法:DVD/BD

楽しい

興奮

幸せ

戦闘シーンのクオリティには目を見張る物がありました
劇場で2回の視聴とBDによる家での視聴です

まずこの映画は12話のテレビ放送版を編集した上で要所要所で追加シーンを入れたものとなっているのですが、この追加シーンがテレビ版で足りておらず物足りなさを感じさせ、評価を下げていたキャラクターの掘り下げ、飛行隊としての団結といった重要な場面となっており、まさに完全版と言うにふさわしい内容でした。

また1番に触れたレシプロ戦闘機による空中機動の戦闘シーンですが、これはテレビ放送版でも高く評価されていた場面であり、事実しっかりと専門家の監修が入ったこだわりの空戦です。

なんとこの完全版では!そのテレビ版を大きく超えるクオリティの追加シーンが多数収録されており、さらに機銃やエンジン音といった音響がさらに重厚感溢れる形で映画向けにパワーアップしています!

いやー、ほんとやってくれましたね…
凄まじいっすよマジで

この作品、キャッチコピーが『空戦が日常。』なのですが、この映画はまさにその通りな内容になってます。ハイクオリティな空戦シーンがとてつもないボリュームで収まっており、もう満腹満足です。

また、この世界に生きるキャラクター達にとって空戦はそのまんま日常なんです。物を運ぶのも、ちょっとした移動も、そしてそれを狙う空賊及びそれに伴う戦闘もぜーんぶ日常茶飯事!
だからこの世界に生きるキャラ達はそこに迷いや葛藤はなく、今日も当たり前のように飛んで戦う。息を吸うご飯を食べる寝るのと同じなんです。
これは戦争アニメではなく日常アニメなんです。

○○『私たちなんで戦うんだっけ』

その問への答えがこの素晴らしい作品を語るのに最も相応しい1説明であり、最大の魅力です。

この映画を作ってくださった監督を初めとした制作陣、そしてキャラ達の魅力を最大限引き出し熱量を持って演じてくださった声優陣の方々

本当に大好きです。

幸せな時間をありがとうございました。

『空戦が日常。』

k k